ダイソーの「電子レンジチップスメーカー」とは一体なんなのか

ポテトチップス=油で揚げた罪深いお菓子 という思い込みがある。ダイソーで売られていた「電子レンジチップスメーカー」で、本当にポテトチップスが作れるのか試してみた。
前の記事:「ミラクルフルーツ」でキウイが高級フルーツの味になる
> 個人サイト はてなブログ

先日、百円ショップのダイソーでこんな商品を発見した。

カラーリングがどう見てもポップコーンのそれだが、まあ「電子レンジで○○がつくれる!」という商品は今どき珍しくもない。
しかし、パッケージをよく見てほしい。

こういう商品って、パッケージで「わ〜!おいしそ〜!」という気持ちにさせて買わせるものではないのか。ショックすぎて思わず買ってきてしまった。

そもそもこれはポテトなのだろうか。パッケージのどこにも野菜の名前は書かれていないから、我々が知らない野菜チップスかもしれない。

プラスチック製の容器にスライスした野菜を並べ、電子レンジで加熱するとポテトチップス的なものができるそうだ。
ポテトチップス=揚げるもの という固定観念があるが、電子レンジでポテトチップスを作るなんてことが本当にできるのだろうか。
さっそく試してみよう。


実際やってみると当たり前のことだが、スライスの直径が均一でないため、説明書のような美しい放射状にならない。


縮んで脱落したやつがいるが、色はきつね色でおいしそうだ。あのパッケージ本当になんだったんだ。

ポテトチップスというより、野菜チップス(じゃがいも)という感じ。無印良品あたりで「油を使用せず、ヘルシーな野菜チップスに仕上げました」という説明書きで売られていそうだ。健康的なおやつとしてのありがたさ。

ちなみに



個人的にはさつまいもチップスの方が食べ飽きない味で好みだった。
「ポテトチップスメーカー」と思い込まず、「野菜チップス実験器」と考えると楽しいかもしれない。
![]() |
||
▽デイリーポータルZトップへ | ||
![]() |
||
![]() |
▲デイリーポータルZトップへ | ![]() |