古賀及子のコメント
ゆるっとしたまち歩きの記事かなと思いきや、始まってすぐおじいさんの登場からガツっとした地元の話の聞き書きが始まって「これは……!」と目が開きました。
お話、最初から最後までずっと興味深いですね。土地の歴史とそのいたし方なさみたいなものが迫りました。
圧のある話でしたが、淡々と書いてさらっとしているのが上手です。
>何から何まで教えてくれた。
これだけで謝意が伝わりますし、続く
>握手をしておじいさんと別れた
ここでおじいさんも聞いてくれて嬉しかったのだろうというのが分かります。
そもそも海に行って奇岩を見るつもりで、でも興味があって先に古墳に行く、そこから海を目指すもやっぱりやめて唐揚げとコロッケを食べて帰る奔放さ、企画記事にするなら「行くのはやめた」と書かずにまるっと書かなくてもいいのかな……とも思うのですが、ふわふわした空気のなかにおじいさんが突如現れて語りだすのは魅力的でもありました。