カンボジアに8泊9日で旅行してきた。初めてカンボジアに行ってわかったのだが、予想以上に治安がよく街もキレイだった。
8日あったのでいろんなことをした。
アンコールワット周辺の遺跡を巡ったり、
ナイトマーケットで買い物したり、
ボートに乗って水上レストランに行ったり、
深夜バスでプノンペンに移動したり、
レストランでカンボジアのコース料理を食べたり、
……と、とにかく充実した毎日だった。
ただ、初めて海外に3日以上いてわかったのだが、5日もあれば新鮮さはなくなっていく。同じ場所にいると慣れてくるもので、「今日は部屋でゆっくり過ごすか」みたいな日もでてくる。(それが贅沢でよかったのだけれど)
カンボジア料理も食べまくったので、チェーン店に行くことに
カンボジアの料理は日本人にものすごーーーーーーーーく合う。なにを食べても美味い。香辛料や独特な香りがしそうなイメージがあったのだが、癖などがほとんどなかった。
毎日、新しいものを食べるのが楽しみだった。
カンボジアでは法律的にお店を出す許可をとる必要がないため、屋台や雑貨屋が道端にゴロゴロとある。自宅の入り口を開け放してお店にしていることも多いのだ。なので、そこに住んでいる家族の横で食事をすることもあった。
誰でもお店がだせるのでとにかく食事が安い。2ドルあれば満足に食べられるし、5ドルあればビール付きでかなりの贅沢ができる。
いろんなところにも行ったし、カンボジアの代表料理的なものもだいたい食べてきた。カンボジアの風景を見てもだんだんと新鮮さを感じなくなってきた。
どこかおもしろい場所ないかなーと思ってGoogleマップを眺めていると、日本でもなじみのあるチェーン店がカンボジアにもいくつかあることに気づいた。
海外と日本だと同じチェーン店でも味やメニューが違うと聞くので、行ってみたい欲がふつふつと湧いてきたのだ。
これが2〜3日の旅行だったら「チェーン店行くなんてもったいない」と思ったかもしれないが、なにせ8日もあるのだ。8日あったからこそできる行動だ。
ということで、今回は8つのチェーン店に行ってきた。数も多いので短めにサクサク紹介していきたいと思う。
- ケンタッキー
- ロッテリア
- 牛角
- 温野菜
- イオン
- 丸亀製麺
- ビッグボーイ
- スターバックス
ケンタッキー
定食だ、ケンタッキー定食だ。日本じゃありえない光景。
チキンは日本のものより衣が厚く、噛んだときのザクザク感も強い。そしてピリ辛だ。米に合う仕様になっている。日本と全然違っておもしれー!
お米はターメリックライスのような味付けで、さっぱりしたピクルスとの相性も良い。美味い、ケンタッキー定食はありだ!!
ただし、「日本で販売して流行るか?」と聞かれたらNOと答える。
ケンタッキーに来てお米を食べるスイッチがまったく入らないのだ。米じゃなくてバーガーやツイスターを求めている気持ちが強い。お茶だと思ったらめんつゆを飲んでいたときの感覚に近いのだ。コレジャナイ感ってやつ。
調べてみるとインドネシアや台湾のケンタッキーでも米のセットがあるらしい。
どの国のケンタッキーで米があるのか気になったので、日本ケンタッキーに問い合わせてみた。
「メニューの仕組みや海外商品販売については調理方法含め
各国で異なっております」
という回答が返ってきた。さすが自由の国のチェーン店、調理方法も自由なのだ。
ロッテリア
バンズも肉もぶ厚いし、ピクルスや玉ねぎ、レタス、チーズなどが入っていて具だくさんだ。
食べてみると日本のハンバーガーとは味が大きく違うのがすぐにわかった。ケチャップが甘いうえにサラッとしている。さっぱりな味付けで酸味も薄い、辛味のないスイートチリソースに近い。
ケチャップの主張が薄いので、マヨネーズの酸味がより活きている。2つの調味料の相性が抜群だ。このハンバーガーの味付けの方が個人的には美味しい。というか好きだ!!!
日本のハンバーガーはマヨネーズもケチャップも味が強いので、かなり濃いんだなとカンボジアのロッテリアを食べながら実感した。
ちなみにロッテリアは韓国では超有名チェーン店らしく、日本と台湾以外の店舗は全て韓国法人で経営しているらしい。だからこんなにもメニューが違うのか。