「似てるから」という理由で名づけられた人たち




ドッペルゲンガーです
高校に入学したときになんの血縁も関わりもないのに背格好と顔の雰囲気がそっくりな子がいたからです。ちなみにその子は本体と呼ばれていました
ぱんさんどさん




飲み屋で隣に座ったお姉さんから弟(かおる)に似てると言われて付けられた。今ではあだ名の方が本名と思われてる。
かおるさん




中3のころ、一瞬「ルントウ」と呼ばれてました。国語の授業でやった魯迅の「故郷」に登場する小作人の息子・閏土(ルントウ)の肌が黄色っぽいような描写があり、私の肌もみかんの食べ過ぎで黄色くなっていたので、そこから私も「ルントウ」となりました。
デパートでの迷子アナウンスで「さくらいルントウさま」と呼ばれたこともあります。
さくらいみかさん


続いては、進化していったこんなあだな。




高校生の頃、最初は「ジャー」と呼ばれていました。
冬の時期に白いダッフルコートを着て登校していたらそのずんぐりむっくり具合が炊飯ジャーに似ているという理由で…
次第にジャーで炊く物という関係性で「米(こめ)」になり、女の子らしさを持たせようということで「お米(よね)」と呼ばれ始め、
最終的におしゃれさを加えて「YO☆NE」になりました。
部活内でのあだ名だったのですが、後輩達に本名を教えないままでいたらある日部員名簿に私の名前がないとちょっとした騒ぎになりました。後輩ごめん。 おこめさん



全然違う名字で呼ばれる人たち


大学の後輩の男の子がそう呼ばれていました。というより、自己紹介の折に「あだ名あるの?」と聞いたら「田中です!」と答えたんです。本名とは一文字もかぶっていません。
理由は「なんか田中っぽい見た目してるから」そう呼ばれるようになったそうです。(ちなみに田中に続いて下の名前もありました。こちらも本名とは無関係)
こういう本名っぽいあだ名が付いていると、連絡先を探すとき「えーと田中…あ、あいつの本名なんだっけ?」となりました。
julieさん




あだ名は「坂本」でした。本名にひとかすりもしてません。昔働いていた会社に私の名字と同じ新人が入ってきました。挨拶の時に先輩が同じでややこしいからあだ名つけよーって言い出したが良いあだ名が見つからず、「もういいやあなた名字かえて坂本ってことで」と鶴の一声で決定
皆から坂本さんと呼ばれつづけてるうちに、事情の知らない他部署からは結婚したと思われ、ついでに取引先の方からも坂本さんと呼ばれたあげく、総務から結婚したのなら報告がいると注意され誤解を解きに行くハメに
その後も退職するまで坂本でした
みっしゅさん



外国人っぽい名前で呼ばれる人たち




大学の時になぜか「ピエール」と呼ばれてました。
もちろん私は純日本人ですし、「瀧」という苗字でもないですし、変な髭も生えてなければ手品も全くできません。
由来はまったくの謎で、呼んでくる友達に聞いても
「なんとなく」としか返ってきません。
そのうち慣れて、特にどうとも思わなくなったのですが、ある日突然「ピエトロ」に昇格していた時があってビックリしました。
kkkさん




新入社員歓迎会で先輩の背中にキムチ汁をこぼしてしまったのでルーシーと呼ばれていた
語尾は下がる発音で…
毛布さん




高校時代、授業で将来の夢を聞かれて「報道記者になりたい」と答えたら「記者」⇒「汽車」⇒「きかんしゃトーマス」であだ名が「トーマス」になりました。
この授業を聞いていなかった人はなんのこっちゃわからなかったと思います。そして今、結局報道記者にはならず、バラエティ番組を作っています。
ばつまるさん



命名者のセンスを感じるあだな




本名は、勿論かすりもしていない普通の氏名ですが、「音も気配も無く気が付いたら背後に居る」という癖から受けた渾名です。
何故「幽霊」や「忍者」とかではなかったのか・・・絶妙な存在感を虫に重ねたネーミングセンスには脱帽するばかりでしたが、今となっては真相は闇の中です。
MGXさん




「神の盲点」です。高校時代、豊富な語彙と軽い関西ノリでいつも私の容姿いじりをしていた友人がつけてくれました。
「まさか神様も、お前みたいな顔のやつが生まれてくるとは思わんかったやろな」という意味だそうです。ぐすくさん




着まっく亭擦り切れ、というアダ名を親友にもらいました。当時、着まわしの効くパーカーを愛着しており、あまりにもよく着ていた為、
バッグを持つ利き腕側だけ布が薄くなっておりそこから発案したとの事でした。落語好きな彼女らしいアダ名で私自身も気に入っています。
尻ひんやりさん




中学生の頃、映画アダムス・ファミリーに出てくる女の子Wednesdayと似てる→水曜日→すいよ(翠夜)という名前で、友人が書いていた小説の登場人物になりました。けっこう気に入ってました。
ヨルハ



理不尽な理由であだながついた人たち




高校時代、あまり関わりのなかったギャル系の子から「好きなポケモン何?」と聞かれ「カラカラ」と答えたところ、
その子とギャルグループの子達から3年間「カラカラ」呼ばれるようになりました。
ねまきさん




あれは高校1年の春・・・。
まだ友達らしい友達もおらず、休み時間はただ自席に座っていただけでした。
そんな休み時間に、クラスメイトの友達と思しき隣のクラスの子がやってきました。
パッと見ヤンチャそうな彼は僕のことを見るなり「おう、お前"こめたろう"だろ」と断定してきました。
太った私の容姿から適当につけたと思うのですが、その日から今に至るまで僕のあだ名は"こめたろう"です。
「コシヒカリをおかずにあきたこまちを食べている」などという、よくわからん設定も付けられました。
その後、名付け親の子と友達になった・・・ということはありませんでしたが、分かりやすいあだ名のお陰かそれなりに友達も出来て、楽しい高校生活を送ることができました。
なんだかんだで気に入ってるんで、HNなどにもそのまま使ってます。
こめたろうさん



好きなものの名前で呼ばれる人たち




小学生の冬、ほくほくのさつまいもがめちゃくちゃ食べたくて毎日「焼き芋食べたい」「天ぷらでもいい」と友だちに言ってたら自然とあだ名が「さつまいも」になりました。
換気さん




大学時代に同級生から「ベイブ(Babe)」とあだ名をつけられました。舘ひろしが好きなので、その話をしてたら「舘ひろしならベイビー、って女の子に言うよね」ってことでつけられました。他のメンバーからはなぜか「ベイブくん」となってました。
ぐっさん




中学の頃、弁当には必ず鮭の切り身を入れてもらい、学校で「鮭の切り身がいかに素晴らしいか」を語っていたら、アダ名が「しゃけ」になりました。
それが学校中に浸透してしまい、中学の間、本名がすっかり乗っ取られてしまいました。今でも、当時の同級生からは「しゃけ」と呼ばれています。
そして、高校を卒業すると同時に携帯を持ち、メールアドレスを作成する際にも「しゃけ」を入れました。
それから、アドレスを変えることなく、約20年、ママ友や仕事での連絡をすることが増え、このアドレスを使うのが少し恥ずかしくなってきました。
でも、アドレスを変える面倒臭さを乗り越えられるほどの恥ずかしさでもないので、そのまま使用しています。
しゃけさん



ある出来事からあだながついた人たち




「新春マーライオンおじさん」の話で思い出したのですが。
学生の頃、バイト終わりの飲み会で後輩(ぽっちゃり)がスーツを着たまま泥酔して、「泥酔豚スーツ」というあだ名をつけられていました。
関連性のない3つの単語を繋げてあだ名にするセンスが凄いと思いました。
今思うとただの悪口でしかないというのも恐ろしいです。
もあいさん




小学校3年生の時についたあだ名はヤギ君です。作文の課題で先生に何回も再提出させられたので反抗心で作文用紙の端っこを食べて提出したら「お前はヤギか」と言われてそこからヤギ君になりました。
しかもそこから小中高そして大学までこのあだ名が続くいうおまけ付きです。
専門英語5点




わたしの学生時代のあだ名は「兄貴」か「お兄さん」でした。
わたしには双子の妹がいてあまりにもかわいいので結婚したい!となると双子のあいつが義理兄になる!
というかんじで学年に弟が何人もできて、つられてまわりも呼ぶようになったというわけです。
ちなみに妹のあだ名に私が関与したことはまったくありません。
もやさん




ドラえもんのドラ、でさえありません。大学の卒業アルバムのための写真撮影で化粧は濃いめに、というアドバイスがあったため、濃いも薄いもほとんど化粧なしで過ごしているわたしは数日練習をかさねました。
しかし結果は何度やってもどうみてもドラッグクイーン。卒業して16年になる今も、一部友人にはどらちゃんと呼ばれています。そして化粧は上達しません。
どらちゃんさん


いやー、みなさん本当に良いエピソードをお持ちで! 紹介していてとっても楽しかったです。私のつけられたあだな、「さるすべりのブーメラン」もかすんだな。



それぞれ違った味わいがあるエピソードだったので、すべてご紹介したかったのはやまやまですが今回はこんな感じで。きっとまだ眠っている面白あだなエピソードはたくさんあるんだろうな。すてきなあだなをつけられたみなさん、これからも大事にしていってくださいね! またお会いしましょう!
