特集 2023年12月1日

北海道のラーメンスープ「華味」が神の味だった

ラーメンというものがある。誰もが知る料理で日本人が創作した中華風の和食麺料理だ。1925年の「料理相談」に「シナソバ」という名の初見があり、第二次世界大戦後である1950年の「西洋料理と中華料理」にラーメンという名の初見が確認できる。

北海道のベル食品が「華味(かみ)」というラーメンスープを販売している。缶に入っており、お湯と混ぜて使うのだけれど、これが非常に美味しい。その美味しさを記したいと思う。

1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー)

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華味との出会い

ラーメンは誰もが食べたことのある料理だ。専門店もあれば、スーパーではカップ麺や袋麺などいろいろな形態で売られている。我々は美味しいラーメンを食べたいと願い続けているのだ。 

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ラーメン、美味しいよね!

自宅でラーメンを作る時だって、できるだけ美味しいラーメンを食べたい。スープや麺などがそれぞれ売られているものを使うと、それなりの味になる気がする。私もそのようなものでラーメンを作って食べてきた。

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そこで華味です!

北海道のソウルフードメーカー「ベル食品」が「華味」というラーメンスープを販売している。業務用は知らないけれど、家庭用で缶に入っているラーメンスープはあまり見かけないのではないだろうか。

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中はこんな感じです!

華味は1954年に販売が始まった。第二次世界大戦後にラーメンブームが起きており、1951年には札幌にラーメン横丁が誕生している。そのようなラーメンブームの中で発売されたのが「華味」なのだ。ちなみに1958年には初のインスタントラーメンが日清から発売されている。 

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3つの味が販売されています!

九州出身で東京に住む私は「華味」の存在を知らなかった。ただ数年前から北海道に行くようになり、スーパーを訪れると普通に華味が並んでいた。そこで華味の存在を知り、買ってみたら、これが非常に美味しいではないかとなったのだ。

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美しいよね!

 

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ガラベースもあるよ!

華味の使い方は簡単だ。大さじ1杯の華味をお湯にとくだけだ。お鍋でやってもいいし、器に華味を入れてお湯を注ぐでもいい。

今回はさらに「丸鶏使用ガラベース」も準備した。同じくベル食品のもので、パッケージから察するに「華味」のシリーズだ。 

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丸鶏使用ガラベース

丸鶏使用ガラベースは1987年に発売が始まった。華味はもちろん、丸鶏使用ガラベースも35年以上経っているので、ベル食品が「北海道のソウルフードメーカー」と言っているのも頷ける。ちなみにベル食品の創業は1947年だそうだ。

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ゼリー状です!

この丸鶏使用ガラベースはめちゃくちゃ美味しい。ゼリー状でお湯に溶けやすく、舐めるとわかるのだけれど、風味が豊かで、味が濃くて最高に美味しい。私は華味でラーメンを作る時は必ず丸鶏使用ガラベースを使うようにしている。

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美しいよね!

本来はお湯で華味をとくのだけれど、そのお湯に丸鶏使用ガラベースを混ぜるのだ。すると私としては数倍の深みとコクが生まれる気がしている。丸鶏使用ガラベースがない体にはもう戻れないのだ。

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入れるだけだから楽だしね!

 

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実際に作るよ

実際に作ってみようと思う。当たり前だけれど、華味はラーメンスープなので麺などは別に買う必要がある。それは近所のスーパーで買って茹でた。安い麺を買ったので、麺もこだわればさらに高みを目指せるかもしれない。今後の課題としよう。 

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麺を茹でました!

今更だけれど、華味には「醤油味」「塩味」「味噌味」の3つの味がある。どれも美味しい。ポイントは今回買った80グラムの缶では、「醤油味」「塩味」が4人前で、味噌味が3人前となることだ。

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味噌はとろみが強い!

ただ作り方は全部一緒。水300mlに20gの丸鶏使用ガラベースを一本入れて、華味を大さじ1杯入れる。作りながらもう美味しい匂いがしているじゃないか、となる。食欲をそそる匂いがするのだ、幸せだ。

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水300mlに丸鶏使用ガラベースを1本入れて、
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華味を大さじ1杯(醤油味)
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器に入れた麺にそれらを注いで、
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完成!!!

見るからに美味しそうなのがわかると思う。実際に食べるとそれが間違いでないことがわかる。めちゃくちゃ美味しいのだ。スープの深みが食べた人を幸せへと導く。初めて食べた時は、これお店の味じゃん、と感動した。

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美しいスープですよ!

商品説明を読むと「醤油味」は煮込んだ野菜の旨みを練り込んだ、とあるので、そこが味に厚みを生み出しているのではないだろうか。私はラーメン職人ではないけれど、お店の味に仕上がっているように感じる。

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塩味も、
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作りました!!!

透き通るスープ、塩味も素晴らしいできだ。食べるとやはり美味しい。最近のラーメン屋さんのラーメンというよりは、古くから愛されている定番の味だ。それは古臭いということではなく、安心と実績の味、というべき味なのだ。

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味噌味も、
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作りました!

味噌味も美味しい。今回はリッチにバターを乗せてみたのだけれど、スープとの相性は抜群だ。深みはそのままにまろやかさを生み出している。これが家で作れてしまうのがすごい。丸鶏使用ガラベースとの組み合わせが絶対ではあると思う。比べられないくらい美味しくなるから。

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3つとも最高に美味しい!!!

自宅がラーメン屋

ダジャレになるけれど、華味(かみ)は神(かみ)の味だと思う。本当に好きで北海道に行くと買うようにしている。北海道以外でも売っているのかもしれないけれど、私の近所のスーパーにはないのだ。自宅でこんなに美味しく作れるんだと驚いた。ラーメンの王道の味で、それが私の好みにドンピシャなのだ。

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チャーハンの味付けとかにもいいらしいよ!

参考文献
『たべもの起源事典』岡田哲 東京堂出版 2003

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