特集 2018年10月19日

選挙カーは時速100キロ以上出すと候補者の主張が伝わらない

ドップラー効果で何言ってんのかわからなくなります。

 

選挙カーは街をゆっくりと流しながらスピーカーで候補者の名前や主張を道行く人に伝えるのが役目である。

もしあの選挙カーのスピードが速かったらどうだろう。候補者の主張は何キロくらいまで聞こえるのだろうか。

サーキットを借りて本気で走らせてみました。

 

 

※この記事の本編はLINE NEWSに掲載されていますのでどちらもお楽しみください。

1975年愛知県生まれ。行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。


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> 個人サイト むかない安藤 Twitter

実験するために選挙カーを作ってもらった

これまで選挙に出馬したことがある人は知っているかもしれないが、選挙カーは一般人でも借りられるのだ。正確にいうと借りるというよりも作る、といった方が近いかもしれない。

今回、実験のために専門の業者にお願いして選挙カーを1台作ってもらった。それがこれである。

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選挙カーだ。

うむ、立派な選挙カーである。

候補者役にはスーツが似合う人がいいだろうと思い、ライター西村さんにお願いした。特に詳細は話さずにスーツできてほしい、とだけ伝えて待ち合わせしたので、これを見た時にはなぜおれが選挙に?と驚いたことだろう。

気持ちの整理をつけてもらうため、その足で国会議事堂の前までやってきた。

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「撮るんですか?写真を?ここで。」

最初はびびっていた西村さんだが、さすがである。すぐに観念してポーズを決めてくれた。西村候補、誕生の瞬間である。

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いよっ!先生!

ちなみに今回、選挙カーの業者にたすきとポスターも作ってもらったのでその気になれば本当にこのまま立候補できる。

しかし今回は記事に政治色を出したくなかったので、キャッチコピーは「好きです!県境」とぼやかした。西村さんが県境好きだからだ。そして選挙区分としては「国会議員候補」である。日本国籍を有し、衆議院は25歳、参議院は30歳以上であれば誰もが候補ではあるから間違いではない。

候補者、奥さんを迎えに行く

西村候補、これから奥さんをピックアップする必要があるというので、せっかくだからこのまま行くことにした。

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「ごめん、ちょっと説明しにくい感じで行くけど、そこで待ってて」

西村さんの奥さんは前にも突然結婚写真を撮ったりしたことがあり(あれも僕の企画だった)、もはや少々のことでは驚かないだろう。西村さんは「逃げるかもしれないな」と言っていたが、そんなことないと信じている。

選挙カーには強力なLEDライトもつけてもらったので、これも全開で迎えに来た。

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「遠くから見えた時、なんかやばいのがきたな、とは思ったんですよね(西村夫人)。」

さすが候補者のご家族である。多少あぜんとした程度で特に取り乱すでもなく、選挙カーに乗り込んできてくれた。懐の深い家族を持つこと、これが厳しい選挙戦を勝ち抜くための条件なのかもしれない(てきとうに言ってます)。

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この後お二人をご都合のいい場所までお送りしました。

選挙カーは候補者を下ろしてしまうと、運転している分には普通の車だった。ただ、信号待ちなんかで窓に写る姿を見ると、これがただの車じゃなかったことを思い出す。

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窓に写る姿を見ると確かに「やばいのいるな」と思う。

撮影は翌日である。今日は僕はこの車で帰って明日の朝まで家の前にこれを置いておくのだ。普段から近所ではなにやってるのかわからない人と思われているふしがあるが、いよいよ自分でもわからなくなってきた。

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