林:
今回比べてもらうのはまず6Pチーズ
爲房:
QBBですね
林:
それと、6Pチーズです
唐沢:
見た感じは同じですけどね
林:
同じ商品ですから。
林・世界は変わるので二度と同じ味のものはない
林:
じゃあ、僕やりましょうか。
橋田:
これ最初が有利かも
べつやく:
有利もないのもないと思うんですけど、同じだもん
林:
うん、食べたことがある。オーソドックスな6Pチーズ。一方、こっちの6Pチーズは……
全員:
一方?
林:
まあ、同じものなんですけど。でも、あれですよ。人間の味覚は状態や環境によって変わるから同じ味のものは2度と存在しないかもしれない。
林:
じゃあ、2個目……いや、違うよ!
全員:
え?
爲房:
本当ですか?
林:
歯応えが、2個目のほうが固く感じる
爲房:
そんなに違うんですか?
べつやく:
2個目はさ、長く持ってたから変わっちゃったとかじゃない?
林:
そう、同じものでも、状態とかいろんなものによって変わるわけですよ、世界は
爲房:
発見みたいに言ってる
橋田:
大きいことを言えばいいんだ、世界とか
林:
(1個目を再び食べる)元のも固くなった
爲房:
世界は結構頻繁に変わりますね
林:
3口目が一番味が濃かった気がする。味の濃さで言うと、このような変化がある。
べつやく:
信用ならない
唐沢:
2のデータがおかしい
橋田:
強い気持ちで言うのが大事だね
林:
今回みんなを困らせてやろうと思って始めたんだけど、違う
爲房:
そんな明確に違うのか
爲房・大きさが同じであれば味は同じ
爲房:
そうだったなって。こういう味だったなと思う味。
爲房:
じゃあ2つ目………(2つ目を食べる)
橋田:
(小声で)がんばれ
爲房:
ん?違うか?
橋田:
いいんだよ別にそれでも
爲房:
2つ目のほうが大きかったので噛んで飲み込むときに、若干引っかかりがあります
林:
そうやって食べる一口も、違うわけじゃないですか。
爲房:
人それぞれ、その時々で違う
林:
関係性ですね味は。
爲房:
味は一定のものではないという
林:
もう一回、同じ大きさで試してみてください
爲房:
(1個めを食べる)小さい方が噛みやすい。(2個めを食べる)
爲房:
感触が……繰り返されました
唐沢:
同じという言葉を変えましたね
林:
同じ味派ですね
爲房:
そうですね、味は一緒です
唐沢・味は考えていることによって変わる
唐沢:
じゃあこっちから。角から行きます。
唐沢:
角だからといって変わらないかもしれない。
林:
部位によって味は変わらない、と
爲房:
部位って言い始めましたね
べつやく:
牛だと思ってる
唐沢:
こっちも同じ角いきますね。食べる間に牛の話をしたからよりクリーミーな感じがしますね
唐沢:
牛っていう感じ。牛感が強くなりますね
爲房:
違う話を言うと変わっちゃうんですかね
べつやく:
じゃあうなぎの話でもしますか
爲房:
関東とうなぎのさばき方が違うよね
べつやく:
蒸さないね
(しばらくうなぎの話をする)
唐沢:
(ひとつめを食べる)タレの方に意識が行き過ぎて味の集中力がガンて落ちて。味があんまりしない。考え事しながら食べたというのはありますね。
林:
じゃあもう全然違う話とかしたら味全くしないんじゃないですか
べつやく:
計算しながら食べたら味しないのかも
唐沢:
筆算とかソロバンとか弾いてたら全然でしょう
林:
では唐沢さん今日で東京来て何日目か計算して
唐沢:
3月の下旬に来たんですけど、入居日がたぶん3月25ぐらいで。3月って何日まででしたっけ。西向く侍で
べつやく:
31日まで
唐沢:
全く味してないです!いま!もう西向く侍のときに、西向く侍の味しか
林:
牛乳って日によって濃さが違うから調整するらしいですよ
(しばらく牛乳の話)
唐沢:
へー(食べる)
唐沢:
今回は濃厚なチーズの味が!なんていうんですか、酪農家が使う缶、ローソンの缶みたいなやつを想像しながら食べたんです。すごい味濃いですね。
べつやく:
そんなに変わるんだ
林:
これいい企画だな
爲房:
同じ派がマイノリティになった。