特集 2023年11月2日

地味ハロウィン2023 開催レポート

ハッピー地味ハロウィーン!

今年も地味ハロウィンがリアル会場で開催された。なんと10回目!

精鋭たちのアイディアと地味が詰まった仮装をお楽しみください。

 

 

 

1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)

前の記事:ビルの上は知らない町でした(デジタルリマスター)

> 個人サイト webやぎの目

度肝を抜かれた地味さからどうぞ

まずは研ぎ澄まされた地味仮装からどうぞ。

オタ恋

過去にも「なにかの親善大使」「ココア」などの傑作を投入してきた常連からはオタ恋。みんなが見たかったやつだ。

昼休み、つっぷして寝てた人

どこの会社にもいるし、なんなら経験がある。赤いドーランだけでこの完成度。まいりました。

深夜、ひとりで帰れるって言うけどたぶん無理な人

この人も知ってる。大丈夫とは言ってるけど放置して帰れないので困るやつだ。

旅館によくあるパズル

これだ!

おもちゃ箱イカロス 匹見パズル The T

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ヘルメットを1日かぶっていた作業員
後頭部も完成度高い

ヘルメットをかぶる仕事をしているので体験談とのこと。会場がどよめく地味仮装だった。 

施主

リボンがついたクワを持ってきた瞬間に周りの人が「うらやましい」「くやしい」という声があがった。台形に盛られた土が見える。

消防点検

火災報知器の動作を確認するためにやってくる人だ。「今年は1回スルーしてしまったのでその贖罪として」とのこと。お詫びとしての仮装が新しい。

格安自販機、TWO DOWNのキャラクター

東京・大阪・神戸で展開している自動販売機の横にいるキャラクター。そういえば、いる!(公式サイトはこちらです

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学習塾近くの交差点にいる人

地味ハロウィンで何をするか迷っていたが、塾の近くでこの人を見た瞬間「これだ」と決まったそうだ。決まるね。 

「となりのトトロ」のポスターにはいるのに、本編には一切出てこない子

そういえば、いる。そうえばいる存在なのにいきなり実体として会場に現れた。

誰なんだろう

となりのトトロ [DVD]

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ベネッセのロゴ

全身タイツではなく、たまたまベネッセのロゴになった雰囲気なのが粋だ。(本物はこちら) 

「海外ドラマに出てくるダサいオタク女子」(後にあかぬけて好きな男子と結ばれる)

 リュックには「LOSER」と書かれた紙が貼られていた(あるある)。ダサいといいながら靴下とか細かいところがかわいい、とは一緒に司会をしていた古賀さんの指摘。

カメラ売り場のマネキン

ヨドバシカメラの上のフロアで会ったことがある!

工事看板のおじぎする人(オジギビト)

ベルトの大きさが大事と話していた。 オジギビトで画像検索するとベルトの存在感がわかる。

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オンラインの人

めっちゃアイコンだ。真顔もまたアイコンっぽさを醸し出している。

いっぺんに干したい人

洗濯機からベランダまで1往復で済ませたい人だ(経験ありますよね)。手にかけたタオルが使い込まれていてリアル。

健康診断で聴力検査をしている人

この仮装は見た目だけではなく、ピーピーピーという小さい音も再現している。ポケットからあの音が鳴っていた。

成功間近のダイススタッキング

「成功間近」という瞬間を切りとった仮装が新しかった。ちなみにダイスとケースは繋がっていた。

スパゲティナポリタンを気をつけて食べていてもどうしても口のまわりが赤くなってしまう人

仮装だと思っていても感じる愛らしさ。スパゲティが輪ゴムであることも素敵。 

自宅のトイレのドアノブが取れて出られなくなった人

こちらは自分の経験談とのこと。携帯電話を持って入ると家族に助けが呼べるので皆さんスマホを持って入りましょう、とのこと。教訓つき仮装。 

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なにかにひらめいた人

ポスカで線を引いてチョークでぼかしていある。このアイディアはイベント当日の朝にひらめいたそうだ。まさにこの絵の状態である。 

マッサージを受けていた人が起き上がったときにフェイスペーパーが顔にはりつく人

ステージ上でうつ伏せになり、起き上がったらこうなっていた。これは私と思えるほど身に覚えがある。 

ノールックつり革チャレンジ 失敗

視線はスマホのままつり革をつかもうとして手を空中でもがいている。 ちなみにつり革の固定はクイックルワイパーの棒と物干しを改造したもの。

道具街のおじさん

ビルの模様が歪まないように貼るのに苦労して2日かかったとのこと。2日という苦労を感じさせない楽しさ!

雑誌「ひよこクラブ」を販売する紀伊國屋書店員

ひよこクラブから顔を出している子どもは生後8ヶ月。史上最年少の地味ハロウィン参加者である。

DPEコーナーの人

懐かしい!インデックスプリントつけますか、という発言でもタイムスリップできる。 

背中

オークションで落札して、これを使いたいがための仮装とのこと。使って正解、30歳以上の人の脳を鷲掴みにした。 

VAR判定をする主審

仮装なのにこの説得力はなんだろう。毎年審判の仮装をする人だが、どの審判でもしっくりくる。姿勢だろうか。

大事なお知らせ

地味ハロウィンは以下の企業様に協賛いただいております。感謝!!!

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⏩ まだまだ地味ハロウィン2023レポートは続きます

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