特集 2025年1月14日

牛角で普通に焼肉を食べる~2025年がはじまろうとしている~

おいしい焼肉が食べたい。ちょうどおれもそう思っていたところだよ。

2025年が始まった。今年は始まらないと思っていたけど始まるもんだな。あ、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。じゃあ焼肉を食べさせてください。

1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー)

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牛角に行かせてください

焼肉なんてごちそうじゃないか。いいのか、食べてしまって。しかたない、そういう特集だから。

どこに行こう。牛角に行きたい。なぜなら牛角に行きたいからです。

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牛角。おれに行かせてください。やれます!!
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元気にする魔法、早くかけてくれ!!

混んでいない時間に行こうとしたら15時に着いた。おやつの時間だ。おやつに焼肉を食べるなんて宝くじが当たったら毎日したいぜいたくである。でも、そんなに焼肉を毎日食べたいかと言われたら、どうだ? 自分の心に聞いてみる。食べたい。

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カウンターに通される。置いてあったドリンクメニューを見たら、
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牛角アイスがあった。絶対に食べたい。
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そして、下を見たらメロンパンアイスもあった。これはもう絶対に食べます。
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戸惑って大きなウーロン茶を注文してしまう

牛角は家族や友人など、複数で行くイメージがあり、ひとりで行くにはハードルが高い印象がある。

しかし、今回、行ったときにもひとりで食べている人が複数人いた。

また、ひとり用にお得な定食メニューもあり、お店としてもひとり焼肉を推奨している。

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最初の注文、大きなウーロン茶になった。腕が筋肉痛だったら飲めないぐらい重い。

ただ、ひとり牛角に慣れてないせいで「ドリンクはどうされます?」と聞いて、「大きなウーロン茶をください」と言ってしまい、デカジョッキのウーロン茶が来てしまったことは今後の課題とさせてください。

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とりあえず食べ物を注文しよう

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今年初めてメニュー表を見るかもしれない。初メニュー表。おめでとうございます。

何を食べようか。牛角に来たら絶対に食べたいものがある。

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カルビ専用ごはん。

ごはんだ。焼肉特集で最初にごはんを紹介してしまって申し訳ないけど、おいしいからいいじゃないか。

タレがかかったごはんにネギと韓国のりがかかったごはんだ。元々まかないだったのが正式メニューになったものである。世の中にあるまかない、全て正式メニューにしてくれ。

肉と一緒に食べると最高においしい、牛角に感謝状を送りたいぐらいのメニュー。このまま食べてもおいしい。

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今年は米ブームが来ると思う。理由はうまいから。
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そろそろ肉を頼もう

肉を頼もう。牛タンもいいし、名物のカルビもいいな。どうしよう。え、本当にどうする今日? 泊っていく?

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焼肉屋でメニューを見る時間、幸せな気持ちになるので今年はもっと増やしていきたい。
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じゃあ、黒毛和牛のうらハラミを食べます。
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来たぜ!

最初に頼んだのが黒毛和牛というぜいたくな一品。黒毛和牛のことあまり知らないけど、おいしいという情報はこちらに入ってきてます。

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最初はおそるおそる焼いていたが、
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町で酒場にいる主みたいになりながら焼いていた。顔に悲哀が出ている。

焼けた。普通、焼けておいしそうな肉の写真を載せるだろう。そんなのない。はやく食べたい気持ちが前面に出てしまって、自分が食べているところの写真しかない。これが焼肉の怖いところである。

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焼けたタイミングで食べて、
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肉の柔らかさや脂の甘味、タレのうまさを感じつつ、カルビ専用ごはんを食べる。

 

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改めて言わせてください。あけましておめでとうございます。

なんだこの焼肉のうまさって。うまさが全身をかけめぐり、空は晴れ、大地には花が咲き、人類は平和に暮らしている。みんな牛角に行った方がいい。

追加でどんどん頼む

名物も食べるか。牛角カルビと牛角ハラミだ。せっかくならいいものを食べたくて、上カルビと上ハラミにした。

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牛角上カルビと
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牛角上ハラミ。
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これがおれの護摩行だ!

牛角上カルビは希少な部位「ボンレスショートリブ」を30日間熟成させてうまみを倍増させたメニュー。牛バラ肉で赤身と脂身のバランスがいい。やっぱりカルビだよな。こればっかり食べたい。脂がうまいんですよ。

牛角上ハラミも上カルビと同じように30日間熟成させた牛の横隔膜の部位。脂身が少なく、歯ごたえがあって「いま、肉をかみしめている」という気持ちになる。

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焼肉、本当にうまい。うますぎてちょっと怖い。
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怖がっていたらごはんがなくなったのでねぎ玉ごはんを頼んだ。

ねぎの下にはのりがあり、ごはんにもタレがかかっている。そして、見てほしいよ、温玉がのっちゃっている。

これをくずして、焼肉のたれをたっぷりつけた肉と一緒に食べてみてほしい。その日があなたの一番いい日になるから。

牛タンも食べよう

あ、そうだ!!やばい!牛タン食べてない!!食べなきゃ!!

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ねぎ牛タン塩を急いで頼んだ。歯ごたえがプリプリしているタンに塩だれと合わせたネギをたっぷりのせて食べる。焼肉に来たら絶対に食べたい。
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本当に何を食べてもおいしい。

肉にはちみつをかけたメニューがある

昔から牛角にはチャレンジ的なメニューがある。記憶の中ではカルビにわたあめがのった「わたあめすき焼きカルビ」というメニューがあった。

すき焼きみたいに甘辛くておいしかった記憶がある。その流れなのだろうか。変わったメニューを見つけた。

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豚カルビのはちみつ黒胡椒焼き。

牛角、肉にはちみつをかけてきた。変化球がすぎるだろ。でも、牛角がせっかく出してくれたからさ、食べてみるよ。

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普通にうまいんかい…!

甘辛い味だ。はちみつなんてかけたら甘すぎて食べられないと思ったが、子どもも大好きな甘辛い味でごはんがもりもり食べられる。

ただ、注意してほしいのはこのメニューを頼んだあとの網、はちみつが焦げて真っ黒になるから食べたら交換したほうがいい。

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そのあと、ホルモンも食べた。歯ごたえがあって楽しい。あと、あまり焼肉の記事で生肉の写真って載せないよな。生々しいから。

まだまだ食べられるのだが、そろそろ楽しい時間も終わりにしたい。最後にどの肉を食べようか。

正解の組み合わせ、ピートロと塩だれ

悩みながらメニューを見ていたら「ピートロ」というのを見つけた。豚のほほから首にかけての部位で、脂身がとても多く、脂の甘みを味わえる。豚トロとも言うそうだ。

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今回は塩だれ(大手チェーンとしては牛角が最初に提供したらしい)でいただきます。
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脂が多いため、火が燃え上がる。
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たき火をしている気持ちになりますね。

焼けたので食べてみる。嚙んだ瞬間に脂の甘味がジュワっと感じられる。そして、カリッとした食感、シャキシャキした食感がある。そして、脂が多いので塩だれでさっぱりとした味付けで、この組み合わせで頼んで正解だったかもしれない。

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本当に最後まで楽しませてくれて、ありがとうございます。こんなの肉のテーマパークじゃん。年間パスを出してくれ。

久しぶりに行った牛角、最高でした

独自のメニューがある牛角は行くたびに新しい発見がある。楽しい。

ただ、一人焼肉って焼いて、食べてと忙しくて、盆と正月が一緒に来た感じになりますね。でも、正月だから大丈夫です。

ささやかなおまけ
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