レッドブルの缶は、折り紙になります!
あとは正方形に切り出したアルミを力でねじ伏せて鶴にするだけである。
イメージしていたとおり、レッドブルの缶は折り紙みたいに折れる!楽しいぞ!
コツとしては、うまく角と角とが合わなかったときなどに折り直しをしないことである。
一度折り目がついたあとで無理に形を変えると負荷がかかって缶がちぎれてしまうのだ。なりゆきにまかせよう。
あらゆることに正解が用意されている現代で、こういう手垢のついていない作業に取り組むのはいい息抜きになる。
誰もやってないことをやれば世界で一位になれるのだ。それは精神衛生上たいへんよろしい。
(編集注:手袋をしましょう)
そして完成した鶴がこれだ!
かっこいい。型紙通りに作ったのと違って荒々しい迫力がある。
フォルムもさることながら、金属という無機質な素材でしなやかな鶴を表現するというのは何かのメタファーみたいでいいじゃないか。
具体的に何なのかは思いつかないけど。
この完成度なら縁日の屋台で500円くらい取れそうだ。
ちなみに「500円取れそう」というのは自分のなかで最大級の賛辞だが、ピアノを長年習っていたという友人の演奏を聴いたときに褒め言葉として使ったら「えっ、500円!?ショックやわ…」と落胆されたことがある。
500円は大金やろがい!
ということで、夏休みの自由工作が終わっていないみんなは家にある空き缶で鶴を折ろう!のコーナーでした。バイビー!

