広告企画 2023年3月19日

大人になったいまこそ大学にファッションデザインを学びに行く

大人になると「あのとき勉強しておけば...」と思うことがよくある。私にとって、そのひとつがファッションである。

いまさらだが、ファッションの基礎をどうにかして学んでみたい。できればガッツリしたやつがいい。

ということで今回は、学生の気持ちになって相模女子大学・生活デザイン学科の講義を受けさせてもらうことにした。

どうでもいいことを真剣に分析してみる記事をたくさん書いているエンタメライター。音楽や映画が特に好き!

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今回やってきたのは神奈川県相模原市の相模女子大学。

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「生活デザイン学科」というとても楽しそうな学科のファッション講義におじゃまする。

登場するのはこの4人だ。

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角田千枝先生 相模女子大学学芸学部生活デザイン学科教授。パタンナーとして、大手アパレルブランド勤務のあとフリーランスとしても活動。また、交通安全未来創造ラボ(日産自動車)の特別研究員として交通事故防止を目的とした衣服提案や啓蒙活動などを実施中。ファッションについてわからないことがあるたびに助けてくれる。

まいしろ エンタメライター。冬服のトップスが3枚しかない。

古賀さん デイリーポータルZ編集部。どう気を付けても呪われたように似た色やデザインの服ばかり買ってしまう。

安藤さん デイリーポータルZ編集部。ダウンパンツをどうしてもおしゃれに履きこなせないが、温かいので手放せず困っている。

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「服は誰でも作れる」と言われて早くもとまどう

久しぶりの大学の講義、まず案内されたのがこの部屋だ。

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家庭科室みたいな講義室。席に座るだけですでに楽しい。

デザイン系の学部ということもあって、講義室からすでに普通の大学とは違う空気がただよっている。

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すごい数のマネキンがあってちょっと怖い。
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こちらは何に使うのかまったくわからない輪切りのマネキン。部屋中によくわからないアイテムが散らばっていた。
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ここで先生が登場。大学講義の始まりである。

先生には事前に「新入生が受ける最初の講義をして欲しい」とお願いしていたので、開口一番「みんな、入学おめでとう!」と言われた。

本当は全然入学していないのに、ちょっと嬉しい気持ちになる。

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安藤さんと古賀さんが、これからキャンパスライフを一緒におくる仲間たちに見えてきた。

まずは先生に「服を作ったことがある人はいますか?」と聞かれる。

あるわけがないので、「小学生のときキュロットを作りました!」「自分もナップサックなら作りました!」とぎりぎり思い出せた家庭の授業の内容をみんなで言う。

先生はさらに「では、服を作るのは難しいと思いますか?」と聞いてくる。

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口には出さないが「お、思うに決まっているじゃないか...」という空気がただよった。

明らかに不安な顔をしていると、「実は昔は誰でも服を作っていたんですよ!」と言われた。

昭和初期ぐらいから家にミシンがあることが当たり前となり、その頃は日常着が手作りなのは珍しくなかったという。

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そして突然、謎の紙が配られ...
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「これを使って服を作ってみましょう!」と言われた。
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入学したての学生のようにとまどう我々。

どうやらこの講義は聞いているだけではなく、「本当にイチから服を作る」らしい。

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