レッドブルの缶は薄いのか
レッドブルの缶は薄い。飲んでいるそばから握力で缶がベコベコへこむくらい薄い。
インターネットで調べてみると缶の薄さに言及している同志はちらほら見つかるが、実際のところどうなのだろう。
デジタルノギスで測ってみるとレッドブルの缶は0.12mm。
一般的なコピー用紙の厚さは0.09mmらしいのでレッドブルの缶はそうとう薄い。
次に他の缶の厚さも計ってみよう。同じ炭酸の飲み物であるコーラとビールの缶を用意した。
缶を触り比べてみた感じではレッドブルのほうが薄いような気もするけど、イメージしているほどの厚さの違いはない。コーラの缶ってこんなに薄かったっけ?
結果は百分の数ミリの差だった。再計測でひっくり返りそうなほどの誤差である。
レッドブル:0.12mm
ヱビス<ザ ・ホップ>:0.15mm
コカ・コーラ ゼロ:0.17mm
俺たちはこんなに僅かな違いを指先で感じ取っていたのか!
もっと胸を張って生きていいのかもしれない。臆することなく血統書付きの犬とか飼おう。
あくまでも折り紙みたいにやりたい
レッドブルの缶は紙くらい薄い。ということは折り紙になるはずだから、鶴を折る。そういう話である。もはや、そうしなければならない。
調べてみるとアルミ缶を加工して折り鶴を作る文化はすでに世にあるようだった。
おお…手順通り作ったアルミ缶の鶴は美しい。まさに翼をさずかっている(IPPON!)。
でも、これで満足していいのか。
型紙に則って切り込みを入れてニッパーで折り込んで…って、それは果たして折り鶴と言えるのだろうか。
言えますね。満足できますね。
いや、ええと、単純に、手だけを使って折り紙の要領で鶴が折れたらカッコいいと思うので、今からそれに挑戦します!オレはもっとストレートにいくよ…!
缶から正方形を切り出す
折り紙をするにあたって、まずは缶から正方形にアルミを切り出す。
金属用ではない普通のカッターの刃を立ててみると、驚くほど簡単に切れ込みが入った。スッ。切れる切れる!
思っていたとおり缶が薄くて加工しやすい。下手なダンボールとかビニール袋より扱いやすいかも。
子どもの頃は金銀色の折り紙に憧れたけど、レッドブルの缶で作った折り紙のカッコよさはそれらと比べ物にならない。かっちょええ。
光沢といいカラーリングといいスポーツカーのようだ。そういえばワイルドスピードにこんな車でてきたな。