ボロ市で好きなものを買って、値段をあてる
世田谷ボロ市へは、東急世田谷線の世田谷駅か、上町駅が最寄りとなる。
ボロ市は、東京都の無形民俗文化財に指定されている行事だが、皇居より東側に住んでいる東京都民にとってはあまり馴染みがないかもしれない。かくいうぼくも、ボロ市は行ったことがなかった。
デイリーポータルZ編集長の林さんが、ボロ市に行って好きなものを買って、値段を当てる「世界まるごとハウマッチ」みたいなゲームをするというので、行って参加することにした。
参加するのは、林さん、デイリーポータルZ編集部の古賀さん。そして私。
ルールはこうだ。
②あとで、値段を当て合う、ホールインワン2点、ニアピン1点で計算
③優勝した人を、みんなでほめる
以上である。
ひとまず、三人バラバラに別れて、ボロ市の商品を物色することになった。
現在は、ほぼ完全にフリーマーケットとなっており、実にさまざまな商品が取り扱われている。
ひょうたんに、「煩悩」のペン立て(?)、IKEAや無印良品には絶対にないラインナップの品揃えでたのもしい。
明治時代の一円銀貨が1個500円で売っていた。
一円銀貨は、本物であれば、数十万のプレミアが付くらしいが、偽物も多く、その場合は二束三文らしい。500円ということはそういうことだろう。
まな板。として板を売る店。まな板は、新木場の木材加工場の軒先でたまに売っているところを見かけるが、そういった店が、世田谷まで出張ってきて板を売っている。
廃パレットにに至ってはもはや無料。フリーマーケットの概念がゆさぶられる。
祭りムードがすごい
ボロ市は、フリーマーケットという形態であるものの、はっきりいって、年末年始のお祭りである。そのため、随所にお祭りムードを感じさせるものが多い。
上の写真4つは、全て古賀さんが撮影していたものだ。
なぜそれを撮影したのか? を聞きそびれてしまったので、ぼくが勝手に推測してキャプションを入れてみたが、どうだろう。
さて、それぞれが商品をふたつ購入し、待ち合わせ場所に集合。バスで収録場所まで移動する。
移動中に「買ったものを早くみんなに見せたい」という林さんと、「今、冷静なったら(いい買い物したかどうかが)自信無くなってきた」という古賀さん。
それぞれ一体なにを買ったのか。とにかく、このボロ市にはいろんなものがあり溢れているのだ。
持ち寄ったアイテムは、はたしていくらなのか
まずは、ぼくのアイテムから見ていただきたい。
というわけで、ふたりの価格の予想はこちら。
倍で1000円。
味わい深すぎる『ももたろう』
続いて私がかったものはこちら。
正体不明のクリップ
代わって、古賀さんのターン。
般若のステンドグラス
見たことない形のお面
続いて、林さんのターン。
てんぷらの紙
優勝は……この二人に!
以上、すべての品物を出し終わった。
ホールインワンを2ポイント、ニアピンを1ポイントとして計算すると……。
林……3ポイント
西村……3ポイント
古賀……2ポイント
優勝は、林、西村。
優勝、ありがとうございます!
また、来月もボロ市に来たいと思います。
ボロ市、1月にもやるぞ!
というわけで世田谷ボロ市の「日本最大級のフリーマーケット」という諢名は伊達じゃないことがわかった。
掘り出し物グッズがどっさりある『世田谷ボロ市』。冒頭にも述べたように、2019年1月15日、16日にも開催される。
詳しくは公式サイトを御覧いただきたい。