箕面こんなところ
「箕面(みのお)」は大阪府の北の方にあります。
大阪観光といったら、梅田や難波、天王寺あたりがメジャーですが、箕面はそういった中心地に阪急電車や車を利用すれば30分~1時間で行くことができます。(兵庫県へのアクセスも中々よし)
自然◎、ベッドタウン性◎で、お店もそれなりに多い。わざわざ引っ越そうという気があんまり起こらない、住みやすさ全開の町でした。
箕面に住んできて「なんかええな」と心惹かれるスポットをそっと紹介していきます。
ミスド日本1号店がある
大阪の梅田と兵庫の宝塚を結ぶ阪急電車宝塚線から、ちょろっと3駅分枝分かれしている箕面線。
実は、ここは・・・
1971年にスーパーのダイエーの一角にオープンしたそう。
2001年にダイエーがクローズしたあおりで一旦閉店したのですがのちに再建され、さらに2020年にはレトロな店構えでリニューアルしています。
同年、マクドナルド日本1号店が銀座三越でオープンしたのと比べると、「み、箕面!?だ、ダイエー!?」とドキドキしてしまいました。
なるほど、車社会の視点から選んだんですね。
あとで調べてみると、1970年にダイエーで日本初のハンバーガーショップ・ドムドム(現ドムドムハンバーガー)がオープンしていて、当時のダイエーは最先端だったことがうかがえます。
箕面に住んでいたころ、このミスドは「飲茶があるミスド」として輝きを放っていました。(かつて「ナポリの窯」もあって、ピザも注文できた)
「ああ、すべてのラーメン屋にこのサイズのラーメンがあればいいのに・・・」いつもそう願いながら汁そばをすすります。
かつて食べ放題唯一の常設店だった~ケンタッキー小野原店
今や、ケンタッキー食べ放題「カーネルバフェ」常設店は全国に3店舗ありますが、昔は箕面の小野原店が唯一でした。
正直、「なんで箕面に?」と思っていたところ、2015年に南隣の吹田市の巨大ショッピングモール・エキスポシティで食べ放題2号店が開店。
「なんで日本に2つしかないのに、こんな近いねん」とびっくりしました。北大阪にカーネルバフェ密集という異常な時期があったものです。
そして、東京や愛知にも食べ放題常設店舗ができていく中で、
私は箕面を裏切って、モノレールで行けるエキスポシティでケンタッキー食べ放題を楽しんでしまっており、こういった行為が小野原店を追い詰めてしてしまったんや・・・と後悔しました。
(ちなみに、ケンタッキー食べ放題は、チキン1Pの売値を知っているばかりに、元がとれた気が中々しない)
ビッグボーイとびっくりドンキーとドン・キホーテのバミューダトライアングル
ケンタッキー小野原店と同じ国道17号線沿いに、私のお気に入りのスポットがありました。
未就学児だった私は名前の近似性に混乱をきたし、「びっくりボーイ」「ドンキーホーテ」などの合体店名を生み出したものです。
公式サイトを調べていたら、このビッグボーイ箕面店、
1978年に開店したとのこと。ミスド1号店は1971年に開店ですから、1970年代の箕面があまりにも外食産業フロンティアすぎます。地元の知らない一面を見ました。