特集 2014年11月4日

冬のとしまえんプールは釣り堀になる

としまえんプールのアナザーワールドをご案内します。
としまえんプールのアナザーワールドをご案内します。
夏は水着の若人達でにぎわう『としまえん』のプールだが、冬になると竿を手にした釣り人が集まる場所となる。そう、釣り堀になるのだ。その名も『としまえんフィッシングエリア』である。

流れるプールにイワナが泳ぎ、波のプールでニジマスが跳ねる、そんな冬のとしまえんプールをご案内します。
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー)

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冬のとしまえんプールは別の顔

昼と夜で別の顔を持つ人がいるように、としまえんのプールは夏と冬でまったく違う表情を見せてくれる。

一部の人(主に釣り人)にしか見せない別の顔を拝むためにやってきたのは、池袋から西武池袋線で14分、新宿からも大江戸線で20分という好立地にある豊島園駅。最近はコスプレの聖地でもあるらしいよ。
平日午前中の豊島園行きはガラガラで、別世界のとしまえんプールに行くのにふさわしい雰囲気。
平日午前中の豊島園行きはガラガラで、別世界のとしまえんプールに行くのにふさわしい雰囲気。
豊島園駅に到着。空は青く、電車は黄色い。
豊島園駅に到着。空は青く、電車は黄色い。
駅にはもちろん、としまえんの交通広告。
駅にはもちろん、としまえんの交通広告。
これこれこれ、水着のシーズンオフになると、このプールが釣り堀になるのだ。
これこれこれ、水着のシーズンオフになると、このプールが釣り堀になるのだ。
いくら平日だとはいえ、あまりに人がいなさすぎではと思ったら、この日はとしまえんの休園日だった。

しかし大丈夫。フィッシングエリアは9月末からゴールデンウィークまでの営業期間中は、年中無休なのである。
としまえんが営業していなくて一瞬焦ったぜ。
としまえんが営業していなくて一瞬焦ったぜ。
ちょっとわかりにくいが、フィッシングエリアと庭の湯はちゃんと営業しているようだ。
ちょっとわかりにくいが、フィッシングエリアと庭の湯はちゃんと営業しているようだ。
正門の左側通路から入って、ハイドロポリスを目指して進む。
正門の左側通路から入って、ハイドロポリスを目指して進む。
冬のとしまえんプールに何度か来た経験がある私は、その特殊な景色に慣れてしまっているので、まったくの未体験であろうデイリー編集部の古賀さんにも来ていただいた。

多くの人がそうであるように、釣りの経験はどっかの観光地の釣り堀で、ウキを使ったエサ釣りでニジマスを釣ったことがあるくらいとのこと。
「釣竿を担いだ人がプールに向かっていますよ!」と驚く古賀さん。いや、それで合っています。
「釣竿を担いだ人がプールに向かっていますよ!」と驚く古賀さん。いや、それで合っています。

これが冬のとしまえんプールだ!

道に沿って園内をしばらく歩いていくと、流れるプールへとたどり着く。

一見するとただのオフシーズンのプールなのだが、よくみるとプールサイドに人が立っており、手に持っているのが釣竿であることに気が付くだろう。
はい、もうここは釣り堀です。
はい、もうここは釣り堀です。
プールの中には、元気に泳ぐ魚達。それもたくさん。そりゃもうたくさん。

いたずらで学校のプールに魚を放つと大問題になるが、ここはもちろん許可を得ての営業である。サイバーTOKYOなう。

知らないとびっくりすると思うが、オフシーズンのプールを釣り堀にしているのはここだけでなく、埼玉あたりの水上公園なんかはだいたいやっている話であり、驚くべきことに、驚くほどのことではないのである。
流れるプールを悠々と泳ぐニジマス。
流れるプールを悠々と泳ぐニジマス。
錦鯉みたいな金色の魚も泳いでいます。
錦鯉みたいな金色の魚も泳いでいます。
釣り堀になっているプールは、この流れるプールと、ナイアガラプール、波のプールの3か所。残念ながらハイドロポリスなどに魚は泳いでいない。

それぞれがアマゾンエリア、ナイアガラエリア、ミシガンエリアと名前を変えて、浮き輪よりもライフジャケットが似合う太公望達を待ち構えているのだ。
究極の居抜き物件といえるかもしれない。
究極の居抜き物件といえるかもしれない。
分かりにくいけど、奥に釣り人が写っている。
分かりにくいけど、奥に釣り人が写っている。
遊園地の営業日だと、ジェットコースターの走る轟音と、その乗客によるキャーという黄色い声が定期的に聞こえて、より非現実的な感じになる。
遊園地の営業日だと、ジェットコースターの走る轟音と、その乗客によるキャーという黄色い声が定期的に聞こえて、より非現実的な感じになる。
冬場の波のプールは、波もなく穏やかだ。
冬場の波のプールは、波もなく穏やかだ。
流れるプールの中央にある競泳プールは、水が抜かれていた。
流れるプールの中央にある競泳プールは、水が抜かれていた。

別の世界に来たような気分になれる場所

夏にプールとしている場所を、冬場は釣り堀として営業するというのは、とても理にかなっている合理的な二毛作であり、もちろんプールとして営業再開をする前には、水の入れ替えや大掃除をするのだろう。

そういうことは理屈でわかっても、やっぱりプールで釣りをしている景色は、なんとなく不思議である。どこか海外にでも来たような、あるいは別世界の扉を開けてしまったかのような。
こういった夏の名残りが気持ちをモヤモヤさせてくれる。
こういった夏の名残りが気持ちをモヤモヤさせてくれる。
クレープ屋さんとかは営業していないので、なんとなく立ち入り禁止の場所でこっそりと遊んでいる気分。
クレープ屋さんとかは営業していないので、なんとなく立ち入り禁止の場所でこっそりと遊んでいる気分。
冬でも南国っぽい木。
冬でも南国っぽい木。
そういえば小学校のプールには、どこかから飛んできたミズカマキリやタイコウチ、あるいはゲンゴロウなんかが住んでいたものだが、ここの魚は人間は放ったものである。当たり前か。

ちょうど魚の放流をしていたのだが、プールにドカドカと生きた魚を放り込む姿は、見てはいけないものを見てしまった感がすごい。人によっては自分の中の常識を突き破るきっかけになるかもしれない。
うわー、プールに魚を逃がしてるー!
うわー、プールに魚を逃がしてるー!
その奥では、停止した遊具のおじさんがこちらを睨んでいた。なんだここは。
その奥では、停止した遊具のおじさんがこちらを睨んでいた。なんだここは。

ここからは釣りの話です

としまえんプールが釣り堀になることの味わい深さはこれくらいにして、ここからは釣り堀としての魅力に迫りたいと思う。

今回は釣り初心者の古賀さんが同行しているのだが、経験のあるエサ釣りではなく、せっかくなので初のルアー釣りにチャレンジしてもらおう。
受付は流れるプールの横にあるログハウス風の建物です。
受付は流れるプールの横にあるログハウス風の建物です。
このフィッシングエリアでは、自分の釣りの腕に応じて、エサ釣り、ルアー釣り、フライ釣りを楽しむことができるため、まったくの初心者から大物釣り師まで楽しむことができる。

竿などはレンタル可能なので、まったく手ぶらでいっても問題なし。職場が近ければ会社帰りに、あるいは出勤前に寄りたいところである。
エサ釣りが一番簡単。使うエサはイカの切り身なので、虫系が触れなくても大丈夫。
エサ釣りが一番簡単。使うエサはイカの切り身なので、虫系が触れなくても大丈夫。
リール竿というものをはじめて使うことになる古賀さん。今日は午後から会議だそうで、リアルに出勤前だ。
リール竿というものをはじめて使うことになる古賀さん。今日は午後から会議だそうで、リアルに出勤前だ。
エサの代わりになるのが、ルアーと呼ばれる疑似餌。店員さんにおすすめを聞いて適当に買おう。
エサの代わりになるのが、ルアーと呼ばれる疑似餌。店員さんにおすすめを聞いて適当に買おう。
「このシャモジみたいなので釣れるんですか!」と驚く古賀さん。惜しい、シャモジじゃなくてスプーン!
「このシャモジみたいなので釣れるんですか!」と驚く古賀さん。惜しい、シャモジじゃなくてスプーン!
平日の料金表。利用時間ごとに持ち帰っていい魚の数が決まっている。
平日の料金表。利用時間ごとに持ち帰っていい魚の数が決まっている。
としまえんにはもう一か所釣り堀があり、待ち合わせで間違えがちだ。
としまえんにはもう一か所釣り堀があり、待ち合わせで間違えがちだ。
ここで釣れる魚は、皆さんおなじみのニジマスが一番多く、天然物を釣ろうとすると大変なイワナやヤマメ、そして外国からやってきたブラウントラウトなども放たれている。大きさは25センチくらいの食べ頃サイズがメインだが、中には「サケかよ!」と突っ込みたくなる大型も。

どれも富士山麓のきれいな水で食用として育てられた魚なので、「自分で釣った魚を食べる」という本能的な欲求を満たすことができるのだ。
使って大丈夫なルアーとか、持ち帰れる匹数制限とか、細かいルールは各自御確認ください。
使って大丈夫なルアーとか、持ち帰れる匹数制限とか、細かいルールは各自御確認ください。
どれも冷たい水を好むマスの仲間なので、もう少し寒い時期が釣りシーズンの本番かな。
どれも冷たい水を好むマスの仲間なので、もう少し寒い時期が釣りシーズンの本番かな。

古賀さんが一匹釣るまでのドラマ

釣り堀というと、魚を放ってあるのだから誰でもポンポン釣れるというイメージがあるかもしれない。

実際そういうところもあるのだが、古賀さんがシャモジと呼ぶ金属片を使うような釣りだと、魚の機嫌によっては、たとえ釣り堀といえどもそこそこコツがいるのである。
「本当にシャモジで釣れる?」
「本当にシャモジで釣れる?」
道具のセッティングは、糸の先に結んである金具にシャモジ(スプーン)を引っ掛けるだけ。
道具のセッティングは、糸の先に結んである金具にシャモジ(スプーン)を引っ掛けるだけ。
何が言いたいかというと、なかなか魚が釣れなかったのである。教えている立場の私もだ。

なぜなら私はこういう釣りに全然詳しくないからだ。
とりあえず糸を投げられるようになった古賀さん。あとはリールを巻いていれば釣れるはず……
とりあえず糸を投げられるようになった古賀さん。あとはリールを巻いていれば釣れるはず……
「ほら、こうやって釣るんですよ!」と自慢したが、水中に沈んだゴミが引っかかっただけだった。
「ほら、こうやって釣るんですよ!」と自慢したが、水中に沈んだゴミが引っかかっただけだった。
そして30分経過。だんだんと会話がなくなってきた。
そして30分経過。だんだんと会話がなくなってきた。
このプールには魚がいないんじゃないかと文句を言いたいが、目の前の人は釣っているし、魚は元気に跳ねている。
このプールには魚がいないんじゃないかと文句を言いたいが、目の前の人は釣っているし、魚は元気に跳ねている。
もう網ですくった方が早いんじゃないかな(絶対禁止)。
もう網ですくった方が早いんじゃないかな(絶対禁止)。

釣れないので作戦変更します

1時間程がんばってみたものの、まったく釣れる気配なし。そろそろ古賀さんは会議のために出なくてはならない時間である。あ、背中から変な汗が出てきた。

私は釣れない釣りが壁を相手にしているキャッチボールみたいで嫌いではないのだが、問題は古賀さんである。

このままでは「もう釣りなんて一生やるもんか!」とプリプリしながら大江戸線に乗って去っていくことになるので、ここで難易度の変更をすることにした。店員さんに相談して、「どうしても釣れない時の最終兵器」だというルアーにチェンジしたのだ。
最終兵器の攻型マ式。1時間しか努力していないのに、これに手を付けてしまう我々を許してください。
最終兵器の攻型マ式。1時間しか努力していないのに、これに手を付けてしまう我々を許してください。
オモリの先に、浮く素材のフワフワしたものが付いている。
オモリの先に、浮く素材のフワフワしたものが付いている。
これの使い方は、仕掛けを投げたらゆっくりと10秒かけてリールを1回転させるだけ。どこまでもエサ釣りに近いルアー釣りである。

さすがは最終兵器というだけあって、すぐに古賀さんの竿にアタリが到来。でもアタリがあればすぐ釣れるというものでもなく、何度かあわせることに失敗した後、無事に魚を掛けることに成功。このやり取りがおもしろいのだ。
プールに落ちることをとても心配していたが、足はつくから大丈夫!
プールに落ちることをとても心配していたが、足はつくから大丈夫!
お、釣れた!
お、釣れた!
「ちょっと、ここからどうするんですか!」
「ちょっと、ここからどうするんですか!」
「逃げた……」
「逃げた……」
ごめんなさい。写真を撮っていないで、網ですくってあげろっていう話ですね。

それでも一匹掛けたことでコツを掴んだのか、すぐにまた魚をヒットさせ、今度は無事釣り上げることに成功。そしてあふれる古賀スマイル。釣れる釣りは正義だなと思った。
2回目のヒットはすぐでした。
2回目のヒットはすぐでした。
「この仕掛け、無人島に持っていきたい!」
「この仕掛け、無人島に持っていきたい!」
釣れたのは塩焼きでおなじみのニジマス。
釣れたのは塩焼きでおなじみのニジマス。
洗濯ネットとロープを持参すると、魚を入れておく場所に困らないよ。
洗濯ネットとロープを持参すると、魚を入れておく場所に困らないよ。
これでも釣れなかったらエサ釣りに移動しようと思ったけれど、なんとか大丈夫でした。
これでも釣れなかったらエサ釣りに移動しようと思ったけれど、なんとか大丈夫でした。
あまりに釣れないので(周りではちゃんとルアーで釣れているけど!)、私も古賀さんの竿を借りて釣ったりして。
あまりに釣れないので(周りではちゃんとルアーで釣れているけど!)、私も古賀さんの竿を借りて釣ったりして。
やっぱり釣れると楽しいですわ。
やっぱり釣れると楽しいですわ。

釣った魚は捌いてから持ち帰れる

古賀さんが2匹目を釣り上げたところで一旦切り上げ、施設内に用意された流しへと移動。

釣った魚をここで捌いて持ち帰ることで、鮮度をキープすることができる上、自宅の台所を汚さなくてすむのである。

捌き方は懇切丁寧に解説されているし、包丁ではなくハサミで切るだけなので、恐怖心さえなければ誰でも簡単。持ち帰り用のクーラーバッグ、保冷剤、塩の3点セットも販売されていて至れりつくせり。
流しがあるって素晴らしい!
流しがあるって素晴らしい!
あとは塩を振って持ち帰れば、家に帰って焼くだけだ。
あとは塩を振って持ち帰れば、家に帰って焼くだけだ。
魚を捌いたことがない人こそ、こういう機会にやるといいんじゃないですかね。
魚を捌いたことがない人こそ、こういう機会にやるといいんじゃないですかね。
お持ち帰り用3点セット。家に帰る頃には、塩が効いていい塩梅になるんですよ。
お持ち帰り用3点セット。家に帰る頃には、塩が効いていい塩梅になるんですよ。
この日は平日だったのでやっていなかったが、土日は魚焼き場が営業しているそうで、釣った魚を自分で捌いて焼いて食べることができるそうだ。

これは今年から始まったサービスだそうで、そういう遊びはどこか遠くまでいかないとできないものと思っていたが、としまえんでできるのか。
今度は土日に来ます!
今度は土日に来ます!
釣ったニジマスを持ち帰った古賀さんからは、以下のような感想が来た。

「あんな糸々しいものを、よくみんな絡ませずにやってるなと思いました。それが一番すごい。 でもすごく楽しかったです。 ハサミでさばくのも楽しかった!あそこならまた行きたいですわー 。マ式で、いや、今度こそしゃもじで… そして、リリースというのを一度やってみたいです」
魚もすごくおいしかったそうです。
魚もすごくおいしかったそうです。
どうにか喜んでいただけたようでなによりである。

糸々しいという言葉は初めて聞いたけど、やっぱりルアー釣りはまったくの初心者が一人だと厳しいので、誰か経験者といくのがいいみたいかな。

大物を狙ってミシガンエリアへ

古賀さんがニコニコしながら帰った後も、せっかくなので一人で釣りを続行。ここからは私の個人的な戦いである。

まずはナイアガラエリアから流れるプールのアマゾンエリアに場所を移して、最終兵器ではなく普通のルアーで釣ることに成功。

一匹釣れるとコツを掴むもので、ニジマスを数匹釣った後にはナイスなイワナも捕獲成功。俺だってやればできるじゃんと一人で納得。古賀さん、おれやったよ。
ここが俺のアマゾン川!
ここが俺のアマゾン川!
こういう場所でもイワナはやはりうれしいのだ。
こういう場所でもイワナはやはりうれしいのだ。
釣れても持ち帰らない魚は、一切手を触れないようにして、やさしくハリを外して逃がす。
釣れても持ち帰らない魚は、一切手を触れないようにして、やさしくハリを外して逃がす。
さあ、さあ、さあ、長いウォーミングアップが終わったところで、大物が潜むという伝説のミシガンエリアへと場所を移動。

ここは大きな魚だけが放たれているという、ある程度釣りに慣れた人向けのポイントで、この場所で1匹釣ることに憧れていたのだ。
やってきたぜ、ミシガンエリア!
やってきたぜ、ミシガンエリア!
釣り人は『波のプール』と書いて、『ミシガンエリア』と読むのである。
釣り人は『波のプール』と書いて、『ミシガンエリア』と読むのである。
ここは不忍池のコイみたいな大物が放たれているんですよ。もちろんコイじゃなくてニジマスとかだよ。
ここは不忍池のコイみたいな大物が放たれているんですよ。もちろんコイじゃなくてニジマスとかだよ。
先客はすでに大物を仕留めていた。としまえんのプールで釣れたとは思えない巨大サイズだ。
先客はすでに大物を仕留めていた。としまえんのプールで釣れたとは思えない巨大サイズだ。
半分はフライ専門(揚げ物ではなくて釣りの種類)のエリアになっており、どう見ても本気っぽい人たちが挑んでいる。
半分はフライ専門(揚げ物ではなくて釣りの種類)のエリアになっており、どう見ても本気っぽい人たちが挑んでいる。
大物が潜むのは一番奥の場所なので、そこへ正確にルアーを投げられないと、まったく釣りにならないのだ。
大物が潜むのは一番奥の場所なので、そこへ正確にルアーを投げられないと、まったく釣りにならないのだ。
ここは長靴で立ちこんでの釣りとなるが、一歩でも前で釣りたいので、気が付くと水が入ってグショグショになっていて悲しい。
ここは長靴で立ちこんでの釣りとなるが、一歩でも前で釣りたいので、気が付くと水が入ってグショグショになっていて悲しい。
よく釣れるのは朝と夕方で、その時間は足元を大物がサーっと泳いだりしてびっくりする。
よく釣れるのは朝と夕方で、その時間は足元を大物がサーっと泳いだりしてびっくりする。
大物だけにそうそう釣れるものでもないのだが、なんと私の竿にヒットしてしまった!
大物だけにそうそう釣れるものでもないのだが、なんと私の竿にヒットしてしまった!
隣の人に網ですくってもらう。ひゃっほう!
隣の人に網ですくってもらう。ひゃっほう!
このエリアにしては小型らしいが、私としては立派な大物!
このエリアにしては小型らしいが、私としては立派な大物!
これが練馬区の怪魚、としま太郎である。本当はたぶんブラウントラウトとかいう魚。
これが練馬区の怪魚、としま太郎である。本当はたぶんブラウントラウトとかいう魚。
そしてお隣さんが釣り上げたサケみたいなニジマス。ここでは練馬サーモンと呼ぶそうです。
そしてお隣さんが釣り上げたサケみたいなニジマス。ここでは練馬サーモンと呼ぶそうです。
そんなこんなで6時間券分たっぷりと遊びつくし、3日分のオカズを持ち帰った。

こういう管理された場所での釣りを、「そんなの人が放した魚でしょ?」と思う人もいるけれど(私も実際やってみるまでは割とそうだったかも)、いざやってみるとこれがゲームとして楽しかったりするのだ。

UFOキャッチャーをやっている人に、「そんなの人が置いたぬいぐるみでしょ?」とは言わないでしょ。
でかかったやつはバター焼きにしました。皮までうまいわー。
でかかったやつはバター焼きにしました。皮までうまいわー。
塩焼きにしただけでももちろんうまい。今度はぜひ現地で焼きたい。
塩焼きにしただけでももちろんうまい。今度はぜひ現地で焼きたい。
ニジマスの燻製というものをはじめて作ったけれど、これうまいですね。びっくりした。
ニジマスの燻製というものをはじめて作ったけれど、これうまいですね。びっくりした。
なんと卵をもっていたのがいたので、せっかくなので醤油漬けにしてみたら絶品。
なんと卵をもっていたのがいたので、せっかくなので醤油漬けにしてみたら絶品。

埼玉には幻の魚であるイトウが釣れるプールもあるらしいよ

このようにですね、としまえんプールで釣りをするという景色に慣れてしまうと、普通に釣りとして楽しめる訳です。

でもたぶん、最初に訪れたときの何とも言えない違和感が、一番おもしろいような気がします。としまえんプールのアナザーワールド、おすすめです。
としまえんのトイレには、それはそれは釣り好きな神様がいるんやで~(恵比寿様ですかね)。
としまえんのトイレには、それはそれは釣り好きな神様がいるんやで~(恵比寿様ですかね)。
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