特集 2023年7月9日

【パオン公園】巨大な2頭の象の滑り台がcool!坂の高低を活かした造りが斬新でした

神楽坂駅から徒歩1分半のところに、とても素敵な公園を見つけた。
巨大な象たちの滑り台が最高なのだ。

正式名称は「あかぎ児童遊園」。
だが、勝手にパオン公園と呼ぶことにした。

どういう所かレポートします!

東京葛飾生まれ。江戸っ子ぽいとよく言われますが、新潟と茨城のハーフです。
好きなものは犬と酸っぱいもの全般。そこらへんの人にすぐに話しかけてしまう癖がある。上野・浅草が庭。(動画インタビュー)

前の記事:閉店日のゲーセンは「ちょい甘」設定になっていたし、常連客がフィギュアとお金をなるだけ落としていく日だった

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パオン公園の滑り台

まずはこのツイートを見てほしい。
パオン公園の滑り台を滑ってみた動画だ。


 

この滑り台では、二頭の象の鼻を続けて滑り降りることができる。
ただの一直線ではなく、一度くねりが入ることでスピードの緩急が楽しめるところがポイント高い。

この日はほかの用事があったためこれ以上堪能できなかったが、動画を見返すにつけまた行きたくなり、翌朝改めて再訪することにした。

出入口が細くて気づきにくいところにある!

パオン公園を見つけたのは、たまたまデイリー編集部の古賀さんと一緒に神楽坂駅を目指し歩いていた時のこと。
入り組んだ住宅街で道に迷い、引き返そうとしたときに見つけた。

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公園はたいてい開けた所にあるイメージだけど、パオン公園の入り口は狭いです!
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細い道が気になってちょっと覗いてみたら…
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でかい象たちがいる!

パオン公園の敷地は全体的に細長い造りで、周りは民家で囲まれている。
よくある公園は見通しが良いものだが、ここは出入口が両方とも狭く、まるで隠れているようだ。

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もう片方(高い位置にある方)の出入口。こちらも気づきにくい
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この先に公園があるとはあまり想像できない。けどつい歩いてみたくなる良い細道だ。

細い道というのはなにか惹かれるものがある。
そこで、誘われるように進んでいったら、あの象たちが現れたわけだ。

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出入り口には、鍵のかかる扉が設置されている。

パオン公園と勝手に名づけてはいるが、正確にはこちらは児童遊園。
児童たちが健全に遊び、情操を豊かにするのが目的の場所である。

だからなのか、鍵つきの扉が入り口に設置されており、使える時間も決められていた。
※開門時間は午前8時~午後6時(4月~10月)、午前8時~午後5時(11月~3月)

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普通に「道」として使われている

私はちょうど朝8時に訪れたので、門は開かれていた。
平日だったため、通勤・通学の人たちがひっきりなしに通り抜けていく。
普通に「道」としても使われているのだ。

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広場もある。部屋で例えるとロフト部分。
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象の頭からの眺め。細長い。
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「道」として使う人たちは右の階段を使う。遊びたい人は象さんを使う。

坂の高低差をうまく利用した遊具だった!

神楽坂という地名なだけあって、この辺は坂が多い。
この2頭の象はその高低差をうまく利用していたのだった。
こんなに楽しい坂道の利用法があったんだなと感心してしまう。

自分がもし近所だったら階段ではなく必ず滑って帰るだろう。
近所の人たちが羨ましい!

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象の耳から登れるのもいい!

象の表情がいい

なんといっても象のリアル寄りな表情、そして2頭連なっているのがいい。

むかしケニアのサバンナで見た象の群れを思い出した。
まさしくこんな感じで、迫力と可愛らしさが同居していた。

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2頭連なっているのがとてもいい!

一頭だけだと寂しかったかもしれないが、奥にも控えているところがいいんだよなあ。
それと冒頭にも書いたけれど、2頭の象の鼻をつたうことでただ一直線ではなくて途中でうねりが入って楽しいのだ。

小さい子供でまだ大きい滑り台が怖いという場合でも、ゆっくり行けばいったん真ん中でとまることもできる。

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上の象は立派な牙が生えています!
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上の象の正面。バッチリ目が合う。
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なお手前にはテイストの違う象もいました!

大人好みの配色がいい!

パオン公園の遊具は他に、動物の形の乗り物が4つと、砂場があった。
この動物たちがまた、主張しすぎず大人好みの優しい色合いで素敵なのだ。

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安定感のあるキリン。ガチャガチャでほしいな
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土から上がってきたカバ。そういえばカバは汗がピンク色だ

という感じでパオン公園は、狭い敷地ながらうまいこと高低差を利用した発想豊かな場所でした!


細い道の先にみつけた宝物

細い道はついその先がどうなっているか気になる。
たいていは行き止まりだったり違う道に交差するだけだが、たまにこういう予想だにしない景色に当たることがある。

それはふと宝物を見つけたような感覚で、とても興奮した。
これからも細い道を見つけたら積極的に通らねばと思った。

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このあと私は出社です。会社まで象の鼻をすべって行けたらいいのに…!
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