特集 2018年1月5日

競走馬と観客が近すぎる!南米チリの競馬事情

チリは馬と観客の距離が近すぎます
チリは馬と観客の距離が近すぎます
競馬というものがある。馬が走って、馬券というものを買って応援するものだ。日本にも競馬はあるし、ヨーロッパにも、アメリカにも中東にも南アメリカにも競馬は存在する。世界中で競馬は行われているのだ。

南米「チリ」でも競馬が行われている。日本の競馬とは違い、馬と自分との距離が近いのが特長だ。物理的な距離が近すぎるのだ。自由すぎると言ってもいいかもしれない。そんなチリ競馬を堪能しようではないか。
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー)

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> 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮

チリ競馬にようこそ

競馬をギャンブルと言う人も多いだろう。実際問題としてギャンブルではあるが、ロマンであると私は思っている。地と血と知の競技が競馬なのだ。馬券を買うだけが競馬ではなく、馬を見るだけでも競馬は楽しい。私は中一から競馬を見ている。
競馬が大好きなのです!
競馬が大好きなのです!
競馬は日本だけではなく、世界中で行われている。日本の裏側のチリも例外ではない。むしろ競馬が盛んな国のひとつだ。ぜひ見てみたい、中一から小倉競馬場に通っていた私としては世界の競馬を見たいのだ。
ということで、バスに乗って、(日本からは飛行機にも乗りました)
ということで、バスに乗って、(日本からは飛行機にも乗りました)
チリの競馬場にやってきました!!!
チリの競馬場にやってきました!!!

チリと日本の違い

チリには3カ所の競馬場があり、今回は一番歴史が古いチリ競馬場を訪れた。クラシック競争という3歳馬の大きなレースがすべて行われる競馬場だ。日本の中央競馬場とは異なり、ダートコースしかないのが特長だ。
日本の競馬場は芝とダートがある
日本の競馬場は芝とダートがある
チリ競馬場はダートだけ!
チリ競馬場はダートだけ!
入場料は200チリペソ。日本円で35円くらいなので安い。馬券も100チリペソから買うことができるようだ。日本の中央競馬場は200円で、馬券は100円からなので、価値は異なるけれど、数字の並びとしては一緒だ。
日本は200円!
日本は200円!
チリは200チリペソ
チリは200チリペソ
競馬場には「パドック」と呼ばれる走る前の馬がゆっくりと周回してくれる場所がある。もちろんそれはチリにも日本にもあって、馬を近くで見ることができる。日本もチリも馬は馬であり、どの馬もカッコよく見えた。
日本のパドックの、
日本のパドックの、
日本の馬
日本の馬
チリのパドックの、
チリのパドックの、
チリの馬
チリの馬
日本とチリで違いがあるとすれば、チリの馬の多くは「ブリンカー」をつけていること。ブリンカーとは馬の視界を狭くすることで、馬をレースに集中させるものだ。チリではほぼすべての馬がブリンカーをつけていた。
これがブリンカーです!
これがブリンカーです!
ほぼすべての馬がつけている印象!
ほぼすべての馬がつけている印象!
馬券は日本では機械で買うことが多い。マークシートに記入して機械に入れて馬券を買うのだ。ただチリでは人だ。買いたい馬券の種類と番号を伝えてお金を払う、ということをすべて対面で行う。言葉が通じないので私は紙に書いて馬券を購入したけど。
日本ではマークシートに書いて、
日本ではマークシートに書いて、
機械に入れて、
機械に入れて、
馬券を買う!
馬券を買う!
チリでは、
チリでは、
対面で、
対面で、
馬券を買う!
馬券を買う!
ちなみに馬券の種類は、(日本)
ちなみに馬券の種類は、(日本)
こんな感じです!(チリ)
こんな感じです!(チリ)
競馬場自体や建物の雰囲気は日本とあまり変わらない。食事ができるところがあったり、有料のちょっといい席があったりなど。陽気な人はチリの方が多かった気がする。ちなみに日本の馬は誰も知らなかった。というか、日本を知らなかった。
日本の競馬場
日本の競馬場
チリの競馬場
チリの競馬場

近すぎる馬を買う

チリで馬券を買ってはいたがほぼ当たることはなかった。日本でもチリでも馬券が当たるか否かは変わらない。一番変わらない点と言ってもいいかもしれない。走る姿はカッコよく興奮するけれど、直後にハズれた、となるのだ。
カッコいい!!!
カッコいい!!!
当たらないけど
当たらないけど
パドックを歩く前の馬が待機しているところを、チリでは近くで見ることができる。柵で区切られているだけだ。手を伸ばせば馬に触れるような感じ。日本の競馬ではまずありえないことだ。
すごく距離が近い!
すごく距離が近い!
馬を触れる位置に連れてきてくれて、
馬を触れる位置に連れてきてくれて、
さらに触らせてくれた!
さらに触らせてくれた!
この馬は10レースで走る馬らしい。日本ではありえないのだけれど、これから走る馬を触らせてくれるのだ。しかも、向こうから「触れ、触れ」と言ってくる。馬との距離がとにかく近い。そして、ここからがさらに違う。
お金を要求されます!
お金を要求されます!
馬を触ったあとに、俺はお金がなくてお腹が減っている、お金ちょーだい、と厩務員さんが言ってくるのだ。ただ100チリペソくらいで、これから走る馬を触らせてもらえたことに感動した。100チリペソを払い、さらにこの馬の馬券を買った。勝ちそうな気がしたのだ、ビンビンに。
触ったのはこの馬です! 応援します!
触ったのはこの馬です! 応援します!
ただずば抜けて人気のない馬でした(単勝110倍)
ただずば抜けて人気のない馬でした(単勝110倍)
馬券を買いました!
馬券を買いました!
圧倒的なドベ人気だった。馬名はおそらく「エフイーロジャー」だ。カッコいいではないか。これが当たれば、100チリペソが11000チリペソになる。夢のような金額だ。チリ撮影終盤でお金がなくて困っていたので、ぜひ当たって欲しい。なんだか当たる気がするのだ。
レースが始まりました!
レースが始まりました!
そして、ゴールしました!
そして、ゴールしました!
あ、ドベだわ!
あ、ドベだわ!
ドベだった。人気通りの着順だった。当たる気がした、ビンビンにと言っていた自分が恥ずかしい。馬券を買うのが下手なのは、海外でも日本でも変わらない、ということだ。ただダートの質が日本とは少し違って、迫力があって楽しかった。
ちなみに違うレースでは馬券が当たって、(払い戻しも対面です!)
ちなみに違うレースでは馬券が当たって、(払い戻しも対面です!)
払い戻ししました!
払い戻ししました!

チリ競馬も面白い

中学1年生から競馬が好きで、馬券はおまけのおまけで、基本的に馬を見るのが好きだ。筋肉質な馬体がカッコよく、血統のスポーツなのでその背景が面白い。チリの競馬も楽しかった。ちなみに馬券が一度当たったけれど、トータルは赤字に終わった。競馬が好きと馬券が当たるは全く関係ないことだとわかった。
日本では全部外れた!
日本では全部外れた!
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