プロに頼みました
昔の少年SF誌の挿絵を描いているのはイラストレーターというよりも画家である。あれを描けるようになるには静物画のデッサンから始めないといけない。
先は長い。
そこで当サイトで連載をしているクリハラタカシさんに美大出の大町さんを紹介してもらったのだ。
イラストレーター 大町駿介さん
うっとりするような絵を描く
まだ若いのに古い蔵の絵を描いているという頼もしさである。確かな画力に加えて小松崎茂など昭和のSF挿絵も好きだという。ばっちりだ。
NifMoを描いてもらおう
このタッチで描いてもらうのはNifMoだ。
NifMoとはニフティが始めたスマホである。
いまや当たり前のスマホだが、あれもけっこう未来である。古いSF風に描いてその未来感を噛み締めたい。
あと、NifMoはニフティの重点施策なのでデイリーポータルZもその流れに関わっておきたいというサラリーマン的な打算もある。ものすごくある。超ある。
僕も買っちゃいました(洋服屋の店員みたいだけど)
NifMoの特徴
・安い
・毎月の料金が安くなる方法がある
あとはSIMだけのコースがあったり、ナンバーポータビリティが可能だったりとかいろいろあるが、これ以上の説明は
NifMoのホームページを読んで欲しい(そしてその勢いで加入して構わない)。
このNifMoを少年SFの風にわかりやすく図解にしてもらった。
夢の装置が発明されたような気がしてくる。クリックで拡大表示されるがそれが面倒という人のために一部分を拡大した。
どこへでも持ち歩くことができる!買いものができたり、手紙をおくることもできる(NifMoの表記はテイストにあわせてカタカナにしたぞ)
夢のようだ。言ってることはスマホそのものなのだが、それも忘れて毛穴が開く。
「技術者の努力により」というところもロマンである。その技術者はきっと湯川秀樹みたいなメガネをかけているだろう。
そんなものが今すぐ手に入るなんて。科学と民主化の発展に賛辞を送らずにはいられないのであります。(僕まで時代がかった書き方になってしまった)。
そして左下の部分も拡大
NifMoがないと我々はこんな状態になってしまうのである
オープンリールのデッキを担いで地図をポケットに詰め込み、書類をばさばさと落としながら歩いている。もうこんな時代には戻りたくない。
デイリーポータルZの企画に登場しそうな人でもある。
調子に乗って右上部分も拡大しよう。
NifMoがあれば南極にだって電話をかけられるのだ
南極に電話番号があればどんな電話でもかけられるのだが、そのあたりはスルーして欲しい。エアカーの色が懐かしの東海道線色なのが過去だか未来だかわからなくて素敵である。
いろんな会社が携帯電話サービスを始めていて、どれも似てて夢を持てなくなっていたが、久しぶりにわくわくした。いやーよかった。
安くなる話をしてなかった
しかしここまでだとスマホそのものしか紹介してない。
NifMoは使うほど安くなる仕組みがあるのだ。対象の商品を購入したり対象のアプリをダウンロードするとポイントがたまって毎月の料金からその分引かれるのだ。僕もジャージを買ったら月の支払料金が数十円安くなった。(
詳しくはサイト読んでください)。
それも大町さんに図解にしてもらおうじゃないか。
さっきのはカラーページだったが、解説のページは2色である。こちらではちゃんとNifMoの料金が安くなる機能(
NifMoバリュープログラム)について触れている。
その部分について拡大した。
お得回路
お得回路入りである。
もちろんそんなものはない。イメージである。
かつてのウルトラマンの怪獣図鑑に載っていた透視図だって「バルタン脳」「メフィラス胃」などと怪獣の名前をくっつけただけだっただろう。そんな感じだ。
右側拡大
電話を傍受しようとしている宇宙人がかわいい。交換手が宙に浮いているのもときめく。
NifMoを持てばこんな昔夢見た未来がやってくる、そんな素敵な勘違いをさせてくれる。
スマホが違って見える
大町さんのイラストを見てからNifMoを眺めると、これが科学者の努力の結晶で、電話はおろか手紙さえ送れるすごいものだと思えてくる。フルカラー画面だし。
この興奮を忘れないようにTシャツにしたいぐらいだ。