馬グッズ多すぎ
ヨーロッパを巡って共通するのは「女の子用の馬グッズが多い」ことだ。





あまりにも馬グッズが多すぎる。相当人気なようだ。
でもなんで馬……?
馬雑誌発見
本屋さんに行くと、女の子向けの馬雑誌が何種類も売っていた。


どんな内容なのか気になるので、1冊買ってみることにした。値段は4.99ユーロ。日本円で750円ぐらいだ。高っ!!タウンワークぐらいの薄さなのにまぁまぁの値段である。
読んでみよう


形はPSPのゲーム機っぽいが、水圧で遊ぶわなげの古典的なおもちゃである。懐かしい〜!ドイツの子どもも、このおもちゃで遊ぶんだな〜。
当たり前だがドイツ語で書かれているので全く読めない。今回は、旅行先でも大活躍したGoogleレンズで、ふわっと何となく読んでいこうと思う。

馬のグラビアで1ページ使っている。今をときめく俳優ぐらいの扱いだ。どことなくニヒルな笑みを浮かべているようにも見えてきた。

馬の乗り方について考えたことがないぞ

日本だったら、馬愛好家か、競馬をやる人しか読まなさそうなページである。

ナルニア国物語の馬にスポットライトが当てられている。馬出てたんだ……。
ドイツの少女達、大河ドラマとか観たら喜びそうだな。


ビジュアル系の馬。ずっと見てたら不安な気持ちになった。
出てくる女の子たちが11才、12才ぐらいなので、その辺の年齢をターゲットとしているのだろう。

白馬が好きなのはユニコーンっぽいからか!!なるほど!
「馬の大ファン。あらゆる乗馬大会に出場している」とコメントしている子もおり、ユニコーン以外の馬好きガチ勢もいるようだ。

こういう実写マンガ、「ファッション着回し1ヶ月コーディネート!」などの企画で雑誌でよく見かけるが、馬とのふれあいは初めてみた。
乗馬のコツなど丁寧に書かれている。ヨーロッパの少女達は乗馬をたしなんでいるのだろうか。

本当に馬コンテンツしかない。気持ちいいぐらい潔い雑誌だ……!

だった※蹄鉄=馬のひづめに付ける鉄の器具
日本の小学生だったら、ファッション雑誌『ニコラ』を読み始めるぐらいの年頃だろうか。日本の本屋で、この馬に全振りしている少女雑誌を見つけたら、「すごい尖った雑誌売ってる……!」と思うだろう。
でもヨーロッパの馬好き少女がオシャレに興味ないということではなく、ちゃんとコスメ情報も載っている。

あまりにも馴染みのない文化なので、当サイトのライターでドイツ在住のほりべのぞみさんに、この馬文化について聞いてみた。
7歳の姪っ子(ドイツ人)が馬のフィギュアを集めているので、なんとなく「馬が流行っているのか……」と思ったことはありましたが、知らないところでこんな馬ワールドが存在していたとは!
男の子は車、女の子は馬……!両方移動手段……。雑誌に載っているように、乗馬を習っている少女も多いのだろう。
馬が身近なドイツに長く住んでいると、少女達のように馬が好きになったりするのだろうか?と思ったが、ほりべさんは「馬は嫌いではないですが、文化が違いすぎてドイツ少女達の馬カルチャーには全く共感ができません……!」とのことだった。
何故こんなに馬が好きなのだろうか。今度ドイツに行くときはもう少しドイツ語を勉強して、少女達に話を聞こう!と思った。