明るくなるようす
まずこれが車内が明るくなる瞬間だ。わかりやすいようにカウントダウンを入れておいた。
ふわっと明るくなっている。国際線の飛行機のようで雰囲気がある。
でもいつ暗くなっているのか分からない
となるとどこかのタイミングで暗くなっているはずだ。そのシーンも撮っておこう。
駅に停車する前から録画ボタンを押して、停車、そして発車して5分ぐらい撮りっぱなしにしていた。いつ暗くなるのかドキドキしながら。iPhoneが勝手に明るさ調整しないようにAEロックもした。
しかし暗くならないのだ。
iPhoneのメモリ残量も気になるので止めて動画のはじめと終わりを比べてみる。
え、いつ暗くなってた?
怪人20面相の仕業か。
この興奮が伝わらない、もしくは興味のない人のために写真を並べておきます。
2枚をアニメーションにするともっとわかりやすい。
いつ暗くなったのだ?
ゆっくりゆっくり暗くなっていた
なぜ気づかなかったのだろう。
動画を早送りすると、暗くなる瞬間が特定できた。
ただ、約7秒かけてゆっくりゆっくり暗くしているので気づかなかったのだ。
駅に到着しているあいだにゆっくり暗くなっていくが、動画で見ても分からない。
10倍速にするとようやく分かる。
駅に停まっているあいだにこんなことをしていたとは!
やるな!
まとめるとこうなる。
新幹線は到着のアナウンスの直前に照明が明るくなり、到着している間にゆっくり照明を落としている。
調べたらこの照明の変化は最新型のN700Sという車両だけらしく、到着直前に荷棚に注意を向けるように荷棚の照明を明るくしているそうだ。乗り物ニュースに書いてあった。
(「テンテンテンテテ~ン♪と同時変化 最新新幹線「N700S」天井周辺も注目 実際に乗って」)
そして7秒かけて照明を暗くしているのだ。
もういちど乗った
僕が乗った車両だけだったら不安なので、後日もういちど乗って確かめた。
やはり約7秒かけてゆっくりと暗くなっていった。
動作が同じなので、絶妙なスライダー操作ができる車掌がひとりいる、ということではないようだ。
ふたりだった可能性もある。