くら寿司に8時間待てるのか
大阪万博初日に「くら寿司8時間待ち」というニュースが流れてきた。人はくら寿司に8時間も待てるのか。飲食店での待ち時間として、聞いたことない長時間である。8時間待った後に食べる寿司って、どんな気持ちなんだろう。
味わいたい、万博のその異様な空気感を……!!
くら寿司は東京にもある。「8時間待ってくら寿司を食べる」という部分だけなら、東京でも出来るはずだ。よし!行こうくら寿司へ!
どの場所にするか迷ったが、駅から近く、都心から離れているところで探し、昭島にすることにした。
部分的に大阪万博を味わうべく、昭島のくら寿司に行こう!
8時間後に予約

8時間待つので、朝イチに行こうと思ったのだが、寝坊して13時半に到着した。少し店内を覗いてみたが、平日の昼過ぎということもあってめちゃくちゃ空いている。すぐにでも入れそうだ。
本当はこのままお店に入ってしまいたい。起きてから何も食べてないのだ。空腹&空いている店内という、くら寿司を味わう条件はそろっている。でも、それだとただのありふれた日常だ。
私が味わいたいのは大阪万博という非日常。ここから8時間、くら寿司を待とう!!
心を沈めて、ネットで予約することにした。

今回、大阪万博に行きたいと言っていた友人を誘ってみたが、普通に断られた。 これが本当の万博だったら絶対に来てくれただろう。これが擬似万博と本当の万博の埋められない溝である。
1人だと寂しいので、我が家のぬいぐるみの中で一番ミャクミャクに近い子をお供に連れて回ることにした。

待つと言っても、実際の万博ではずっと並んでいるわけではないだろう。待っている間、万博内のパビリオンを見て回るはずだ。
私も昭島駅周辺のパビリオンを見て回ろう。
万博散歩
昭島駅周辺を、万博内という気持ちで歩いてみよう。


ふらふら歩いていたら、早速万博っぽいスポットを発見した。

万博内には給水スポットがあり、マイボトルを持っていると無料で給水できるのだ。しかもカッパがいる!!何のキャラかわからないけど、2ショットを撮っておこう。


実際は長蛇の列ができているとニュースで見たので、タイミングよく空いていて得した気分だった。万博と思って街を見ると、何気ない風景も魅力的に見えてくる。




ミャクミャク発見
ぐるぐると万博内を歩いていたら、ついにミャクミャクと遭遇!!


くら寿司を食べるまで8時間あるので、まずはここでご飯を食べておくことにした。

青椒肉絲とチャーハンは普段から好きでよく食べているが、万博に来ているという気持ちを作ってから食べると、海をまたいでやってきたという食の異国情緒を感じた。
ココナッツバター餅は初めて食べたが、バターの香りが広がる甘いお菓子。もちもちして美味しい。遊園地のチュロスのように、非日常に食べると美味しさが倍増するタイプのお菓子である。