特集 2024年10月23日

ケンタッキーフライドチキンの皮だけ弁当

残った肉と骨でも楽しめる

さてここからは、またまた余談。皮だけはがしてしまって残りのチキンはどうしたんだ問題に、簡単なフォローを入れさせてもらおうと思います。

まず、皮がなくなったチキン。これはビニール手袋をした手で骨から外し、食べやすいように割いたら、ものすごくいいおつまみになりました。

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新提案「皮なしケンタッキー」

皮がなくてもしっかり塩気はあるし、皮ありよりは確実にヘルシーだと思われるけれども、ちゃんとケンタッキー風味がするのがいいですね。

さらに、残った骨。

噂には聞いていたんです。「食べ終わったケンタッキーの骨からは、いいだしが出る」って。けれども、直接しゃぶったチキンの骨からだしをとるっていう行為に、ほんのりと抵抗があったんですよね。いや、きちんと水洗いしたり、自分で食べるぶんにはいいんだろうけど。

しかし! 今回の骨は手で身を外しただけ。つまり抵抗ゼロ。これは完全なる、煮出しチャンスじゃないですか。

そこで、わざと少し肉を残しておいた骨3ピースぶんを、鍋で煮ていきましょう。

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さてどうなる

弱目の火加減で2、30分も煮ていると、スープはすっかり白濁

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ぐつぐつ

試しにここで味見してみたところ、塩気はほぼなしの、優しい〜鶏スープという感じですね。なるほど。ほんのりと塩を足すと美味しい。

とはいえ、このまま煮つづけても、骨の分量からして“濃厚鶏白湯”的なスープにはならなそうです。そこで、いったんザルでこし、かつおとこんぶメインの出汁パックを追加して、もう少し煮こんでみましょう。

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骨をとりのぞいて
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さらにぐつぐつ

その間に骨から肉を丹念に外しておきまして、それを魚介とこんぶの風味が加わったスープに戻してやり、塩で味加減を調整すれば、

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ケンタッキー骨だしスープの完成

いい色! 今回はそれを中華生麺と合わせてみましょう。

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ケンタッキー骨だしラーメン

いや〜これが、穏やかな味わいながらも満足度の高い、ものすごく美味しいラーメンでした。このラーメンを500円で出しているお店が地元にあったら、末長く通うこと間違いなし。大満足。


フライドチキンの皮万歳!

後半の余談が長めの記事になってしまいましたが、ドン・キホーテおよびケンタッキーの、フライドチキンの皮だけ弁当。どちらにも良さがあり、特にケンタッキーのサイの皮とごはんの相性は素晴らしかったです。

この記事を見て「嫌いじゃないかも……」と思われた方には、ぜひ一度体験されてみることをおすすめします!

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