玄米の切り餅
食べるだけで健康になった気がする玄米。そのお餅版を発見してしまった。
玄米を食べたいと思って買っても、長時間水につけておかなくてはいけないので、炊くのにかなり時間がかかる。
お餅になっていれば、あとは普通に焼くだけ。玄米史上、一番手軽にたべられる状態は餅なのではないか。
新年を迎え、これ以上ないくらいお餅を食べるタイミングも来ている。
贅沢しがちなお正月だが、これは体にも良さそう。しかも黒豆が入っているので、「まめに生きる」という縁起の良さもある。
縁起を担ぎまくった食べ物・おせちを食べていないので、この玄米餅で縁起の方もカバーしていこうじゃないか。
こういうのって大体1個ずつの包装じゃないのか。3個ノルマがデフォルトのお餅である。
焼く前から香ばしい匂いがしている。早速焼いていこう!!
実食
まず最初はシンプルに焼いてみよう。
カチカチで、全然焼ける気がしない。 お餅ってこんな感じだったっけ?? 玄米だから焼けにくいのだろうか。あまりにも焼けないので、途中レンジでチンしてからフライパンでもう一度焼いた。
玄米もちって伸びるのだろうか。ちょっと割ってみよう。
想像よりも伸びがある。 まずはそのままの味を知りたいので、何もつけずに食べてみよう!!
玄米の粒感がある!!噛めば噛むほど味が出る感じで、何もつけなくても美味しいぞ。黒豆も香ばしくて良い。
そのままでも美味しいが、磯辺焼きにしてみよう。
さっき何もつけなくても美味しいとかカッコつけてたけど、醤油つけた方が全然美味しかった。黒豆の香ばしさと醤油が合っている。
でも、そのまま食べた方が玄米の味と粒感は分かるなと感じた。
あべかわ餅
パッケージに白餅同様に召し上がれますと書いてあったので、あべかわ餅にもしてみた。
きな粉味のものが好きなので、安定の美味しさであった。きな粉と砂糖を1:1の割合で混ぜるので、食べるとき「今砂糖めっちゃ食べてるな……」ということを一瞬考えるのだが、今回は「玄米も食べているからトータルでは健康に良い」という強気な気持ちで砂糖と向き合えた。バックに玄米がいると、人は強くなれる。
肉を巻く
お餅のアレンジ法を調べていたら、豚バラ肉を巻いて焼くレシピを見つけたので作ってみた。
一気にご飯のおかずに!! お弁当に入れたい味だが、お餅なので時間が経つと固くなるだろう。刹那的な美味しさを味わうのが餅なのだ。細かく切ったからか、もっちりしすぎず、歯ごたえがあって、なかなか食べ応えがある。白米が食べたくなるが、餅をおかずに米を食べてもいいのかという気持ちになる。でも今度やってみようかな。
朝ご飯に、全部で合計6個の餅を平らげた私。いつも餅を食べるのは2個ぐらいなので3倍食べていることになる。これが白餅だったらちょっと食べすぎたかなと思うところだが、まぁ玄米だしと思うと、健康的な朝ご飯を食べたなという気持ちになった。
何となく意識高い気持ちになる、それが玄米マジックである。
玄米食は手間で毎回挫折しているので、今年は玄米餅食を取り入れてより健康ライフに近づこうと思う。
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