休肝日の夜に
最近、歳を重ねるごとに体力がなくなってきたこともあり、末長くお酒を楽しむため、なかなか難しくはあるんですが、できることなら週1でも休肝日を作りたいと思うようになりました。
で、朝から固く決意をし、数々の誘惑にも負けず、ついに夜。夕食のおともが水や麦茶ってのも味気ないので(お酒を好まない人にはわからない感覚かもですが……)、なにかちょっとふだんと違う、それでいてスペシャル感のあるドリンクを飲みたいなと。
そんなこんなでたどり着いたのが、水や炭酸水で割って飲む用の、濃縮タイプの紅茶。これを炭酸水で割り、氷をたっぷり入れて飲むのがとても美味しくて、なんともリッチな気分になれるんですよね。よし、これがあれば今日はまぁ、酒飲まなくてもいいか、と。
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ただ、こういうのってたいていしっかり糖分入りで、ふだんそんなに甘いものをとらない自分には1杯でじゅうぶんなんですよね。けれども、いつものビールやチューハイならばそれ以降もがぶがぶ飲むわけで、つまり1杯飲み終わると手持ち無沙汰になってしまう。
そこである日なんとなく、氷を入れた炭酸水に、水出し用の紅茶のティーバッグを入れて飲んでみたんです。つまり、お手軽自家製無糖ティーソーダ。そしたらこれがなかなか良くてですね。以来、休肝日の夜の定番ドリンクとなっています。
で、あるときふと、そもそもこういう飲みかたって他の人もやっていたりするものだろうか? と思って検索してみたところ、なんと「炭酸出し紅茶」とか「サイダー出し紅茶」とか呼ばれ、わりと普通に、すでにある飲みかただったようで。
作りかたは超シンプル
では、その炭酸だし紅茶をさらに一歩アレンジし、緑茶やほうじ茶などの和茶でやってみるのはどうだろう? するとこれはあまり一般的ではないようで、どんな味わいになるかがとても気になります。
ならばさっそくやってみよう!
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「ほうじ茶」「緑茶」「麦茶」「抹茶入り玄米茶」「あずき茶」「韃靼そば茶」、それからシード枠として、「ウーロン茶」と「ジャスミン茶」の8種類。
そして当然必要なのが、炭酸水。業務スーパーで、500mlで1本30円代という信じがたいお手頃さの炭酸水を、たっぷりと買ってきました。
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炭酸だしのやりかたはごくシンプル。このペットボトルにティーバッグを直接入れてしばらく置いておくだけ。
ただし、ティーバッグの入る隙間を空ける&吹きこぼれ防止のため、
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あとはわかりやすいよう、
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ボトルにティーバッグを入れて数時間置いておくだけ。
なのですが、いきなり問題発生!
麦茶のティーバッグがペットボトルの入り口に、
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そうか、よく考えたら、麦茶ってやかんで大量にがんがん煮出して作ることが多いですもんね。どうしよう……まぁいいや、気を取り直して他のお茶をいってみよう。
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どうやら、1パック5gくらいのまでのティーバッグであれば、一般的なペットボトルの口に入るようです。
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あ、ちなみに、ティーバッグスペースを作るために少しずつ別容器に移した炭酸水の再利用法としましては、そこに甲類焼酎適量をプラスしてあげると、
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という飲料になり、とても美味しく召し上がれますので、覚えておいて損はないかと。
完成! 麦茶もなんとか!
さてそんな仕込みから約6時間後。ボトルたちを確認しに行ってみると、
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まるで一足早い紅葉のように。それぞれに美しいじゃないですか。
あ、ちなみにさっきボトルに入らなかった麦茶はどうしたかというと、取材スケジュール的にも時短テクニックが必要そうなので、
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缶入りの濃縮還元タイプの麦茶を適量、ボトルに入れて混ぜることで対応してみました。
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さぁ、あとはひたすらに、
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