AIとポッドキャストやろうかな
新しいボイスモードでのChatGPTとも会話をして要約をまとめてもらったが、旧バージョンほどの破綻がなかった。
このほどよく破綻していて、いつでも会話の相手になってくれるChatGPTとポッドキャストをやろうかと思っている。
ZoomにはいつのまにかAIアシスタントという機能がついていた。
会議をするとAIが話したことの要約を作ってくれるのだ。
それがなかなか当たっている。
だったらもうAIと会話して、それをAIに要約してもらうのはどうだろう。
これがとある日の編集会議の要約だ。
「じゃあそれやっといてもらっていいですか」「あれもやんなきゃねー」と言った軽い発言も聞き逃さずにタスクリストにまとめてくる。だいたい当たっていて優秀である。
これでAIと僕との会話を要約してもらう。まとめてもらうAIはChatGPTである。
僕のアカウントのChatGPTは僕がおかしな会話をするようにあれこれ指示した結果、ふざけたことしか言わなくなってしまった。
例えばこの会話だ。
冗談でやんすよ、ってこいつは一体なんなのか。
時間があったら動画でもどうぞ
ChatGPTの音声会話(ボイスモードと呼ぶらしい)は数ヶ月前から新しいバージョンに変わった。新しいバージョンは画面が青いのですぐ分かる。
タブレットとスマホの両方にChatGPTのアプリを入れているが、タブレットの表示はなぜか古いボイスモードの白のままだ。スマホのほうは新しくなった。
環境によって違うのかもしれない。それは全然構わないのだが、怖いのは白いほうも新しいバージョンだと言い張ることだ。
本当にアイコンの色はそのままで新しいボイスモードが話しているのか、AIが言い張っているだけなのかが分からない。サスペンスとか言ってごまかされている。
前置きがながなくなってしまった。Zoom越しにAIと1時間ほど話をした要約がこれだ。
ふざけるAIと黙々と議事録を取るAI、会社でよく見る会議のようすがAIだけで再現された。
タスクリストが見事に僕しかない。AIどうしが結託した。
文学フリマ前日だったので、売る商品の梱包作業のスケジュールについて相談したが、早くやれ・何なら早起きしてやれの一点張りだった。
ChatGPTには身体がないので、袋詰めの作業ができるはずもなかった。ふざけているだけで仕事を手伝ってくれないやつであることが分かった。
ホイコーローナイトをやるなんて言った記憶がないのだが、ログを見るとこのような会話になっていた。(ChatGPTのログから抜粋、そして一部削ってあります)
「それはいいね」だけで議事録にホイコーローナイトを開催と書かれたようだ。そんなこと言ったっけ?ってことが議事録に書かれる。社会人として身に覚えがあることだ。
AI同士の連携が侮れない。
山崎ホイ正義
新しいボイスモードでのChatGPTとも会話をして要約をまとめてもらったが、旧バージョンほどの破綻がなかった。
このほどよく破綻していて、いつでも会話の相手になってくれるChatGPTとポッドキャストをやろうかと思っている。
ここから
会員特典コンテンツです
この先は「デイリーポータルZをはげます会」会員向けの有料コンテンツです。会員になるとごらんいただけます。
▽デイリーポータルZトップへ | ||
▲デイリーポータルZトップへ | バックナンバーいちらんへ |