ニンニクのあまりの違いに驚いたんです
どうせ味は変わらないだろうと思って中国産を買ってた。
中国産のニンニク(以下中ニン)はネットに入って三房まとめて売られている事が多い。対して青森産のニンニク(以下青ニン)は一房単位で売られている。高いからだ。
中ニンは安いので気軽に買えるし気軽に食べられる。房ごとグリルで丸焼きにして塩を付けて食べたりもする。
思ってた以上に形から違う。
見比べて見ると、中ニンは茎の部分が潰れていて、横から見ると楕円形になっている。一方の青ニンは、茎がしっかりと上に伸び、横から見るとドラクエのスライムの様な形になっている。
なるほど、全然違う。
中国産は粒が細長い。 青森産のニンニクは粒が大きくて丸っこい。
中ニンは粒が細長くて小さい。中心部分に小さい粒がたくさん出来ている。それぞれは密度が低く軽い感じがする。
青ニンは粒が大きく、みっしり詰まっている高密度な感触があり重い。小さな粒などは見られず、5~6個の大きな粒で房が構成されている。
房全体、そして粒にここまで見た目的な違いがあったとは。改めて比べてみて驚いた。
青ニンの詰まり具合がすごい。格好良いと表現しても良い高密度。
粒を持った感触で感じた通り、切ってみると高密度の青ニンと、スカスカの中ニンの差が出た。違う植物と言って良いくらい違うのだ。ここまで違うとは全く思っていなかった。
では、食べてみて味の違いについても調べてみよう。
食べてみてまた衝撃を受けた
ニンニクの食べ比べをする為に鰹のたたきを作ったよ。んまかった!
まずはおろしニンニク。おろしニンニクと言えばやはり鰹でしょう、と思って今が旬の鰹を買ってきて炙ってたたきにした。うーん、美味そう。
左が中国産で右が青森産。見た目からして全然違う。
セラミックおろし器でニンニクをすり下ろしてすぐに違いに気付いた。これ、同じ「ニンニク」って種類でくくっていいのか?と思うくらい違うのだ。中ニンは白っぽくて不透明。青ニンは黄色っぽくて透明感がある。
そして、食べてみるとまた全然違う事がわかった。
青臭くぼやけた味の中国産
中ニンのおろしニンニクはよく知っている味だ。なにせ僕は中ニンしか買わないから、いつもこの味なのだ。
これまでは特に不満がなかったのだが、青ニンと比べるともう、全然別の次元だった。青臭く、旨味が少ない。辛さも控えめで雑味ばかり感じてしまう。
青臭くて旨味の少ない中国産。鰹の味に馴染まない。
青森産ニンニクは化け物か
青ニンのおろしニンニクは黄色っぽく、透明感がありねっとりしている。ほんのわずかな量で、刺すような辛味が舌全体に広がる。すごい、刺激が全然違う。
中ニンの様な青臭さやえぐみは無く、ニンニクの匂いと辛味だけが際立つ。子供の頃、実家で食べた鰹のたたきの味を思い出した。そうか、あれは国産のニンニクを使っていたのか。美味しんぼの展開にありそうな話だ。
わずかな量で凄まじい刺激。鰹の臭みを完全に消し去る。
焼きニンニクも作ってみた
中ニンはフニャフニャになっている。右の青ニンは白くて綺麗な断面。
中ニンは黄色くてとろけたような感じ。柔らかくて、えぐみと青臭さが目立ち、特に味はしない。
焼いた青ニンの断面は真っ白だった。詰まった身はしっかり歯ごたえがある。甘味も強くほくほくしていて芋のような味わいだ。
今まで中ニンで満足していた。知らなかったから満足していたのだ。ここまで青ニンがすごいとは夢にも思わなかった。これらは完全な別物だ。ニンニクとショウガくらい違う、別物だと思った。
他にもこういう違いを見出したいと思います
中国産と青森産、ここまでニンニクが違う物だとは。もう、ただただショックだ。おろしても火を通しても、味も見た目も全然違うのだ。同じ植物とは思えないほど違うのだ。おしえて!gooでは「味覚の面に関しては、おそらく差はありません」なんて書かれていたが全然違った。
ニンニクがここまで違うと言うことは?
もしかしたら、他にも僕が勝手に大差ないと思っているものが、実は全然違うのかも知れない。逆に、違うと思っているものが同じという事もあるかも知れない。
だから、次のページからはニンニク以外の似た者同士を比べてみたいと思います。
想像以上の違いっぷりにショックを受けました。
中国産ニンニク
・ウソみたいに安い
・粒が細長い
・おろすと白くて不透明なおろしにんにくになる
・青臭くえぐみがある
・焼くと溶けたようになり旨味が感じられない
青森産ニンニク
・高い
・粒が大きくて丸い
・身の密度が高くしっかりしている
・おろすと黄色で透明感がある
・辛味が強く、少しで十分
・焼くとホクホクと甘く芋のような味わい
鶏肉はどうだ?
左の普通のもも肉は100gあたり75円。右は霧島鶏。100gあたり129円。
鶏肉はスーパーに行くと大体地鶏っぽいものと、普通のものと2種類売っている場合が多い。サミット(埼玉東京千葉あたりにあるスーパー)だと三瀬鶏、OKストアだと霧島鶏ってな具合だ。
正直違いがよく判らないので、ほとんど気分でどちらを買うか決めていた。味の違いについてはあまり考えてこなかったのだ。
なんとなく脂肪が多め。脂がのってるのは良いことなのか。
赤さが濃いような気がする霧島鶏。色々こだわって飼育した鶏の肉なのだそうだ。宮崎産との事。
普通のもも肉の産地などは特に書かれていなかった。いわゆるブロイラーというやつなのだろう。脂肪が厚めで肉が柔らかいように感じた。
霧島鶏は、80日間を掛けて抗生物質を与えずに良いエサと良い水を与え、運動できる環境で飼育した鶏なのだそうだ。話だけ聞くと美味しそうだ。味にはどの程度差があるのだろう。
焼き鳥にしてみた
右が霧島鶏。判るように串を赤く塗りました。これは塩味。
普通のもも肉は、身が柔らかくて水っぽい。ぼやけた様な味だと思った。よく言えばやさしい味だ。
霧島鶏の肉は、弾力があり旨味が濃い。油には甘味がある。野性的な荒々しい美味しさだった。確かにこれは良い肉だ。
タレで。タレにするとまた味わいが変わりますね。
まずは霧島鶏を食べてみる。やはり弾力があり肉汁がしたたる。ただ、肉の旨味がタレの味とぶつかり、とっちらかった味になってしまった。この肉をタレで食べるのは失敗だろう。良い肉は塩の方が良いと思う。
逆に普通肉は劇的に美味くなった。肉の足らない味をタレが見事に補っている。タレが染みこんで身が締まった感もあり、塩の場合よりも数段美味い。タレの場合は安い鶏肉の方が美味しく感じた。
つまりこの場合、味付けによってどちらの肉が良いかが変わる。塩で食べるなら霧島鶏、タレなら普通肉。高い店の焼き鳥は塩で食べ、安い店ではタレで頼むのが正解だと思った。
揚げ物の場合も味付けでどちらを選ぶか判断すべきだろう。
普通の鶏肉
・100gで75円と激安
・脂が厚くて多い
・身が柔らかく水っぽい
・味が薄いので塩味だと物足りなく感じる
・タレに付けると身が締まり、足らない味をタレが補ってくれる
・タレで食べるなら安い鶏肉が良いと思う
霧島鶏
・普通の鶏肉より70%ほど高い
・身が締まっていて味が濃い
・旨味が強いので焼き鳥なら塩で食べたい
・タレで食べると味がぶつかりいまいち
鶏肉と来たら次は玉子ですよね
玉子も高いのから安いのまで色々売っている。特にイセ食品は色んな種類の玉子を販売している事で有名だ。
左の写真、左の白いのは10個で150円だったから1個15円。右は4個で128円だったから1個32円。およそ2倍の価格差がある。
値段の差は大体倍くらい。味に違いはあるのか?
右の茶色い玉子は旨味賛卵という名前。ビタミンEとビタミンDを強化しているというから、エサが普通の玉子と違うのだろう。名前に旨味と入っていることから、味の違いに期待してしまう。
玉子の色は、要するに白いニワトリからは白い玉子が生まれ、茶色いニワトリからは茶色い玉子が生まれるので、見た目ほどの意味はない。
まずは生玉子の様子から比べてみたい。
玉子料理はスクランブルエッグが好き。簡単だから。
玉子を割って比べてみた
右が旨味賛卵。黄身の色が濃くてオレンジ色。
旨味賛卵の黄身はオレンジ色で美味しそう。
黄身の色はエサの色を反映するそうで、食品に詳しい友人Hさんによると、黄身の色を濃くするために赤唐辛子や赤パプリカを親鶏に与えたりするのだそうだ。つまり、黄身の色は味や栄養には関係無いようだ。
また、殻がしっかり固くて厚いのが良い玉子だそうだが、これら二つの殻は大体同じくらいの固さだった。殻や見た目には差がないように思える
黄色い黄身が美味しそう。
不自然な程にオレンジ色の黄身。
黄身の色以外、ほとんど見た目は変わらない。黄身や白身の盛り上がりは、買ったばかりで鮮度に差がないからだろう。どちらも鮮度が良いようだ。
目玉焼きにしてみた
右が旨味賛卵の目玉焼き。違いはわからない。
どちらの目玉焼きも普通に美味い。味に差は感じられず。どちらか知らずに目隠しをして食べたら絶対に区別がつかない自信がある。それくらい同じだ。
ゆで玉子はどうだ
色以外に差がない普通の玉子と旨味賛卵。並びは上までと同じ。右が高い方。
目玉焼き同様、ゆで玉子にも差は感じられなかった。価格差2倍を納得させてくれる違いは見つかるだろうか。
よろしい、ならば生玉子だ
醤油を混ぜて玉子掛けご飯って寸法。
目玉焼きもゆで玉子も、ショッキングなほど同じ味だった。なんだよ、旨味なんて名前付けておいて同じじゃないか、と思った。でも、もしかしたら生玉子の場合は違うかも、なんて考えたのだ。
玉子掛けご飯を二杯、かっ込んで比べた。
玉子掛けご飯は忙しいときの救世主。
黄身の色でやや濃い感じになっている旨味賛卵。
わずかに旨味賛卵の方が濃くてまろやかな様に感じられた。果たしてそれで2倍の価格差を納得するかというと微妙な気もするのだが。
前出のHさんに後で聞いたら、多少高い程度の玉子だと、鶏の飼い方に差がある訳じゃないので味に大きな違いは出ないのだという。本当に美味しい玉子が食べたければ、自然食品屋でもっとちゃんと高い玉子を買えばいいのだそうだ。なるほど、2倍程度の価格差じゃ同じだったのか。
ビタミン強化ってのも、玉子でビタミンを取ろうとせず野菜を食べれば良い。あんまり意味のない違いかなぁ、などとおもった。これからは安い玉子を買うことにしようと思う。
普通の玉子
・1個15円で、旨味賛卵の半額
・味にはほとんど差が感じられない
・安い玉子で十分だと思った
旨味賛卵
・黄身の色が濃い(赤いエサを食べさせてると思われる)
・生で食べた場合だけわずかに濃い感じがする
・白身に違いはない。目玉焼きやゆで玉子では差が判らない
チューブのわさびでも高いのと安いのがあります
同じように見えるチューブワサビでも、安いのと高いので3割ほど値段が違う。安い方が70円ほどで、高い方が100円ほど。どっちも安いんだけど、その30円にどんな違いがあるのか気になっていた。
これも玉子同様、気分で適当に買っていたのだ。今日はいい機会なので、並べて比べて白黒ハッキリさせようじゃないか。
特選と特選じゃないやつ。果たして味は違うのか。
箱から出してみた
左が安いわさび、右が特選生わさび。高い方は印刷に三色使っている。高いだけある。
どちらのわさびも本わさび入りと書かれているが、高い方の特選わさびは原材料の一位に本わさびが来ている。安い方の一位は西洋わさびだ。
原材料を詳しく見ると、油、食塩、糖、ソルビトール、安定剤など、品質を安定させる為の添加物がたくさん入っていることが判る。内容は似ているが、安い方が油が多かったり、やはり微妙に配合が違う。
これが味にどう影響するのだろうか
中身を出してみた
右が高い方の特選わさび。粒子が粗い感じがする。
右の特選わさびは、箱に書いてあったとおり粗おろし仕立てになっている。左の安い方は、いかにもチューブわさびといった風情の滑らかな仕上がりで、色調補正で茶色にしたくなるようなたたずまいだ。
鼻を近づけて匂ってみたが、あまり違いはわからない。そこで、刺身を用意して食べ比べることにした。
わさびと言えば刺身ですよね
ホタテとマグロの刺身を用意した。どちらもお買い得だった。
わさびの辛味は揮発性なので、醤油に溶いてしまうと効かなくなる。だから食べるときは刺身の上に載せるのが吉。するとツーンと鼻に効くのだ。
ホタテとマグロの赤身。最近赤身が好きでねぇ。
マグロの赤身につけた場合
安い方のわさびは辛味と鼻への刺激が凄まじい。思わず涙が出るほど強烈で、ほんの少しつければ十分だった。西洋わさびってすごい。
特選の方は、辛味はあるが鼻への攻撃力は弱め。蕎麦など、香りが繊細な食べ物と合わせると良いと思う。醤油に溶いてしまうとまったく効かなくなるので、是非溶かずに使いたい。
安い方は醤油に溶いてもある程度辛味と刺激があるので、ヅケを作るのに使うと良いと思う。
マグロの赤身。もっと厚く切ればよかった!
ホタテにつけた場合
ホタテの淡泊な味に、特選わさびの優しさがちょうどいい。安い方だと刺激が強すぎてホタテの良さを蹴散らしてしまう。
淡泊な刺身に合わせるなら特選わさび、これで決まりだ。
ホタテの貝柱。甘くておいしゅうございました。
S&B風味推薦生わさび(安いわさび)
・鼻への攻撃力が半端ない
・ヅケを作るときに使うと良い
・少しで鼻に来るので、食べるときは量に注意
ハウス特選生わさび(高いわさび)
・刺激が弱くわさびの美味しさが感じられる
・淡泊な刺身や蕎麦と合わせて食べると良い
コーヒーってそんなに違う物か?
レギュラーコーヒー、缶コーヒー、インスタントコーヒーなど、コーヒーにも色々あるが、果たしてそんなに味が違う物なのか。
コーヒー好きの人に言わせれば、「バカなこと言ってんな」みたいな常識の問題なのだろうが、普段コーヒーを飲まない僕にとっては未知の問題なのだ。
実はそんなに違わないんじゃね?
そう思って比べてみた。
JTのアロマブラック。缶コーヒーの中では美味いと評判。
ネスカフェの香味焙煎。インスタントコーヒーの中では美味いと評判。たしかにちょっと高い。
適当な豆を挽いたやつ。冷凍していたのだがやや香りが飛んでしまったか。
3種類、淹れましたよ
見た目では全然判らない。
レギュラーコーヒー。挽いた豆のパックを冷凍庫に入れて大分経ったものだが、フルーティーで爽やかな香りがある。お湯を入れる時点でいい香りが立ち上る。後味も良い。
インスタントコーヒー。香味焙煎の名前の通り、苦味の効いた焙煎の匂いが強い。鼻に重く残るその香りはインスタントとは思えないほど。レギュラーにかなり近い味がする。
缶コーヒー。アロマブラックは香料を使っているので他の缶コーヒーと比べると香りが良いのが特徴。なのだが、レギュラーや香味焙煎と比べるとやはり弱く、黒いお湯といった風情。密度が低い、軽い香りと味になってしまった。
レギュラーコーヒー
・淹れるのが面倒くさい
・品の良さを感じる透明ながらしっかりした味と香り
インスタントコーヒー香味焙煎
・焙煎の香りがしっかり感じられる
・レギュラーに近い味と香り
・手軽に飲めるのでレギュラーの代わりに飲んでも良いと思う
缶コーヒーアロマブラック
・「香料無添加」とか言わずに香料を使ったのが勝利の鍵
・香味焙煎やレギュラーと比べると、やはり弱い
・外でも手軽に飲めるのは魅力
李錦記のオイスターソースと、安いオイスターソース
近所のスーパーに行ったら、一本100円のオイスターソースが売られていた。李錦記のオイスターソースは一本400円とか500円とかするので、100円って言ったらバカ安だ。
これは!と思って買ったのだが、まだ封を切っていなかった。
あまりに価格が違うので、当然味も全然違うのだろうが、ここはやはり並べて比べて味と価格の差を調べてみたい。
※編集部で写真を加工しています。
左が安いオイスターソース。原材料の一位が砂糖ですが。
並べてみた
右の李錦記のは大分使って減ってます。
安い方は当然李錦記ではなく、他のメーカー製だ。この先に書く文章のことを思うと、ここにそのメーカー名を記すことは出来ない。結論から判りやすく端的に書いてしまうと、衝撃的なほどに不味かったのだ。
中身を出してみた
見た目的には変わりません。
李錦記のオイスターソースは安定の美味しさ
流石李錦記、と思わせられる美味しさが口に広がる。牡蠣と海の旨味を濃縮した様なコクと香りであり、美味さの権化。これを舐めながら酒が飲めるほどだ。
料理に使っても、野菜炒めや炒飯の仕上げに少し掛けるだけで数段美味しく出来上がる。やはり李錦記の調味料は素晴らしい。
こちら、李錦記のオイスターソース。
絶望するほどの不味さ
美味しいとか不味いとかってのは個人の価値観なのであまり食べ物の味で不味いとは書きたくないのだが、不味い以外の言葉がなかなか出てこない。
ウソみたいなアミノ酸の味で、味の素を直接舐めているかのような濃厚で純粋な旨味が舌をしびれさせる。つゆの素を30倍に濃縮したような味で、牡蠣の自然な旨味なんてものはほとんど感じられない。よくぞここまで作り込んだものだ。
こちら、一本100円の安いオイスターソース。
安いオイスターソース
・李錦記の1/4くらいの値段
・化学調味料の固まりみたいな味
・一本丸ごとあるのだが、どうして使おうか見当もつかない
李錦記のオイスターソース
・流石安定の美味しさ
・茹でたチンゲン菜に掛けて食べるなど、直に味わう形でも使える。
安物買いの銭失いという言葉がこれほど沁みた事はない。
iPodの付属イヤフォンと、パナソニックのイヤフォン
果たして音は違うのか。
iPod標準イヤフォンはどうか
試聴に使った曲はOASISの「Champagne Supernova」。低音はよく広がり、高音も破綻無く聞こえる。音の広がりは申し分なく、付属のイヤフォンとしては十分な性能だと感じた。
僕が持っている更に古いiPodnanoのイヤフォンはイマイチと言われているが(壊れてしまったので今回試せず)、この世代のイヤフォンはレベルが高いように感じた。
もはや旧型のiPodnano。iPodなの!
ちょっとゴツイ感じのイヤフォンはどうか
高音はシャカシャカとノイジーで音が狭く遠く感じられる。iPodのイヤフォンよりスピーカーユニットが大きいのでダイナミックな音を再生してくれるのかと思ったら、以外にもせこい音で驚いた。
ダメだこりゃ。
そもそもデジカメに付属のイヤフォンに期待したのが間違いか。
確か、音楽再生出来るデジカメを買ったときに付いてきた物だと思う。
iPod付属のイヤフォン
・意外なほど音が良い
・iPodのイヤフォンは音が悪いというのは過去の話か
パナソニックのイヤフォン
・これをパナソニックのイヤフォンとして代表扱いするのは流石に怒られそう
・音は狭く広がらず、高音も低音もスカスカ
・デジカメの付属品とは言え、ちょっと酷い
100円ショップのイヤフォン(写真なし)
・以前、工作の素材として買ったがホントに酷かった
・高音のシャカシャカ音だけが強く、耳がおかしくなるかと思った
イヤフォンも色々ですね。あんまり音が悪いイヤフォンを使うと耳に悪そうなので、ちゃんとしたのを使いましょう。
東京消防庁のキュータくんと警視庁のピーポくん
東京の治安と火事と救急の要、東京消防庁と警視庁。それぞれのマスコットキャラクターがキュータくんとピーポくんだ。どちらも触覚みたいの生えてるし。目が藤子不二雄の漫画みたいだし、似てるなぁと思っていたのだ。
が、どう見ても違う事に、写真を撮った瞬間気付いた。ボツにしようかとも思ったのが4ページ目が短くなりすぎるので載せることにしました。
触覚とか似てると思ったんだけど、もうパッと見から違うね。
キュータくんは露出が少ない
キュータくんはあまり世間に晒されていない。消防署を一回りしてもどこにもいないし、中に入って受付でやっとぬいぐるみを1体見つけただけだ。
署内にあるパンフレットを調べても、その姿を見かけることは少ない。消防庁はもう少しキュータくんを前面に出しても良いと思う。
キュータくんはパーマンの形態に近く、目の部分が開いたヘルメットを被っている。ヘルメットには二本の角が生えていて、そこから電波を出して仲間を呼び火を消すのだ。最後の部分はウソだ。
消防車を思わせる赤い全身タイツも素敵だ
消防署の受付にあったキュータくんぬいぐるみ。可愛い。
ピーポくんはよく見かける
あまり見かけないキュータくんと違い、ピーポくんは街中でもよく見かける。交番の看板に描かれているし、交通絡みのイベントでは、家族全員分の着ぐるみが出動する。
耳が大きく長く、頭頂部には触覚が生えている事から、人間以外のなにか、と言うことが判る。キュータくんの中身はおそらく人間なので、生物学的な種類からして違う物だった。
着ぐるみだけでなくオブジェとしても色々な所で見かける。これは、警視庁は色んな場所で目を光らせているぞ、という意志の表れだろう。
常に僕らは見守られているのだ。安心だ。
ピーポくんは家族がたくさん。賑やかだ。
かなりの異形加減なピーポくん。協会の手作りでしょうか。
頬袋がしっかりしているピーポくん。上目遣いが良い。
キュータくん
・中身はおそらく人間
・パーマンに似ている
・頭に付いているのは、ヘルメットの角二本
ピーポくん
・黄色い
・人外のなにか
・頭頂部には触覚。ただし、メスには触覚が無い
・オブジェの細部は制作者によって大分異なる
まとめでーす
どうせ同じだろうと思っていたものが実は違っていると驚くし、違うと思っていたものが大差ないのも驚く。僕らが勝手に認識している世界と、実際の世界のズレを知るという事が本当に「知る」という事なのだ。
そしてそれは、自分で調べることでしかなし得ない。既存の知識を疑い、調べてみることが大事なのだと思った。
ニンニクの味比べてここまで偉そうに書いて良いものか、それが問題なのだが。