はい。以上いかがでしたでしょうか今週の「大根はもう結構」。今後はもう愛犬が食べ物に見えないよう気をつけていきましょう。ではまたおやすみなさい。
いま飼っている柴犬の愛犬ももだが、その茶色加減からも
かつてパンに見えて仕方がなくなり、パンにしてしまったことがあった。
サイコパス飼い主として悪い癖だが、すると今度は、ももを見ていたら、
サイコパス飼い主として悪い癖だが、すると今度は、ももを見ていたら、
大根おろしに見えて仕方がなくなってしまった。特には、焼き魚とかの添え物として
醤油をかけた大根おろし、があるかと思うが、その茶色のグラデーション加減が、柴犬もものそれにしか見えなくなってしまったのだ。ちょっと前に大根おろしアートも流行っていたことだし、こうなっては作るしかなかろう。
「なんでもアリね」
そこで問答無用で、まずは
そこで問答無用で、まずは
大根を買ってきた。
とりあえずピーラーで大根の皮を剥く。
大根おろしって、所詮は添え物程度の存在感なので、大根の一部分しかおろさないものだが、今回は柴犬ももの顔をつくりたいので、それなりの量が必要なため、1本丸ごと、おろしたいと思う。
大根おろしって、所詮は添え物程度の存在感なので、大根の一部分しかおろさないものだが、今回は柴犬ももの顔をつくりたいので、それなりの量が必要なため、1本丸ごと、おろしたいと思う。
…ていうか、大根1本おろすのか。ヤだ。面倒くさい。
大根のかけらをおろすだけでも面倒くさいのに。するとこの時点で、ももがふらっとキッチンへ。
大根のかけらをおろすだけでも面倒くさいのに。するとこの時点で、ももがふらっとキッチンへ。
「なんかくれくれくれくれ」
キッチンで料理をすると、ももはすぐ、おこぼれを目当てにやってくる。たとえそれが大根の皮であっても。
キッチンで料理をすると、ももはすぐ、おこぼれを目当てにやってくる。たとえそれが大根の皮であっても。
「くれくれくれくれくれくれくれ」
我が犬ながら不憫になる。
そして、仕方なくおろしていくが
我が犬ながら不憫になる。
そして、仕方なくおろしていくが
おろすたびに、大根おろしが誕生していく。で一杯になったら、ちょっと皿に移すわけだが、ここでちょこっと。
大根おろしがあまり水分でべちょべちょになると、塑像の際に強度がなくなるので、
水分をしぼって分離させるのがポイントである。このポイント誰か求めているのだろうか。
そして、まだ大根はたくさんあるので、なおも、おろし続ける。
おろす。
おろす。
飽きる。
どんどんと溜まっていく。あふれんばかりの大根おろし。
そしてついに、
どんどんと溜まっていく。あふれんばかりの大根おろし。
そしてついに、
1本おろしきった!やったよ! …なんなんだこの作業は。業者か。
ちなみに大根1本って、水分を隔離すると、
ちなみに大根1本って、水分を隔離すると、
こんな大きさの物体になるんだね。勉強になるね。
この球体がもはや何なのかはわからないが、これから、水分が絞りとられ餅のようになってしまったこれを、柴犬ももの顔にすべく形づくっていこう。
まず口なのだが、ここでちょこっと。
この球体がもはや何なのかはわからないが、これから、水分が絞りとられ餅のようになってしまったこれを、柴犬ももの顔にすべく形づくっていこう。
まず口なのだが、ここでちょこっと。
そういえば、大根おろしと言えば和食なので和食フォーマット的にも海苔の使用は許していただこうと思う。僕は誰に請うているのか。
で、いつもちょっと微笑んでいる柴犬の口を具現化すべく、
で、いつもちょっと微笑んでいる柴犬の口を具現化すべく、
下部にて海苔をはさんで敷かれるようにセッティング!これが匠の技である。そんでさらに、ちょこちょこちょこいじっていき、
鼻や目を形作っていく。
そして黒い部分は、
そして黒い部分は、
海苔を切り取ってまた利用。
そのそばで、ガンガンももが
そのそばで、ガンガンももが
海苔を喰い始めていることは、この際見て見ぬふりをする。
そしてなおも形作っていくと、ももと並べても
そしてなおも形作っていくと、ももと並べても
だいぶ似てきたね。
が、このままでは、ソフトバンクの白い犬である。ではこれに、柴犬もも独特の茶色加減を表現すべく、今回の醍醐味である醤油!をかけていきたいと思う。
が実はこの作業が非常に重要。いつものような醤油さしでかけてしまうと、一気に醤油色に染まって、茶色すぎることになってしまう。
が、このままでは、ソフトバンクの白い犬である。ではこれに、柴犬もも独特の茶色加減を表現すべく、今回の醍醐味である醤油!をかけていきたいと思う。
が実はこの作業が非常に重要。いつものような醤油さしでかけてしまうと、一気に醤油色に染まって、茶色すぎることになってしまう。
そこで、ここで素敵なアイテムをGETしてきた。これがその
スプレー!!
普通はOLらが化粧用品を入れるために売られている、いわゆるスプレー容器である。つまりは噴霧上でふんわりと醤油をふりかけていくわけである。
普通はOLらが化粧用品を入れるために売られている、いわゆるスプレー容器である。つまりは噴霧上でふんわりと醤油をふりかけていくわけである。
…よりによって、だいぶコスメティックな形状のものを買ってしまったが、この中に
躊躇なく注ぎ込む、醤油を。ではこの醤油スプレーを、白い大根物体に吹きかければ、いい感じで、醤油の茶色さが広がって、柴犬の茶色グラデーションを具現化できるはずである!
ってことで全神経を集中した状態で、醤油スプレー発射!
しゅぱっ!
しゅぱっ!
おぉ、いい感じ!うっすらと茶色が広がっていく!
まさに噴霧状の絶妙の量の醤油が、大根物体に降りかかり、柴犬の茶色グラデーションが紡ぎだされていく!
おぉ、いい感じ!うっすらと茶色が広がっていく!
まさに噴霧状の絶妙の量の醤油が、大根物体に降りかかり、柴犬の茶色グラデーションが紡ぎだされていく!
ちなみに、調子に乗って放射しすぎて、たまに噴霧が逸れて、周囲のリモコンなどにも醤油が散布してしまったことはこの際黙っておこう。
と、ふりかけ続けた結果、一通り着色完了!
そんなこんなで、このたび完成した大根おろしももが、これだ!
と、ふりかけ続けた結果、一通り着色完了!
そんなこんなで、このたび完成した大根おろしももが、これだ!
おぉ柴犬っぽい!
大根おろしをうっすらと彩る醤油による茶色グラデーションが、
だいぶいい塩梅になったのではないだろうか!
「あらやだ、似てるわね」
というわけで、できあがってしまったら、実際美味しくいただきました、とするためにも、あらためて焼き魚を添えて美味しくいただきたいところだが、
というわけで、できあがってしまったら、実際美味しくいただきました、とするためにも、あらためて焼き魚を添えて美味しくいただきたいところだが、
多すぎる。
ふつうは焼き魚の添え物として、焼き魚の10分の1くらいの量だが、これは焼き魚を超越する存在感になっている。主従が逆転している。
やばい。
ふつうは焼き魚の添え物として、焼き魚の10分の1くらいの量だが、これは焼き魚を超越する存在感になっている。主従が逆転している。
やばい。
でもすでに、ももはガン見。やはり風味は魅力的なのであろうか。知らないけど。
ではその実を確かめるべく、ついに自らパックンチョしてみたところ
!! こ、これは…大根おろしの味!! まさに、醤油をかけた大根おろしの味!!…まぁそのままであった。だってそうだしね。
サンマにも合っていた。だってそうだしね。まぁただ異常な量だったので、食べるにつれ途中で大根おろしーズハイにはなったが、
絵的にひどいことになっていきつつも、それなりのクオリティにはなれたのであった!!
というわけで、今回はこのような形であったが、大根には胃腸にもいい消化酵素ジアスターゼがたくさん含まれているので、みなさんもそれなりに食っていただけたらと思います。まさかの大根推しとはなりましたが、ではまたおやすみなさい…。
というわけで、今回はこのような形であったが、大根には胃腸にもいい消化酵素ジアスターゼがたくさん含まれているので、みなさんもそれなりに食っていただけたらと思います。まさかの大根推しとはなりましたが、ではまたおやすみなさい…。
大根食いまくろうぜ!!