ウイスキー1杯の量って?
お酒は好きだが、普段あまりウイスキーには馴染みがない。毎日ウイスキーがテーマのドラマ(※NHK朝ドラ)を見てはいるが、ちゃんとした飲み方についてはよく知らない。
調べてみたところ、どうやら液量単位がいくつかあって、日本だと「シングル」が30ml、「ダブル」が60mlらしい。あ、そんなに少なかったのか。
見当がつかなくて、ウイスキーボンボンを40個も用意してしまった。
ズラッと並ぶウイスキーボンボン
多すぎたか!? と思いつつも、試しにひとつ液を計量カップに注いでみよう。こぼさずうまく抽出したい。
爪楊枝じゃ難しそうなので
はさみを使って瓶のフタ部分を切り落とす
ひとつ分でこれだけ!!
さっき買いすぎたかもと言ったが、そんなこともないような? いや、やっぱり全然見当がつかない。
(ここからがんばって計算すれば答えが出るんじゃないか、とかそういうツッコミはなしでお願いします)
……とりあえず黙って作業を進めるか。
これで5個。まだまだ……
微妙な温度変化との闘い
細かい作業を続けてるうちに手の血行がよくなり温まってきたのか、暖房が効いてきたのか。チョコレートの質感がちょっと変わってきた。
チョコに穴を開けやすくはなったが、割れやすくなり、液に溶けたチョコがすこし混ざってしまう。
はさみでスパッと切りやすくはなったが
チョコ、ちょっと溶け気味
とりあえず、暖房の設定温度を15度ぐらいに下げた。
微妙な温度変化を気にしつつ作業してると、「おっ、ちょっと工場っぽいな!」という気分になってくる。
黙々とすすめる
そしてようやく30ml(シングルの量)に! 使ったチョコレートは14個。
「シングルは14個」ということはダブルの量も見えたが、もうちょっとやります
うーん、これだとグラスに入れるとかなり少ないな……。ここは「ダブルで」ということにするか。
いきなり撮影にはまる
チョコの中の液を容器に注ぐ写真を撮ろうとしてるうちに、「いい感じにしずくがしたたる写真」を撮るのが楽しくなってきた。
単調な作業はなにか楽しみを見出さないと飽きてしまう。気がついたら60枚ぐらい撮ってたので無意味にGIFアニメにしてみた。
フルフルフルフル……
フルフルフルフル……
もっといい感じにしたたってたのに、いいタイミングで写真撮るのって難しいなーと思うが、そんなことはさておき……
できた!! ダブルで28個!
グラスに注ぐ! (ここでも無意味にGIFアニメ)
「ウイスキーボンボンの中身、ロックをダブルで!」 と注文したら出てくるのがこちら
シングルが14個だったので、ダブルは28個分。グラスに入れたら、ちゃんとしたロックっぽく見える! 気がする!
さて、飲むか。
ロックのダブルを飲んでみる
チョコレートの箱に「アルコール度数:3.2%」って書いてあったので、この液はおそらくその度数なんだろう。本物のウイスキーと比較するとかなり低い。
飲んでみた
うわ、甘い!!
すこしウイスキーっぽい香りはあるけど、「アルコール分のあるシロップ」以外に言いようがない。甘いんだろうとは思ってたが、まとめて飲むと予想以上だ。
試しに本物のウイスキーで割ってみようか。
「ウイスキーボンボンの中身、ウイスキーで割ったらおいしい」っていう新たな発見があったりして!?
本物で割ってみた
飲んでみたが、ダメだ。これでも甘すぎる。
なにかで割りたい。とにかく薄めたい。ソーダーか牛乳がいい。どっちもないから豆乳でいいか。
あ、すごくおいしい! (これ普通に存在するカクテルなんじゃ……と思ったら、ウイスキー+ミルク+砂糖少々で「カウボーイ」というらしい。これは豆乳だけど。)
そんな訳で、「ウイスキーボンボン28個でグラス1杯分」としておこう。抽出する時間は撮影さえしなければ30分~1時間程度で出来ると思うので、興味あるかたはぜひ一度おためしを。
ちょうど土産でチョコレートをもらったり、業務用スーパーでうっかりチョコレートを買いすぎたりしたタイミングでこの記事を書くことにしてしまい、もうチョコレートざんまいの今日この頃だ。1日1個と決めて、夏休みじゅう食べ続けたとしてもなくならない量のチョコレートが手元にある。ドカ食いしないよう気をつけたい。
中身を抜いたウイスキーボンボンはまとめて冷蔵庫へ。少しずつ食べる