オレオの色と模様が銅鏡っぽい
ところで、記事を書くにあたって
「OREOはどうしてOREOなの?」
という疑問が生じたので調べてみた。ウィキペディアを読む限り名前の由来には諸説があってはっきりしないという。これだけ有名なのに誰も意味を知らないなんて、なんだか不思議な話だ。
まあ、いい。今回大事なのは形の方だ。
コアラのマーチを食べるときは、一つ一つ絵を確認してから食べる。でもオレオを食べるときには、そういうことをする習慣がなかった。あらためて観察すると、とても繊細な模様が彫られていて驚いた。ヨーロッパの貴族の紋章みたいに、一個一個に意味があったりするのだろうか?
丸い形に細かい模様がびっしりと彫られた形を見て、真っ先に思い浮かんだのが「銅鏡」だった。
オレオの形をそのまま銅鏡にしたら面白いのではなかろうか!?とはいいつつ、本物の「青銅」鏡を作るのは無理なので、3Dプリントの力を借りて銅鏡に似せた手鏡を作ってみることにした。
オレオの形をモデリングしよう
CGだからコピペでだいぶ楽ができたものの、材料に粘土を選んで手作りしていたら途中で挫折していた可能性が高い。なにも考えずに食べていたオレオの表面が、こんな複雑な形だったなんて!小学生の頃、理科の時間に顕微鏡で植物の葉を見たときのことなどを思い出した。
真ん中の「♀」を逆さにして横棒を一本足したみたいな模様とか、一体どうしてこうなったんだろう?世界は謎に満ちている。
3Dプリンタで出力しよう
できたモデルを3Dプリンタで出力する。
家にあるプリンタで出力するには大きすぎ、分割するのも面倒だったので、DMMのプリントサービスを利用することに。
箱を開けると、中から大きなオレオそのものが出てきたので笑った。しかし、きれいに印刷されていたことには感動した。
自分の中で、「パソコンでモデリング→3Dプリンタで印刷」という流れはまだ全幅の信頼をおけるものではない。画面上ではちゃんとした形になっているのに、印刷してみたらおかしなことになった、ということが過去に一度ならずあったからである。
一応、印刷前にデータチェックをしてくれるのだが、おかしな形になったものが届いたらどうしようかと心配していた。思った通りのデカオレオが届いて一安心だ。