かつてコーンスープ味のコーンフレークが販売されていた
小さい頃はマグカップの底に固まった粉をスプーンですくって味わうのが冬の楽しみだった。
もっとコーンスープを楽しみたい。コーンポタージュを楽しむことは、冬を楽しむのと同じなのだ。
スープとしていただくコーンポタージュの素はもちろん最高だが、コーンポタージュ味はもっといろんな食べ物で楽しめるはずだ。
例えばコーンフレーク。日清シスコは2018年に限定でコーンスープ味のフレークを発売している。
今はもう流通していないようで購入することはできないが、心配はいらない。シュガーコーティングされていないフレークにコーンポタージュの素をかけることで再現できる。
冷たい牛乳だと粉が溶けないかと思ったが、ちいさいダマができる程度で気にならない。
なんならコンポタの塊を味わえるのがうれしい。
寒い日の朝なんかはあたたかい牛乳をかけて食べると絶対においしいと思う。
ダイエット志向の方はひょっとするとオートミールでこうした食べ方をしているかもしれない。
コーンポタージュの素は料理にも使える
他にもコーンポタージュの素にはいろんな活用方法がある。
筆者が何となく考えついたコーンポタージュの素ベースの品々を紹介したい。
全部十分においしいのでおすすめだ。
ただし天ぷらについては当たり前だが洋風丸出しの味になる。
冷めたポテトをおいしく食べる、新しい解
試すものを考えているとき、一番に思いついたのはマックフライポテトだ。
シャカシャカポテトの要領で粉をポテトにまとわせたら間違いなくおいしいのではないか。
そもそもコンポタ味のポテトフライ用シーズニングはすでに商品としてあるようだ。
それでも自分で試したい。なぜならカップスープの素でできるとしたらお手頃だし、なによりコーンポタージュが大好きだから……。
すでに成功の確信を持ちながら、マクドナルドに買いに行ったが、残念ながら帰宅する頃にはポテトは冷めかけてしまっていた。犬の散歩も兼ねてしまったためだ。痛恨のミス。
しょんぼりしながらコーンポタージュの素を袋に突っ込みシャカシャカする。
すると、なんと温度が全く気にならないほどおいしい。
期待外れかと思っていたら想像をはるかに超えてきた。
しばらく時間をおいて湿気たものを食べても、おいしさはほとんど変わらなかった。
冷めたポテトをおいしく食べる方法を見つけることは現代人にとって人生の宿題だ。
もう一度揚げなおしたり、オーブンで温めたり、人類はさまざまなアプローチをしてきた。
わたしの辿り着いた解はこれだ。温めずにコンポタ味にしてしまう。
失敗から生まれた方法というのもなんだかそれらしくて気分がいい。是非お試しあれ。
インスタントに楽しめるコンポタ不動の1位、スナック菓子
ここまでいろいろ試してみたが、手っ取り早くコーンポタージュを楽しむ方法は、なによりもスナック菓子だ。
コンポタ味のお菓子は年中スーパーやコンビニで手に入る。
もちろん全部おいしい。
そしてこれだけ買って100円強。駄菓子って大人になると安すぎてちょっとびっくりする。
あとポテトスナックのザクザク感は唯一無二。