左利きの当たり前を教えてください
かくいう私も左利きだ。投稿を募るにあたって、例としていくつか左利きあるあるを挙げておこう。


割と昔からの知人から「あれ?左利きだっけ?」と何回も言われる。同じ人に何回も自分が左利きであることを説明しがち。



ファミレスのスープバーのおたまが異常に使いづらい。スープバーの周りにこぼれているスープは大体こどもか左利きのせい。



複数人で食事をする時は左側に誰もいない位置の席を狙う。特に狭い席で下手に右利きに挟まれたりするとブーイングがすごい。


このようなことは左利きにとっては当たり前のことでもある。当たり前なので左利きの人もわざわざこのようなことを日常で言ったりしない。でも言いたい。そんな思いを投稿にぶつけてほしい。

左利きのエピソードを聞くだけで嬉しい
デイリーポータルZのライターの皆さんや左利きの友人にもあるあるやエピソードを聞いてみた。


・左利きです。小学校の頃、ドッジボールのときは攻撃用に投げるときは右で、遠投は左で投げていました。自分ではかっこいいなと思ってたんですが、あまり気づかれない地味特殊能力でした。
・左利きと聞くと6割くらいの人が「じゃあ左右の手で別々に同時に書けちゃうね」などと言ってくるのですが、そんなことはない。
乙幡さん
・左利きと聞くと6割くらいの人が「じゃあ左右の手で別々に同時に書けちゃうね」などと言ってくるのですが、そんなことはない。
乙幡さん


うんうん、言われたことある。左利きの人は頭がいいとか、器用とか言われがちだが、多くの左利きは普通の人間である。


・左利きがバレると、「右脳なんだ~?」と言われるけどわけがわからない。
・片方だけにロゴが入ったマグカップなどを持つと、ロゴ面が見えなくてただのプレーンなカップになってしまうので悲しい。
・左利きがメリットになったことはほとんどありませんが、ピンクレディが流行ってた時に「サウスポー」という曲があり、あの時だけはうれしかった。
土屋さん
・片方だけにロゴが入ったマグカップなどを持つと、ロゴ面が見えなくてただのプレーンなカップになってしまうので悲しい。
・左利きがメリットになったことはほとんどありませんが、ピンクレディが流行ってた時に「サウスポー」という曲があり、あの時だけはうれしかった。
土屋さん


マグカップは意識したことなかったが、確かにそうだ。そもそもマグカップのロゴって自分で見るためのものだったのか。いつも外側にあるのでそういうものかと思っていた。このほかにも土屋さんは数々の左利きのエピソードを挙げてくれた。たぶん左利きの話だけで24時間テレビできると思う。


・小学生の時に買った左利き用ハサミを今も使っている。
・野球やソフトボールに参加すると過剰な期待をされる。
向井さん
・野球やソフトボールに参加すると過剰な期待をされる。
向井さん


「左利き用」は手に入れるのが大変なものも多いので一度購入したらずっと使い続けるのも左利きあるあるだ。そして球技での過剰な期待。分かりすぎる。私は球技がド下手なのでいつも期待を裏切ってきた。いや、そもそも期待をしないでほしい。
普段左利きは肩身が狭くなりがちだが、このように左利きのエピソードをたくさん聞けるとそれだけで嬉しい。左利き、頑張ってるなぁと応援したくなるからだろうか。
また右利きのライターからも回答が寄せられた。
普段左利きは肩身が狭くなりがちだが、このように左利きのエピソードをたくさん聞けるとそれだけで嬉しい。左利き、頑張ってるなぁと応援したくなるからだろうか。
また右利きのライターからも回答が寄せられた。


工業高校なのですが、私の年で初めて左利き用ドラフター(製図をする机みたいなもの)を学校が導入しました。クラスメイトは喜んでましたが、左利きの先輩は「お、遅い…」となげいてました。ちなみに私は右利きです。
ぬっきぃさん
ぬっきぃさん



姉が左利きです。自動改札、とくに切符を入れるのが大変だと言っていた記憶があります。
箸と鉛筆(筆記)は、親に矯正されてそのままですが、他は全部左利きが残っているとのことで、矯正より血のが濃いんだなと実感しました。
橋田さん
箸と鉛筆(筆記)は、親に矯正されてそのままですが、他は全部左利きが残っているとのことで、矯正より血のが濃いんだなと実感しました。
橋田さん


改札が最たる例だが、世の中に浸透している大型設備は意外と左利きに優しくないものが多い。自販機の小銭も入れづらかったりする。そんな中でぬっきぃさんの学校はよくぞ左利き用の専門機器を導入してくれたと思う。惜しみない拍手を送りたい。
という感じで右利きの方からの左利きエピソードも大募集しています。
投稿は以下のフォームから。
という感じで右利きの方からの左利きエピソードも大募集しています。
投稿は以下のフォームから。


左手に宿ったその想い、ぜひお待ちしております!
