特集 2014年4月17日

地元の人頼りの旅 in 静岡

弥生時代の祭殿にフィット
弥生時代の祭殿にフィット
旅をするとき、ガイドブックに頼らず地元の人にお薦めスポットを聞きながら周ったらどうだろう?まったく先が見えない旅はドキドキで、しかも地元の人のお墨付きなのだ、面白くない訳は無い。

今回やってきたのは静岡県の静岡市。いったいどんな旅になるだろうか。
東京葛飾生まれ。江戸っ子ぽいとよく言われますが、新潟と茨城のハーフです。
好きなものは犬と酸っぱいもの全般。そこらへんの人にすぐに話しかけてしまう癖がある。上野・浅草が庭。(動画インタビュー)

前の記事:「コーラと同じ量の砂糖が入った水は飲めたもんじゃない」は本当か

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自転車を借りたところからスタート

せっかく来たのだから色々と周りたい。静岡駅前のレンタル屋で電動自転車を借りることにした。

さっそくそこでお薦めの場所を聞いてみる。
駅前は広々で都会的
駅前は広々で都会的
お店の人がいくつか候補をあげてくれた。「登呂遺跡」が出てきたとき即決定!
お店の人がいくつか候補をあげてくれた。「登呂遺跡」が出てきたとき即決定!
自転車でむかう。楽ちんだ
自転車でむかう。楽ちんだ

お薦めスポット1:登呂遺跡

この旅は基本的には地元の人ぞ知る穴場を聞いて周るのだが、最初に向かうのは超メジャースポット「登呂遺跡」に決定だ。

だって歴史の教科書に出てきた所だ、行ってみたい。しかもなんと、火おこし体験もできるという情報が。これは行くしかないのだ。
自転車で15分ほど。だだっぴろい広場に水田と集落が登場
自転車で15分ほど。だだっぴろい広場に水田と集落が登場
竪穴式住居や高床式倉庫、祭殿などが見られる
竪穴式住居や高床式倉庫、祭殿などが見られる
そこには「あ~歴史で習った!」という風景があった。初めて来たのに知ってる風景でテンションがあがる。
みんな大好きねずみ返し!
みんな大好きねずみ返し!
登呂遺跡では火起こし器具も発掘されたのだが、その技術を教えてもらえるのだ。摩擦で木くずの火種を作る。二の腕がすぐに悲鳴
登呂遺跡では火起こし器具も発掘されたのだが、その技術を教えてもらえるのだ。摩擦で木くずの火種を作る。二の腕がすぐに悲鳴
私がついた時はまだそんなに人がおらず、一番乗りで火起こしを教わることができた。縦棒と紐がつながった横棒を上下させるだけなのだが、これが妙に楽しい。

だいたい小学生でも10分くらいで火をつけられる。
客寄せかのようにオーバーリアクションをとっていた私。これが旅のテンションか
客寄せかのようにオーバーリアクションをとっていた私。これが旅のテンションか
もうすぐ古代米が食べられると聞き、記念撮影しながら待つ
もうすぐ古代米が食べられると聞き、記念撮影しながら待つ
ちなみにすぐ近くに登呂博物館や芹沢銈介美術館もあり、狭いエリアながら3~4時間は楽しめそうである。

あとで知ったのだが博物館では弥生時代のコスプレもできたようだ。悔しい。竪穴式住居で体育座りしてないで博物館いけば良かった。
水田の前で炊かれていた古代米が配られた
水田の前で炊かれていた古代米が配られた
パサパサして香りが強いんだな
パサパサして香りが強いんだな
ほか、土器や石器づくり、季節によっては田植えなど体験プログラムがたくさんあるそうだ。「○○跡」ってだいたい放置されているイメージだけどここは積極的に楽しみを提供してくれていた。

さて次は火起こしのおじさんお薦めの場所に行こう。

お薦めスポット2:安倍川もち屋さん「登呂もちの家」

登呂遺跡のすぐ隣
登呂遺跡のすぐ隣
ちょうどお店が開いた時間で、朝から登呂遺跡を観光しただろうお客さんで早くも席は埋まっていた。500円からの手打ち蕎麦やお雑煮も魅力だが、やはりここはお薦めされた安倍川もち。

聞いた事はあるけど食べるのは初めてだ。
ほんのりとあたたかく弾力が強め。できるだけ早く食べるようにとかいてあった。特に「金な粉もちは一秒でも早く」とのこと。それもあってあっという間になくなった
ほんのりとあたたかく弾力が強め。できるだけ早く食べるようにとかいてあった。特に「金な粉もちは一秒でも早く」とのこと。それもあってあっという間になくなった
つきたての餅が一口サイズに丸まり可愛らしく並んで登場(500円)。安倍川もちはきな粉とこしあんの2種類がスタンダードだそうだ。

ちなみに「黄な粉」ではなく「金な粉」とメニューに書かれている。もともと安倍川もちは、茶屋の主人が家康をもてなした際、安倍川上流で取れる砂金に見立てて黄な粉を餅にかけて出したのが始まりらしい。
年季の入った店内ではお土産も買える。そもそもここ、安倍川もちで有名な「やまだいち」が経営する和風喫茶なのだそうだ
年季の入った店内ではお土産も買える。そもそもここ、安倍川もちで有名な「やまだいち」が経営する和風喫茶なのだそうだ
お店の人は忙しそうだったので、外で会った人に次のおすすめスポットを聞こくことに。
駅方面に移動しながら聞く
駅方面に移動しながら聞く
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一人目は失敗したが次に話しかけた男性に聞くことができた。
地図にも載っていない「グンジンジャ」を薦めてくれた
地図にも載っていない「グンジンジャ」を薦めてくれた
立派な木がうわっている神社だった。なんにも囲まれておらず広場といった感じ
立派な木がうわっている神社だった。なんにも囲まれておらず広場といった感じ

お薦めスポット3:ちょっと怖い軍神社

迷いながらもついたのは、時が止まったかのようなたたずまいをした「軍神社」。男性が薦めてくれた理由は「昔近くに住んでいて、なんとなく」だった。確かに、どこか印象に残る雰囲気の神社だ。

名前のとおり軍神を祭っているそうで、ヤマトタケルノミコトが戦勝祈願した伝説が残っているとか。

それにしても、なんか・・・ちょっと怖い。
手水舎にはフタがされており水が出ない。ひと気もなく聞こえるのはカラスの鳴き声のみ。奥に砲弾型の慰霊塔もあった
手水舎にはフタがされており水が出ない。ひと気もなく聞こえるのはカラスの鳴き声のみ。奥に砲弾型の慰霊塔もあった
こういうのすごく怖い
こういうのすごく怖い
「軍」という名前のイメージと、ギャアギャアとなくカラスの鳴き声が怖いのだ。

しかもそろえられた両靴が置かれているじゃないか。どういうことなんだ。ゾッとして思わず辺りをキョロキョロと見るがもちろん誰もいない。一人肝試しのようだ。

「新しい靴をここで履き替えて忘れていったうっかりさん」の仕業ということにしてソソクサと神社を後にした。
当然のことも怖く見えてきた
当然のことも怖く見えてきた
なんとなく怖い印象になってしまった神社だが、夏はここで打ち上げ花火がおこなわれ名物らしい。住宅街の一角で打ち上げとは、かなり迫力がありそうだ。

警察の人に声をかけられ、逆に聞く

そこから駅に向かうと、駿府城公園のお堀に咲く見事な桜が見えた。思わず自転車を止め桜の写真を撮っていると、隣の交番から若い警察の人が出てきて自転車のカゴに入っていた荷物を心配してくれた。優しい。

ついでにお薦めスポットを聞いてしまおう。
見事な桜が見える交番で聞いてみる
見事な桜が見える交番で聞いてみる
よく行くお店の裏メニュー写真を見せてもらった。めちゃくちゃおいしそうだ
よく行くお店の裏メニュー写真を見せてもらった。めちゃくちゃおいしそうだ
「自分、ここに配属されてからそんなに経ってないんであんまりよく分からないですよねえ」と言っていたが、食事どころとなるとイチオシがあったようだ。お昼どきなのでちょうどいい。

お薦めスポット4:キッチン塔子の親子丼

地元の人に愛されてる「キッチン塔子」。靴を脱いであがる
地元の人に愛されてる「キッチン塔子」。靴を脱いであがる
1階はカウンター。お客さんでいっぱいでお弁当待ちの人もいた
1階はカウンター。お客さんでいっぱいでお弁当待ちの人もいた
料理をしているのは主人一人。豪快かつものすごい手際の早さで料理を作っていく。

私はここの名物と聞いていた親子丼をオーダー。
きた!どろどろのじゅくじゅくタイプ。さらに生卵が乗ってる(かなりのボリュームで650円)
きた!どろどろのじゅくじゅくタイプ。さらに生卵が乗ってる(かなりのボリュームで650円)
卵4個使われている。みごとな黄金色!(たくあんも)
卵4個使われている。みごとな黄金色!(たくあんも)
この親子丼、鶏がらスープを使っているらしい。濃厚な旨みがじゅくじゅくの卵と柔らかい鶏肉にからまり食欲をそそる。

しかしそれにしてもご飯の量が半端ない。茶碗にして3杯くらいはありそうだ。女性はご飯少な目といっておいたほうがいいかも。
他の人の頼んだメニューにも目がいってしまう。あれ鶏がまるごとじゃないか?というくらいボリューミー
他の人の頼んだメニューにも目がいってしまう。あれ鶏がまるごとじゃないか?というくらいボリューミー
帰り際、交番の人からお薦めされた事を伝えると「どの人?メガネかけてる?違う?じゃあきっとあいつだな~」と嬉しそうにしていた。交番の人達はきっとみんなこのお店の常連なのだろう。

忙しそうなので質問は控え、交番にいた女性お薦めの「紅葉山庭園」に向かった。
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お薦めスポット5:駿府城公園の桜と庭園

公園内は桜の木がたくさんあり、花見客で大賑わい。そんななか庭園に行ってみるとチラホラとほどよい人の数であった。
週末だったのでお花見客でいっぱいの公園
週末だったのでお花見客でいっぱいの公園
そんな賑やかな公園の一角にある紅葉山庭園(150円)
そんな賑やかな公園の一角にある紅葉山庭園(150円)
ゆったりとした空間だ
ゆったりとした空間だ

まだ見ぬ富士山がついに登場?

庭園に入ってみると、そこは風流な世界。木、石、水、花といった自然のものをいかし、駿河の国の4つの風景を表現しているという。

その4つのうち、とても分かりやすい風景があった。富士山だ。
そういえばまだ見れていなかった富士山。下には茶畑と安倍川が表現されている
そういえばまだ見れていなかった富士山。下には茶畑と安倍川が表現されている
他からやってきた者としては、非常に静岡らしい光景が見れて嬉しい庭園だ。和の景色のミニチュアというか、盆栽を愛でるようなそういう可愛らしさもある。

茶室もあるので休憩にはもってこいの場所だった。

帰り際、スタッフの方に庭園の裏側にある桜並木と富士山が眺められるスポットがあると教えてもらった。
あのベンチから眺める富士山が綺麗なのだそうだ。木がちょうど絵のフレームのように見えるらしい。しかし残念ながら雲がかかって富士山見れず
あのベンチから眺める富士山が綺麗なのだそうだ。木がちょうど絵のフレームのように見えるらしい。しかし残念ながら雲がかかって富士山見れず

駿府城公園に行ったら見ておきたい、像とみかん

駿府城公園の見物といえば家康の「手植のみかん」とも聞いていたので見に寄った。
幼少時代と隠居後に駿府で過ごしたという徳川家康
幼少時代と隠居後に駿府で過ごしたという徳川家康
像の前にある「手植みかん」。家康が和歌山からもらったものを植えたそうだ
像の前にある「手植みかん」。家康が和歌山からもらったものを植えたそうだ
公園入り口にある弥次喜多像のベンチも注目スポット。座って撮るのちょっと恥ずかしいけど
公園入り口にある弥次喜多像のベンチも注目スポット。座って撮るのちょっと恥ずかしいけど

おすすめスポット6:県庁の展望台

さて次にやってきたのは静岡県庁。省略してしまっていたが、駅の案内所で地図をもらったときにお姉さんに聞いていたお薦めがこの県庁の展望台だったのだ。駿府城公園からすぐ近くだ。
21階の360度絶景ビュー。無料でとてもいい景色なのに人はまばら
21階の360度絶景ビュー。無料でとてもいい景色なのに人はまばら
富士山はやはり雲に隠れちゃってたけど、駿河湾が見えた
富士山はやはり雲に隠れちゃってたけど、駿河湾が見えた
TV番組「ほこ×たて」で使われた富士山写真が楽しめる
TV番組「ほこ×たて」で使われた富士山写真が楽しめる
他には椅子が並ぶくらいでお土産やも何もないけど、逆にずっとのんびりできる。富士山見たさに雲間が切れるのを待つ旅行客もいた。

お薦めスポット7:「モンマスティ」のミルクティ

1階の案内の方にお気に入りの喫茶店を聞くことができた
1階の案内の方にお気に入りの喫茶店を聞くことができた
可愛いらしい紅茶専門店「モンマスティ」。東京の千駄ヶ谷にももう一店舗あるらしい
可愛いらしい紅茶専門店「モンマスティ」。東京の千駄ヶ谷にももう一店舗あるらしい
県庁の方が「自分の娘の送り迎えの時によく寄る」というこちらのお店。カフェかと思ったら紅茶専門店。お薦めのミルクティを注文してみると、クッキーもおまけしてくれた。
いっけんマンモスと読みがち。普通のミルクティより香りよく、癒される
いっけんマンモスと読みがち。普通のミルクティより香りよく、癒される

ここは東京でいう代官山

ところでこのモンマスティがある「鷹匠」のあたりは若い人向けのお洒落なお店がチラホラ見られた。ミルクティをいただきながら店員さんにそれを伝えると「ここは東京でいう代官山といわれているんです」とのこと。

後で知るのだけど、もう少し繁華街の方にいくと渋谷や歌舞伎町のようなエリアもあるのだ、ちょっと面白い。
東京でいう渋谷みたいなところもある。狭いがここの交差点の交通量も凄い人だ
東京でいう渋谷みたいなところもある。狭いがここの交差点の交通量も凄い人だ
超地元というお姉さんに次のスポットを聞く
超地元というお姉さんに次のスポットを聞く
眺めがよいという「清水山公園」という所を薦めてもらった。雲も流れてきたし、運がよければ富士山が見えるかもという一言でそこに決定。やはり見たいのだ、本物の富士山が。
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お薦めスポット8:清水山公園からの景色

行って見ると、緑豊かというかほぼ山の入り口といった小さい公園だった。
清水寺の舞台みたいなものが!
清水寺の舞台みたいなものが!
入ってすぐのところに、京都の清水寺の舞台に似た展望台があった。地図を見ると近くに「清水寺」もあるしここの地名は「音羽町」。東京だけでなく京都ぽい場所もあったとは。

(あとで調べたところによると、京都の清水寺と地形が似ていたためこの名前がつけられたらしい)
プチ京都です
プチ京都です
確かに景色は良い。しかし方向が富士山とは違う気がする
確かに景色は良い。しかし方向が富士山とは違う気がする
富士山が眺められる場所はここではなさそうだ。遊歩道をさらに登り広場についたが、そこは木々が茂り何も見えなかった。
隠れるようにいちゃつくカップルしかいない。もっと上?
隠れるようにいちゃつくカップルしかいない。もっと上?
富士山が見える方向をカップルに聞き(無言で指さしてた)、はからずも登山開始
富士山が見える方向をカップルに聞き(無言で指さしてた)、はからずも登山開始
まだ奥に道はあった。どこまで続くか分からないが、富士山が見られる可能性があるならと、カップルに無言で指差された方を信じて進む。
誰ともすれ違わないので不安な頃に出てきたかわいい案内
誰ともすれ違わないので不安な頃に出てきたかわいい案内
一面に桜の木がある場所についた。突然おじさんがチラホラ現れてびっくり
一面に桜の木がある場所についた。突然おじさんがチラホラ現れてびっくり
反対側から登って来たらしきおじさん達によると、さらに先に富士山が見られるポイントがあるらしい。
富士山、かなり薄っすらだが見えた。幻覚かもしれないが
富士山、かなり薄っすらだが見えた。幻覚かもしれないが
行ってみたものの富士山は写真じゃ判別がつかないほどうっすらだった。よく見えないのは残念だが、かわりに桜の咲く絶景ポイントを見つけられたのでまあいいか。
満開だったらより絶景の場所である
満開だったらより絶景の場所である
そうこうしているうちに日が暮れてきてしまった。大急ぎで山を下り、今回出会った多くの人が行った方がいいよと言っていた神社へ向かった。

お薦めスポット9:静岡浅間神社

静岡駅から自転車で行ける距離でお薦めスポットを聞くと、みんなこの通称「せんげんさん」を教えてくれていた。神社だから多少遅くなっても大丈夫かなと思って後回しにしていたのだが…
浅間神社へと続く浅間通りもほんとはみどころ。既にほとんど閉まってたけど
浅間神社へと続く浅間通りもほんとはみどころ。既にほとんど閉まってたけど
本殿にはギリギリ間に合わず。間から覗いた
本殿にはギリギリ間に合わず。間から覗いた
残念ながらメインと言ってよい場所は閉っていて入れなかった。富士山を見ることにこだわらなければ入れただろうと思うと悔しいが、どうなるか分からないあたりがこの旅の醍醐味の一つともいえる。
ラストは交番で。いつの間にかお茶の入れ方をメモっていた。静岡ぽい
ラストは交番で。いつの間にかお茶の入れ方をメモっていた。静岡ぽい

お薦めスポット10:なんだかんだで「おでん街」

交番では静岡の色々な名産やスポットを教えてもらった。しかし残念ながらどれも遠かったり時間的に終わってる所ばかり。結果、有名どころではあるがおでん街がお薦めということに。
実はとても気になっていたおでん街
実はとても気になっていたおでん街
あの男性が入った店に決める。どこまでも人頼りだ
あの男性が入った店に決める。どこまでも人頼りだ
おでん街に並ぶ店はみんなカウンターで、10人も入れないくらいの店にギュウギュウ。

入るまでは観光客ばかりかと思ったら、意外や常連客が多い。気軽に話しかけてきてくれて楽しく酒がうまい。
年に1回パーティが開催されるほどファンが多い「みよしの」の大将。歯に衣着せぬタイプで「あんたは地味だ!」と言われた。どうすればいいのだ
年に1回パーティが開催されるほどファンが多い「みよしの」の大将。歯に衣着せぬタイプで「あんたは地味だ!」と言われた。どうすればいいのだ
定番の静岡おでんや新鮮な魚をいただきながら、常連さんや大将に地元の美味しい料理屋情報をたくさん仕入れることができた。もし余裕のある旅であれば、一日めの夜にこのおでん街に来て翌日の旅行プランを地元の人と一緒に立てるのも面白いかもしれない。

「だもんで」がお気に入り

「~~だから、~~なので」を地元の人は「~~だもんで」と言う。説明してくれるとき何度も聞きいてたら、優しいそのイントネーションがとても気に入ってすぐ移ってしまった。

今回の静岡市の旅を振り返ると、山などの自然の風景は残りつつも、とても栄えた街という印象で観光とはいいながら東京を散策している気持ちとあまり変わらなかった。まあ自転車でいける範囲だからだろうけども。それでもメジャーと穴場、しっかり周れて楽しかった。

ああでも、富士山が隠れてたり、見逃してしまった神社など心残りもある。。だもんで、またじっくり訪れたい。
大将が初めてならこれ食べな、と選んでくれた静岡おでん。はまるね
大将が初めてならこれ食べな、と選んでくれた静岡おでん。はまるね
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