特集 2023年6月13日

レフ板で合成写真になる

これでなれるのか?

人に、不自然な角度や強さの光を当てると、背景の光の具合と辻褄が合わなくなり合成写真のように見えるらしい。本当だろうか。

1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー

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G7を再現したい

先日開催されたG7広島サミット。『宮島での写真や映像が合成っぽい』という本筋とは関係のない話題があった。

1枚目の写真。本当に合成っぽい。不思議な写真だ。

調べてみると、ライティングの不自然さが合成っぽさにつながっていることが分かった。背景を見ると明らかに逆光なのに、人物には正面からしっかり光が当たっている、その不自然さ。

 不自然な光を当てると合成写真になれるということか。リアルにいるのにデジタルっぽい俺。メタバースの逆だ。メタバースの逆か? とにかくやりたい!

太陽光とレフ板で

こんな撮影をするには日の光がしっかりある、というのが最低条件である。

そこそこの晴れ具合。梅雨入り前の最後のチャンスだった

メンバーは編集部の林さんと安藤さん、そして僕の3人。最小限の人員でG7を再現する。 

編集部の林さんにレフ板を持ってきてもらった

時刻は太陽が登りきっていない朝10時。斜めから背中に射す日の光をレフ板で反射させて、正面からも光を当てる、という作戦。

G7と同じはず。ここが俺の宮島だ!

目が開かない

よし、やるぞ。

眩しい!
目が開かない

レフ板には白の面と銀の面があった。白はほわっと柔らかく光を反射させて、銀はカーッと強く反射させる。

銀のレフ板は、普通曇りの日や暗い場所で使う物だが、今回は不自然にしたいので青空のもとで使っている。

だからすごく眩しい。眩しいというか熱い。すごいぞ太陽エネルギー。 

何度撮ってもこうなる
ほら、もう頑張るとかじゃない。目なんか開かない

カメラマンのアシスタント経験のある安藤さんが「これ絶対怒られるやつですよ」と言いながらニコニコで光を当ててくる。

それでいい、今日は不自然な光を当てたいんだ。だから怒られるやつでいい。やってくれたまえ、と思うんだけど顔の筋肉が言うことを聞かない。

ダメな光を当ててくれ!
関係ないんだけど、茂みにいる人に光を当てると野生生物を見つけたみたいになる
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背景と光の当て方を色々試す

そして肝心の合成っぽさだが、もう一息という感じ

おかしな写真ではあるし、合成っぽさの兆しがあるようにも思える。

ここから場所や光の当て方を試行錯誤した。 

背景を木にしてみたり、
日陰に立って日向から光を当ててみたり、
LEDの照明にしてみたり(屋外では効果無かった)

目立った成果はないが、僕たちは手応えを感じていた。もう少しなんだ。ちょっとしたことですごい合成が、生身のフォトショップが生まれる気がする。

そんな気持ちで試行錯誤して30分ほど。 

おや

⏩ 合成っぽくなった

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