まずはそのまま
まずはそのまま飲んでみる。
最初はヤクルト。
あーおいしい。子供の頃、一瞬で無くなるヤクルトに”はかなさ”を感じていたなぁ…。ヤクルト、大人になってから飲むとかなり甘い。こんなに甘かったかな…。私の想像でしかないのですが、少ない量でも子供が満足感を味わえるよう、甘さを強めに設定しているのではないか。
評価軸は、「甘さ」「香り」「コク」「酸味の少なさ」「後味のさわやかさ」という謎の軸です。私の独断と偏見で決めます。酸味は少ないほうが値が多くなります。酸っぱくないほうがたぶんおいしいので。
続いてマミー。
マミーは牛乳パック型で売られているので大人になってからもたまに購入してごくごく飲んでいる。たぶんごくごく飲むものじゃないんだろうけど。
あらためてちゃんと味と向かい合っていると、上品な味がする。後味があまり残らずスッと消えていく。香りも豊かだ。
次はピルクル。
ピルクルはコンビニでよく売られているのでついつい買ってしまう。身近な存在である。
乳酸菌飲料の中ではかなりパワフルな存在で後味がすごく残り、それが癖になる。コクもしっかりしている。
禁断の調合
さて、今回の企画は最強の乳酸菌飲料を作るというものである。ここからヤクルト、マミー、ピルクルを混ぜ合わせていく。「他にも乳酸菌飲料があるだろう」と言う人、ごめんなさい。全部やるとキリがないのです。今回は「比較的手に入りやすい茶色の乳酸菌飲料」ということでこの3つを選んだ。ちなみに私はぐんぐんグルトが最強だと思っている。
さて、どうやって調合するか。見境なく調合していては最強の乳酸菌飲料にたどり着けない。そこで今回は次のルールで調合することにした。
3×3×3= 27通りの調合パターンができる。ただし、「2mL、2mL、2mL」と「4mL、4mL、4mL」と「6mL、6mL、6mL」は同じ比率なので同一パターンとみなすため、重複を排除すると調合パターンは25パターンだ。これを全部試していく。
計測はデジタル計りで行います。最小表示が1gのデジタル計りなのでかなり誤差が多いです。すみません。あと水ではないので厳密には1mL = 1g ではないのですがそれもお許しください。
ああ、今まさに禁断の調合が行われている・・・!
飲んで、
記録して、
飲んで、
記録して、
しんどい・・・。
「好きなだけ乳酸菌飲料を飲むことができる」という、子供の頃の自分からしたら夢のような状況だが、甘さが蓄積していってしんどい。これ以上続けると逆に体に悪いような気もする。
さて、2時間ほどですべてのパターンを試し終えた。僕の腸内では今まさに3種類の乳酸菌たちが喧嘩をしている。
結果発表!
さっそくですが、25の調合パターンの結果がこちらである。
その中でも一番おいしかった調合パターンがこちら!
ヤクルト 2mL、マミー6mL、ピルクル4mLがずば抜けて美味しかった。最初に甘さが来て、コクもあり、最後にスッと消える。マミーの上品さにヤクルトとピルクルが華を添えている。これはおいしい!!!!