謎② ジャクジャク食感の緻密ココナッツ
この緑のパッケージはきっとココナッツのお菓子だ!




とにかく大量のココナッツが詰め込まれている。甘い物が苦手な橋田さんでも食べられるちょうどいい甘さだった。ココナッツ好きにおすすめします。ちなみに私はココナッツが体質にあまり合わないようで、たくさん食べると胃腸がやられます。
謎③ 蛍光オレンジの甘い芋菓子
続いて、ひときわ異彩を放っていたこちらにチャレンジしてみた。

ほんのりおかずっぽい、「ひとんちのご飯」の匂いがする。すべてが謎だ。



買ったときは色からトマトっぽい味を想像していたけど全くそんなことはなく、煮込んで柔らかくしたにんじんや芋みたいなうっすらとした甘さがある。匂いはひとんちのご飯。感想が揺れる揺れる。
食べてからパッケージをよく見ると「Batata Doce(甘い芋≒サツマイモ)」と書かれていた。サツマイモ?!
芋だとわかったうえで食べたら結構おいしかった。あとこの色じゃなければきっともっとおいしかったはず。
謎④ ティーンエイジャーの気配を感じるチョコレート
続いてはこの銀の四角いお菓子。

普通のチョコレートに見えるが、味の感想は一択でした。

全員が同意した。チョコレートの味の奥に、香水や化粧品みたいな、ティーンエイジャーガールの匂いがある。「友達のお姉ちゃんがいた気配」みたいな概念的な匂いで、結構困惑した。チョコのはずなのに知らない風味だ…。

謎⑤ 激甘ミルクが助走をつけて殴りにくる
最後にこちらを食べてみよう。




せっかくなので橋田さんにも味わってほしいが、なんせ甘い物が苦手なため一切れ食べたら倒れてしまうと全員で心配し、ほんの少しだけ食べてもらうことにした。


このお菓子、めちゃくちゃ甘い!そして思わず拍手で褒めたたえてしまうほど強い。ミルクの濃い旨味の奥から、とてつもない甘さが助走をつけて殴りかかってくるのだ。ブラジルお菓子RPGがあったらラスボスだ。
あとで調べたらこれはBeijinho(小さなキス)というコンデンスミルクとココナッツのお菓子で、家庭でも作れるそう。調べたらレシピが出てくるので、気になる方はぜひ作ってみてください。あなたもきっと拍手してしまうはずです。
ブラジルの駄菓子は”駄”にあらず
ブラジルで売っているこまごまとしたお菓子は、日本の駄菓子よりも「料理」を強く感じた。今回食べたもの全部に個性があって、それぞれが別のベクトルでおいしい。ブラジル以外の国の駄菓子事情も知りたいので、詳しい方はぜひ教えてください。
