天草を煮て寒天を作る
ところてんを作るために、海の近くにある直売所などで買える乾燥した天草(てんぐさ)を煮込んで寒天を作る。粉寒天とか棒寒天などでももちろんいい。
乾燥寒天5g、酢5g、水250g(覚えやすい分量)を火にかけて、沸騰してから弱火で50分くらい煮込み、水でぬらした金属製バット(野球で使わないほう)に薄く流し込んで冷やす。
煮詰まり具合は火加減や天草のポテンシャルにもよるので、各自うまいことやろう。
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ネギカッターで寒天が切れた!
薄っぺらい寒天を作るという、普通に暮らしているとあまりやらない料理が成功するのか不安だったが(理系の人は培養の実験でやるのかもしれないが)、フライ返しを使って全体を丁寧に剥がしたら、どうにかとりだすことができた。
ところてん作りの夜明けは近いぜよって思ったよ。
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ここで登場するのがダイソーで買ったネギカッターである。
だいぶ前にプラスチック製のところてん突きが売っていたのだが(その時に買った覚えはあるがどこにしまったかわからない)、現在は売り場に見当たらないので、どうしようかなーと考えた結果がこれだった。
このネギカッターありきで、薄い寒天を作ったのだ。
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強く抑えると崩れてしまう儚い寒天を優しく支えながら、刃の先をまな板に押し付けつつ一直線にカットする。
おおおおお、ちゃんと切れた!
これは気持ちが良いものだ。
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ところてんっておいしいですね
こうして、一見するとところてん突きという専用道具で作ったとしか思えない完璧なところてんが完成した。
適当な思い付きが大成功して、私はすごい充実感に包まれている。
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久しぶりに食べたところてんがすごくおいしかったので、良い感じのところてん突きが売られていたら、ついつい買ってしまいそうだ。
その結果、ところてん突きで白髪ネギを作ろうとして壊す未来が見えた。
ちなみにネギカッターはイカの下ごしらえにも便利である(こちらの記事)。