ちょっと聞いてよ 2023年4月25日

ポケモンバトルは5メートル15センチ離れてやっている

様々な条件付きで

「ポケモン」が世代を超えて共通の話題になりつつある。

ゲーム、アニメ放送、オフィシャルショップともに始まって四半世紀を超えている。

ポケモンと聞いて思い出すのはバトル画面の絶妙な距離感である。あれはどのくらい離れているんだろう。実際にやってみた。

1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー

前の記事:ネオンのアロハ、仮面ライダーの足裏 〜みんなの派手なシャツ発表


やりたいこと

バトル画面と言ったのはこういうやつのことだ。

一作目をモデルにしているが、どのシリーズでもこんな風に人が向かい合う画面がある。

この構図をリアルで再現して、どのくらい離れているのか知っておきたい。ぼんやりした疑問も、歴史あるポケモンなら受け止めてくれそうだ。やろう。 

ではやろう

再現するために人を呼んだ。編集担当の林さん(左)と編集部の安藤さん(右)

真ん中が筆者である。僕と林さんは、自分の思うポケモントレーナーっぽい格好をしている。 

安藤さんには、お手本となる画面を見ながら僕たちの写真を撮ってもらう。ひたすらこれをやる

手前の人間が大変な構図だった

まず普通に撮るとこう
001.png
なんとかしてこれに近づけたい

 気になるのは高さの関係である。

林さんの帽子のつばぐらいの位置に、僕の足元が来て欲しい

僕が遠ざかっていけばいずれそうなるが、今度は大きさが合わないだろう。小さすぎてしまう。

002.jpg
安藤さん「え? この人、ものすごく大きいの?」

筆者「そんなキャラクターじゃないですよ」

安藤さん「じゃあ浮いてるんじゃない?」

浮いてるとしたら今日の撮影は終わりだ。僕は浮けないから。

早くも手詰まりかと思ったその時、

手前の林さんがしゃがんでみて一気にそれっぽくなる
僕から見るとこう。嘘だろ

すごく大変そうだし何より弱そうだ。これからポケモンバトルをするっていうのに、いいのかその姿勢で。

当の林さんが「猪木VSアリ戦みたいなことじゃない?」と言う。そうか、これから林さんのポケモンが寝ながら蹴ってくるのか。 

このあと安藤さんから姿勢の指導が入ってこんなことになっていた

ここまで分からなさが振り切っていたら、むしろ強そうだ。もう勝負が始まっていて、こういう幻覚を見せられているのかもしれない。 

今こんな感じ。すごく良い
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構図が決まった

ここまでやったが、更に位置関係に高低差が欲しい、ということで結局僕は浮くことにした。

ジャンプ

写真を見るとジャンプをしたことでそれっぽさが増している感じはないのだが、手前のポケモントレーナーがおかしな姿勢になっているのでこちらも何かするのが仁義だろう。

この構図で完成として安藤さんに距離を測ってもらった。 

「5メートル15センチです」

パンチやキックをするのには遠いが、相手がビームなど出してくることを考えるとありそうな距離だ。「なるほどな」とみんなで納得した。

分かったこと

ポケモンバトルは5メートル15センチ離れて行われている(一人はしゃがんで、もう一人は少し浮いている場合)

最後のこれをバトルの画面っぽくしてみる
それを真横から見るとこう。異様な二人
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