特集 2015年7月22日

妄想をモビールにしてみた

フキダシも影を落とす夏の一日。
フキダシも影を落とす夏の一日。
暑い。各地で梅雨明けが発表されて、今までだってムシムシだったのにこれからどんどん夏本番である。

室内でエアコン効かせていても、頭が暑さでモワーッとする。しかしモワーッとするその頭で考えた。妄想モビールだ。どうだ、いかにも暑さでモワーッとした頭で考えたようなネタだろう。いかん言ってることがループし始めた。
1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。(動画インタビュー)

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軽い気持ちで始めたが

モビール、ご存知のとおり、紙などの薄くて軽い素材を吊るしてゆらゆら楽しむ「動く彫刻」のことである。

いっぺん、作ってみたかったんだよね。児童だったときに作ったかもしれないが、物心ついてから初挑戦だ。
わざわざイラレで描くほどもない下絵。
わざわざイラレで描くほどもない下絵。
つまり今回は、上図のような「考えてる時のフキダシ」を頭の上にポワポワと浮かせて、そこに妄想している内容を貼り、まるでリアルに「ホワッ、ホワッ、ホワワワワ~ン♪(各自、コント番組の音効をご想像ください)」な状態を出現させたいと思うのである。題して「妄ビール」だ(これ伏線)。
より妄想チックにしたフキダシを出力し、厚紙に当てて下絵を描く。
より妄想チックにしたフキダシを出力し、厚紙に当てて下絵を描く。
妄想をハサミで切り出していく。
妄想をハサミで切り出していく。
写真のL判を基準に、そこに雲が覆うかのように窓を切り抜く。
写真のL判を基準に、そこに雲が覆うかのように窓を切り抜く。
L判がキレイに収まるよう、両面テープで。
L判がキレイに収まるよう、両面テープで。
裏地をそこに貼り付けていく。つまり一つ一つがフレームになってるわけですな。
裏地をそこに貼り付けていく。つまり一つ一つがフレームになってるわけですな。
裏地のほうに穴をあけて…。
裏地のほうに穴をあけて…。
テグスを通す。ここまでひどく順調である。
テグスを通す。ここまでひどく順調である。
さっそく吊るためのテスト。暗雲が立ち込めてきた。
さっそく吊るためのテスト。暗雲が立ち込めてきた。
本当は構造計算とか、先人に学ぶとかすればいいのに、不得意なくせに見切り発車である(しかも設計図らしきものを1つも書いてない)。地道にトライアンドエラーでいつかはできるだろう、と思っていたのだが、あっちをつなげばこっちが傾く、こっちをもたせばあっちが落ちるという、小唄のような展開に。
ドンガラガッシャン、ハァサノサ♪
ドンガラガッシャン、ハァサノサ♪
練り消しで仮留めしてたら剥がしたりが面倒で面倒で。
練り消しで仮留めしてたら剥がしたりが面倒で面倒で。
仮留めを、もうちょっとシステマチックにする試み。
仮留めを、もうちょっとシステマチックにする試み。
「システマチックに」なんて言ってるが、針金をアクリル棒に、練り消しを針金に替えたくらいのことである。

それでも、前よりはグッと試験しやすくなった。続けよう。

なぜアクリル棒にしたかといえば、単にうちにそれがあったのと、より透明なもので吊り棒の気配を消したかったからである。でも割と太いので目立ち、結局イッテコイである。

あと、今回は「頭上に浮いたいくつかのフキダシに画像が見える」ようにするため、全てが正面を向いている必要がある。クルクル回っちゃうなんてもってのほか、なので吊り棒は2点で固定する方法をとった。
やっとバランスがとれた!(2点固定なので当たり前だが)。
やっとバランスがとれた!(2点固定なので当たり前だが)。
あとは中身の画像である。フリー画像サイトから、今回は3つのテーマに従って7枚ずつ拾い、L判サイズに加工してみた。これをプリントアウトし、さっきのフキダシどもに差し挟んで行こうではないか。
期せずしてカメラ以外ビールになった絵。
期せずしてカメラ以外ビールになった絵。
出力し、挟む…おっとこれは!
出力し、挟む…おっとこれは!
サイズがピッタリ過ぎて入らなかった。頭が沸いている。仕方がないので全部フチ部分をカットした。
あーもー。
あーもー。
でも入るようになってスッキリ!
でも入るようになってスッキリ!
さあ妄想の時間です!
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