うわさをきいてかけつけた
2024年3月23日(水)の春分の日。予定が何もなかったのでチャーハンを食べに行くことにした。チャーハンを食べる予定ができた日である。
まずはどこに行こうか。あ、前に仕事で来た時になんかよさそうなお店があったのを思い出した。そこに行こう。

今、神奈川県を走る相鉄線が東急目黒線に直通運転しており、一本で板橋区に行けるのだ。板橋にいつでも気軽に行ける時代である。
徒歩5分ぐらいのところにあったお店に行ってみる。以前、仕事の関係で近くを通ったときに気になったのだが、その時は時間がなく後日行こうと思っていたお店である。

いい外観だ。今日はいいチャーハンと出会える気がする。ほら、おれってチャーハン好きじゃないですか。なのでいいチャーハンは向こうから会いに来てくれるみたいなところがあるんですよ。そんなことを今回の記事で書こうと思いながら、扉を開けようとしたら、

定休日だった。いいチャーハンと出会えなかった。でも、まだまだ板橋のチャーハンはもっとある。

板橋区役所前駅に行った。もう情報もなにもないがとりあえず歩いていたら見つけたお店だ。よし、もうお腹が空いたし、チャーハンを食べるぞと思って近づいたら、


まだ13時ぐらいである。それで準備中ということはきっとお休みなのだろう。このときぐらいかな、心の底から「助けてくれ」と思ったのは。

皆さんに言いたいのは、ネットでは営業中と書いていても、祝日そして水曜日はやってないお店が多いので注意しよう、ということである。
この記事で伝えたいのはそういうことだ。これで終わったら、あまりにやっていなさに疲れて寝てしまったんだなと思ってください。でも、本当に熱いのか知りたい気持ちあるんです。本当です。
やっているお店を見つけた
さすがにこれで帰ったらすごいダメな記事になるので、やっていると思われるお店をグーグルマップで調べた。ちなみにこれまでのお店もGoogleマップでは営業中となっていたのだ。全然「OK、Google」じゃない。

途中、雨が降ってきて急いでお店へと入る。常連の人たちが楽しそうに食事をしていた。地元の人に愛されるお店。
食べるものは決まっているチャーハンだ。チャーハンをください。

運ばれてきたチャーハンにスープ。これだ、おれが今日一日求めていたものは。
大きいエビが2匹も入っていて、え?いいんですか?となる。
だって、エビってめでたいときにしか食べられない食べ物だから。



チャーハンはしっとりしながらも、フワフワした口当たり。さっぱりした味付けにチャーハンを求めてスプーンが止まらない。
そして、スープもラーメンもおいしいのだろうと感じさせる、風味豊かな味である。
板橋のチャーハン、ようやく出会うことができたね。

牛肉バターチャーハンを出すお店
チャーハンをようやく食べ終わった。よしデザートにチャーハンを食べよう。まだ営業中のお店を見つけた新板橋駅にある「龍王」というお店だ。


本場中国の方が腕をふるうお店である。これは期待できるぞ。さてどんなチャーハンを食べようかと思い、ふと目線を上げたら、ナスバター炒飯と牛肉バター炒飯と書いてあるのを見つけた。
チャーハンにバターって聞いたことがない。どんなのか気になるので頼んでみた。



牛肉がごろっと入っている。 コーンや人参も入っていて、ピラフのようにも見えるが、果たしてどんな味なのか。

口に入れた瞬間にバターが香る。そして、牛肉のうまみ、コーンの甘味とシャキシャキした食感、香ばしい風味。
それぞれがすてきなハーモニーである。




これが牛肉バターチャーハンか。バターの香りがするが、ピラフではない気がする。店内の雰囲気がそう感じさせるのかもしれない。
味が濃いので、味が濃いものを食べたいときにはおすすめです。あと、茄子バターチャーハンもおいしいらしいのでそれも食べたいと思ってます。