ある日、僕の自由律俳句集を置かせてもらっている書店『シカク』さんから帰っていると、気になるものに遭遇しました。
緑色のポスト!
赤くないので遠くから見たらポストかどうか不安でしたが、近づいたら確かにポストでした。
よく見ると、単純な緑色とかじゃなくてちょっと深緑っぽい。
そして側面にはなにやら貼ってありました。
調べたところ、此花区は2025年の大阪万博開催区ということもあり、17ヶ所のポストをSDGsカラーに塗りかえたそうです。
正直、SDGsはそれほど詳しくないですが、17色のポストには興味ありまくりなので、此花区内を探してみました。
ついでに、SDGsの標語っぽくPTOKs(ポストを撮っていて思ったこと)をそれぞれ付け加えていこうと思います。
・1~9
SDGsの目標にはそれぞれ番号が振ってあるので、その番号ごとに紹介していきます。
1ヶ所目は此花区役所の近くに――
ありました!
パッと見、普通のポストにしか見えませんが、
側面を見るとSDGsのアイコンが貼られているので、今回のシリーズのポストだとわかります。
色は赤、目標1は「貧困をなくそう」。
PTOKsは「大通りの一本奥も探そう」。
(此花区役所がちょっと奥にあったので一瞬迷った、という意味の標語)
しかし、色違いのポストを期待して探していたのに、一発目が赤とは……
気を取り直して次へ。
2ヶ所目は、装飾テントを突き破っている電柱を見つけて、
角度を変えて撮っていたら――
まさか!ここにあったとは!
色はマスタード、目標2は「飢餓をゼロに」。
PTOKsは「ポストを使いたい人を優先で」。
(撮ろうとしたら投函したい人がいて気まずかった、という意味の標語)
黄色いポストは初めて見たので、テンション上がりますね。
こういうのをガンガン見つけたい。
3ヶ所目は、2ヶ所目の場所から伝法駅を越えたあたりに――
発見!
色はケリー・グリーン、目標3は「すべての人に健康と福祉を」。
PTOKsは「民家の邪魔にならないように撮る」。
(隣の民家から人が出てきたら邪魔になりそうで困った、という意味の標語)
ちょっと鳥のフンがついていたので、綺麗な状態で見たかった……
4ヶ所目は千鳥橋の近く、たばこ屋さんの手前に――
ありました!
けど、また赤!
色はダークレッド、目標4は「質の高い教育をみんなに」。
PTOKsは「地面が斜めだとちょっとしんどい」。
(斜めの場所に長く止まるには体力が足りない、という意味の標語)
よーーーく見ると、確かに少しトーン暗めの赤のような気がしますが、知ってないと気づかないかも。
5ヶ所目は、此花スポーツセンターの近くに――
あります!
でも、若干赤っぽい!
色はレッドオレンジ、目標5は「ジェンダー平等を実現しよう」。
赤ではなく赤っぽいオレンジ色でしたが、このくらいの色になってるポストも見たことあるような。
PTOKsは「あの人たちが去ってから撮ろう」。
(隣の公園からセンターへ移動する人たちが写り込まないようにちょっと待った、という意味の標語)
6ヶ所目は、団地の近くに――
あった!
しかも水色ですね!
色はブライトブルー、目標6は「安全な水とトイレを世界中に」。
水に関するテーマだからこの色なのかも。
PTOKsは「目の前にイオンがあるからそこでちょっと休みたい」。
(目の前にイオンがあったから急にそこでちょっと休みたくなってきた、という意味の標語)
7ヶ所目は、USJの近くにある「関西第一メールセンター」の敷地の一角に。
誰でも入れるように開放されている「ポストの森」へと足を踏み入れると――
ありました!
しかも丸形ポスト!
色は黄色、目標7は「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」。
ここのポストは以前から「幸せの黄色いポスト」として設置されていたそうで、今回のプロジェクトに黄色があったので組み込まれたみたいでした。
形状もそうですが、ソロからグループに加入するという経緯も特殊なポストですね。
PTOKsは「ミキティー!」。
(加入の経緯がなにかに似てるなーと思ってて急に思い出した、という意味の標語)
8ヶ所目もUSJの近くで、USJの裏手にある桜島駅を出たところに――
あります!
ここの赤は、普通のより暗めで違いがわかりやすいですね。
色はバーガンディレッド、目標8は「働きがいも 経済成長も」。
マセキ芸能社のライブ名に使われているのと同じ色ですね。
PTOKsは「バスを待つ人や駅から降りる人が写り込まないように撮るのは難しい」。
(USJの裏手だけど人が多い、という意味の標語)
9ヶ所目は、大きい道路沿いに――
発見!
オレンジ色ですね。
色はオレンジ、目標9は「産業と技術革新の基盤をつくろう」。
通常のポストの赤色よりも明るい色ですが、赤に近いのでそこまで違和感は強くないかも。
PTOKsは「車が停まっている時もある」。
(申し訳ないけど車が移動するまで待てなかったので撮るしかなかった、という意味の標語)