小出し記事「【2週間】素人がパンを毎日つくったらうまくなるのか?」
ライター:megaya
第一回:0日目 準備編
第二回:1~3日目 丸パン、ドーナツ型、コーンマヨ
第三回:4~6日目 慢心、そして再出発
第四回:7~9日目 新しい道具、材料
※小出し記事は書けたところから即、小出しに公開する連載企画です!
パンを作ってみたい。
初めて手作りパスタを作ったときに小麦粉から麺ができるという当たり前のことに感動した。粉から食料を生成する錬金術だ。
材料が頭でわかっていても手を動かして料理が完成していく過程を見るのはやはり楽しい。工場見学をしているような感覚になれる。
「手作りで粉から錬成するの楽しい〜〜!!!」と思ったので、今度はパンを作ってみることにした。
形、味、硬さなど様々でアレンジの幅も広そうだし、自分で作ったパンを朝から食べる生活とか憧れる。将来的にはハイジのおんじみたいな生活がしたい。
よし、パン作りをしよう!やるならいつもどおり短期集中で徹底的にだ!
まずは道具をそろえよう
なにはともあれ始めるにしてもパン作りに対しての知識がまったくない。まずは必要なものを知る必要がある。
よし、本を買おう。
レシピ本は道具の揃え方から作り方まですべて載っている秘伝の書だ。先人の叡智がギュッと詰まっている。料理は本を買うところからスタートだ。
ちなみに電子書籍より紙の本の方がおすすめだ。汚しても気にならないし、手が汚れていても開くことができる。両方とも試したが料理するときは圧倒的に紙の方が使いやすい。
「始めてやるからには適当じゃなくてちゃんとした基礎から学びたい」という思考は初心者にとって罠である。
どんな分野にチャレンジするにしても、まずは形にすることが大事だ。形にさえなれば「うお、俺って天才じゃん」という全能感を得られて楽しくなる。基礎を学ぶのはそれからでいい。
パン作りってもっと道具や材料が必要なのかと思っていたが、ほとんど家にあるものだけで事足りた。
ただ、一つだけ問題があった。オーブンレンジがない。家には電子レンジしかないのだ。
フライパンなどでパンを作る方法もあるらしいが、やるならばちゃんとオーブンで作っていきたい。
ネットで色々と調べてみたところ以下のような条件を満たしていればパン作りとしては最低限OKらしいことがわかった。
■温度は200度以上がでること
これは必須条件。200度以上で焼くパンは多い
■30L以上で2段になっているサイズのもの
車庫が小さい電子レンジだとパンが焦げやすくなってしまう
■スチーム機能がついている
パンがかさかさに固くなってしまうのを防ぐことができる
■発酵ができる
時短になってパン作りが楽になる
さて、これで本、道具、オーブンレンジという三種の神器を揃えることができた。これから2週間パンを作っていきたいと思う。
レッツ&パン!!
小出し記事「【2週間】素人がパンを毎日つくったらうまくなるのか?」
ライター:megaya
第一回:0日目 準備編
第二回:1~3日目 丸パン、ドーナツ型、コーンマヨ
第三回:4~6日目 慢心、そして再出発
第四回:7~9日目 新しい道具、材料
※小出し記事は書けたところから即、小出しに公開する連載企画です!
※『デイリーポータルZをはげます会』のサポートによってこの記事を制作しました。