完全にじゃんけんでわりふったので、普段なら食べないお寿司を食べるいい機会にもなった。
特に、軍艦マヨブロックと脇役のお寿司ブロックどちらも完走した友人いわく「シーサラダ軍艦はめちゃくちゃおいしい」らしい。
この記事がなかったら食べなかったと言っていたので、たまには頼んだことがないお寿司を食べるのもよいと思う。
お寿司には「この順番で食べるといい」という順番があるらしい。
回らないお寿司屋さんだとおすすめ順で出してくれる(こともある)らしいが、私が普段行くのは俄然回る寿司である。
それなら、回る寿司の「最強の食べ順」を自分で考えてみればいいのではないか。
寿司の全メニューを、おすすめ順に並べてみよう!
お寿司には、こんな感じで「赤身」「白身」などざっくりした種類ごとのおすすめの食べ順があるらしい。
それなら、回るお寿司もそのおすすめに従って食べればいいのではないか。
せっかくなら各カテゴリの中での順番も決めてしっかり食べ順を決めてみたい。
いろんな寿司チェーンの中から、売上ナンバーワンのスシローをチョイスし、メニューを「こう食べるとおいしい」順に並べてみることにした。
ひとりで食べて確かめようと思ったのだが、想像以上にスシローのメニューが多すぎた。
とても食べ切れないので、身のまわりの「めちゃくちゃお寿司を食べそうな友人」をかき集める。
まずはスシローの持ち帰りメニューで、限定&サイドメニュー以外のすべての「にぎり」「軍艦」を注文。
ちょっといいエビなどが販売中止で買えなかったが、だいたいのお寿司は買うことができた。
ではこうして手に入れた大量のお寿司をさっそく食べる...わけではなく、まずは先に「順番の予想」を行っていく。
さくっと決まるかなと思っていたが、集まったメンバーの大半が金融やコンサルなどの「ロジカルな仕事をしている人」が多かったので議論は白熱。
「味が薄い濃いの定義はなにか?」「あなたのその意見の根拠はなにか?」とお互いを詰め合うスーパーロジカルお寿司会議が始まってしまった。
特に白熱したのが付け合わせ議論だ。
「オニオンがあるとお寿司の味は薄くなるのか濃くなるのか?」という意見に対して、「オニオンはさっぱりしているから薄くなるはず」というオニオン与党と「水にさらしていないオニオンは辛くなるはず」というオニオン野党がまっこう対立。
最終的に「自分はスシローのオニオンを何回か食べたが、水にさらしていることが多かったと思う」というスシロー有識者の意見によって、オニオン与党が勝利した。
これ以外にも「大エビとエビ」「ジャンボホタテとホタテ」という大小の差については「エビやホタテ1匹あたりの栄養が同じなら、サイズが大きい方が味は薄くなるはずである」という当たっているかはわからないが筋だけはバッチリ通っている意見が採用。
次に決めるのは「誰がどのお寿司を食べるのか」という大問題である。
が、ここで問題になったのがブロックごとの明らかな格差である。
ルールにのっとってジャンルごとにお寿司をブロックわけしたせいで、「ひたすらトロだけを食べ続ける人」「ひたすら軍艦マヨを食べ続ける人」という格差が出てきてしまうのである。
「このブロックだけは嫌だ」というそれぞれの思いを胸に、公明正大にじゃんけんでわりふってみたところ...
波乱もありつつ、とりあえず全員の食べるお寿司は決定。
ようやくお寿司を食べるときが来た!
お寿司は最低でも2貫ずつあるので、食べるターンを2回繰り返した。
すべてを食べ終わったら、ついにブロックごとに「最強の食べ順」を決定する。同じブロックを食べたメンバーどうしで話し合い、ベストな順番を決めていくのだ。
また、食べた人すべてから活発な意見が出たのが「わさびなす寿司」だ。
実際に食べた人からは「わさびなす寿司は、すべてに打ち勝つ味の濃さ」という意見が続出。
また、逆に味の薄さでメンバーを圧倒したのが「コーン軍艦」。
「マヨネーズだし濃いのでは?」と思っていたが、子ども向けのメニューということもあって、衝撃的な味の薄さだったらしい。
全部並べるとこんな感じ。
こうして全部で2時間半の議論を終え、できあがった寿司の順がこちらである。
ぜひ、スシローにいったときはこの順番で寿司を食べてみて欲しい。きっといつもより繊細な味の違いに気づけるはずだ。
完全にじゃんけんでわりふったので、普段なら食べないお寿司を食べるいい機会にもなった。
特に、軍艦マヨブロックと脇役のお寿司ブロックどちらも完走した友人いわく「シーサラダ軍艦はめちゃくちゃおいしい」らしい。
この記事がなかったら食べなかったと言っていたので、たまには頼んだことがないお寿司を食べるのもよいと思う。
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