今年の正月もたくさんモチを食った俺たち。

そんな正月気分が抜けないゆえか、うちの柴犬ももが、

モチに見えてきた。
白い部分はもちろん、茶色部分は焼き加減&きな粉っぽくて、まさにモチ的彩り。
つまり、柴犬はほぼモチ、と言っても過言ではないだろう。

「過言よ」
それを実証するためにも今回は、モチから「柴モチ」を作ってみたいと思う。 今までも柴犬の

大根おろしとか、

ギョウザとか、いろいろ作ってきたので、モチもなんとかイケるだろう。根拠のない自信。

とりま正月のあまりを大集合。

では10個のモチで作っていこうと思うが、モチって基本、固体。このままではマインクラフト並みの工作感となる。
そういやモチって、

急に市民が

つきだす大会が開かれたりもするが、

普通はキネとウスでペッタンペッタンして、仕上がるものである。
たいてい何でもある実家だが、さすがにキネとウスはない気がする。ていうかない。

そこで、ちょっと煮て、お雑煮でのモチイメージで、

どろどろ~ん、にする。

ただあまりどろどろ過ぎると、巨神兵のように崩れ落ちることになるので、

ほどよい程度で取り出す。

では、ここからレッツ成形! あらためて紙粘土のように、これをいじっていくわけだが、

アツい。すこぶるアツい。

そりゃアツかろう。さっきまで煮てたし。そりゃアツいわ。アツ!! アッツ!!!

でもアツさを乗り越え、おおまかに形作ることができた、が、言ってもモチなので、油断すると巨神兵のように崩れてくる。
それを防ぐために、コレを読んでるキミだけにとっておきの秘技を伝授!

いい感じで固めるためには、片栗粉をペタペタと添付するのがオススメだぞ!

「何やってるの?」

さらに凝固をめざす場合には、保冷材で冷やし固めるのもオススメだぞ! 絵的に謎状態すぎるが、これでブニャブニャのも固まるはず。
あと、柴犬の目となる部分も

ノリの黒さで、具現化しておこう。

モチには磯辺焼きとかもあるしね。うふふ。
ではココに、柴犬っぽく、モチ的な「茶色っぽさ」を施していけば、「柴モチ」が完成するッ!!!
そこでまずは「みたらし」!! みたらしは茶色的には理想だろう。ちなみに、みたらしの作り方としては、

なんとなく醤油と

なんとなく砂糖を。あとこっそり片栗粉も入れてドロドロに。

ついでにミリンも入れとこう。あるし。で

低温で

ぐるぐる煮立てて透明になったら、だいたい完成だ。あ、

スプーン落ちたが、そういや「みたらし」って、本来ダンゴ用のだが、ダンゴもモチも似たようなものなんで、良しとする。
さらに、茶色ファクターとしては、

きな粉! モチといえばきな粉だし。 みたらしに対してソフトな茶色っぽさで、きれいな茶色グラデ―ションがつくれるはずやッ!!

ていうか、ももジャマ。甘さにつられ過ぎ。
そうしてココに改めて

先ほど煮あがった、みたらしをかけたいが

ももジャマ。甘さにつられ過ぎ。

もはや見苦しいほどに。
そんな妨害にも負けず、なんとか茶色化を施し、ついに完成してしまった、衝撃の「柴モチ」がコレだッ!!

!!
おぉ柴犬!!

モチなのに、だいぶ柴犬っぽくなっている!!

まさに「柴モチ」の完成やでッ! (って、もも、なめるな!)
あらためて、ももと比べてみても、

ソックリ!!

「ソックリやぁーッ!!!」
と、真意を察しにくい形相でももも絶叫。とりあえずビジュアル的には大成功とさせていただこう!
させていただいたので、ではこの柴モチ、一体どんな味なのか、実食してみたいが、

どうせなので余ったみたらしも、全てかけてちゃおう。

う…、かけすぎて、なんだか

「王将」の餡かけ天津飯みたいになった。やべぇ。

でもあらためて、より異形と化したコチラを、パックンチョしてみたところ…

!! あめぇ。このモチ、甘ぇ!! 甘いよコレ!!!

そりゃそうだろう。ずっと甘めの味付けを施していたのだから。自業自得。

と、やや修業の様相も呈していたが、僕、重度の甘党なので、ちゃんと全て堪能することができたのであったッ! ごちそうさまでした!!
というわけで、そんな「柴モチ」、モチがあまりにあまった場合には、甘党の方を中心に、ぜひ作ってみていただけたら幸いです。
ではまたおやすみなさい…。

