リモートワーク集中できない人、約65%(自分調べ)
かくいう筆者もリモートワークに切り替わり、このように自宅で毎日バリバリ働いている。働いてる、のだが、
人の目がないとどうしても集中力が途切れがちになり、
このようにリラックスした様子になり、
やがてこうなる。いや、こうなりそうなのを我慢しながらそわそわ働いてる。
だって、だってだ。
自宅というのは、そもそも各々が「最も自分がくつろげるよう」に日々せっせと作り上げた結晶(くうかん)なのだ。その結晶(くうかん)をいきなり今日から集中して緊張感を持って働くスペースにせよなんて土台無理な話なのである。
貴方はふかふかのベッドの上でトランプのタワーを積み立てることができますか?そう、これはそういうことなのである。
みんな実際のところどうなんだろう、と疑問に思いアンケートをとってみた結果がこちら。
集中できないひとたちがこんなにも!自分だけではなかったのだ…と安心している場合ではない、これはもしや社会全体の大きな課題なんじゃないか。解決せねば!
おれは仕事集中カウンターに賭けます
同じく集中できなさそうな友人に訊いてみたところ、書斎で働いているという。書斎て。こちとら手狭な1Kの賃貸物件である。部屋を分けられるならそりゃ良いが、なかなかそうもいかない。
そこで今回目をつけたのが、天然とんこつラーメン 一蘭である。
一蘭の味集中カウンター、ご存知だろうか。
カウンターが席ごとに仕切りで分けられており、まわりを気にすることなくラーメンを食べることができる、という独自すぎるシステムである。
なんでも”隣席を仕切ることで、味覚を研ぎ澄まし、集中してラーメンと向き合える環境を生み出す"とのことで、特許まで取得しているのだそうだ。へえー。
ここは一蘭にあやかって、いま家にあるもので最低限のカウンターを作ろうと思う。そう、言うなれば「仕事集中カウンター」だ。
ちょうど空気清浄機の段ボールを捨てずにいたので今回はこれを素材にしたい。
こいつを適当に切って、
茶色く塗り、適当な貼り紙を用意したら…
完成だ!DIYや工作と呼ぶのもおこがましいレベルの出来だ。なんだろう、図工かな。とはいえたまたま机にぴったりサイズでうれしい。
ちょっと座ってパソコンを叩いてみたけれど、これが思いのほか効果がありそうである。
防音効果もあるのだろう、とにかく「パソコンと一対一になっている」という感じがする、ような気がする。よーし、仕事集中カウンターの完成だ!
弊社 社長へ
さて。先日リモートで会社の会議をしたとき、本名ではなく誤って「北向ハナウタ」のアカウントで参加してしまうという電子事故が発生した。社長に「北向ハナウタってだれ?」と訊かれてはじめて気づき、血の気が引いた。もう、自分がなんと答えたかすら覚えていない。
この記事もいま弊社の社長が見ているかもしれない。いや、きっと見ているだろう。
社長、見てますか?私事につき恐縮だが、社長へあてたメッセージを最後に添えて、この記事の終わりとしたい。
社長へ
お世話になります、北向です。
いつも会社では温かく、時に厳しく接していただきありがとうございます。
この情勢のなかリモートになり、社員の様子がわからず不安な部分もあるかと思います。
私は大丈夫です。記事の冒頭で、ソファやベッドでくつろいでいる写真を掲載しましたが、演出です。退勤後に撮影したものです。
ひとりでも集中して業務を進められるよう、仕事集中カウンターを作りました。業務改善です。私は大丈夫です。
しっかり取り組んでまいりますので、私が北向ハナウタであることはどうにか忘れていただけますでしょうか。このような記事ばかり書いているので下の代に顔向けできません。
暖かくなってまいりましたが、まだ不安定な気候が続いております。お身体には気をつけて、また元気な姿でお会いしましょう。
北向ハナウタ