生協マニアに話をききました
急に生協が気になりはじめたのは、熱烈な生協マニアの人に出会ったからだ。
生協マニア、略してCMさんとしておくが、CMさんは、めちゃめちゃ生協に詳しい。なんでそんなに詳しいのかってぐらいいろいろ知っているので、デイリーポータルZライター屈指の生協好き・斎藤充博さん、それから編集部の古賀さんとともに、生協についていろいろきいてみた。
ちなみに、斎藤さんは現在、パルシステムのヘビーユーザーであり、生協の商品については一家言持っている。古賀さんとぼくは、過去に宅配の生協を利用していたのだが、現在は休止しており、それ以降はとくに生協での買い物はしていない。というレベルである。
生協は生協の法律が決まってる
世界初の生協はイギリス
世界初の生協は1844年、レンガ造りの倉庫を改造した店舗で、小麦粉、砂糖、バター、オートミールの4品を取り扱ったのが最初だ。
当時、イギリスの労働者は、非常に低い賃金で長時間労働をさせられており、薄暗く不健康な住宅に住み、混ぜ物の入った劣悪な商品を、量目をごまかした上に、高い値段で売りつけられるというひどい生活をしていた。
そこで、労働者がお金を出し合い、「混ぜ物のない正しい食品」、「正しい目方」、「掛け値なしの値段」、「現金買い」、「余剰金の配分」、「教育の重視」などの理想を掲げて作ったのが、協同組合の始まりだ。
いろんな生協があるけれど……
日本最大のコープは「コープみらい」
コープは、数千円程度で組合員になれる。上で述べたように、出資した生協に利益がでれば、出資金に応じて、配当が戻ってくる。退会する場合は、出資金は返金されることになっている。
縄張りの規制がゆるくなって、戦国時代に
一度も凍らせてない肉が届く
わかめ! わかる!
ハードコア生協、一般寄り生協
最近の生協は人工知能が注文を提案してくれる
生協といってもいろいろある
生協、いたるところでみかけるし、コープなんてのもよく聞くけれど、いまひとつぼんやりしていたが、こんかい話をきいてみてクリアに見えてきた気がする。
ぼくが生協の宅配を頼んでいた15年前とはかなり様子が違っているということもわかった。
前回は、ズボラな性格がわざわいし、計画的な注文ができず、生協を脱落してしまったが、またあらためて頼んでみようか……という気にすこしなった。
参考図書
『生協ハンドブック 2016年6月改訂版』
(日本生活協同組合連合会)