特集 イカはうまい 2016年2月29日

ネギカッターはイカの下ごしらえに便利だ

ネギカッターがあればイカに細かい切れ込みを入れられます
ネギカッターがあればイカに細かい切れ込みを入れられます
100円ショップなどで見かけて、便利そうだなと買うか迷った挙句、結局包丁でいいんじゃないかと思い直して買わない道具といえば、「ネギカッター」である。

あの単一機能ガジェット、実はイカの下ごしらえに便利なのだ。
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー)

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これが最新版のネギカッターだ

ネギカッター、前に買ったので家にあるはずなのだが、見当たらないので買い直してきた。使おうと思ったときにないのがネギカッターである。
なんとピーラー付き!
なんとピーラー付き!
最近のはピーラーが付いているのかーなんて思いながら買ってきたのだが、過去の記事を見直したら、5年以上前から同じ形状だった。

それはまあいいとして、これでイカに切れ込みを入れてみたいと思う。
イカは一般的なスルメイカをセレクトしました。
イカは一般的なスルメイカをセレクトしました。

簡単に切れ込みが入る!

刺身用のイカから内臓を抜いて、キッチンペーパーを使って皮を剥く。

これにスーッとネギカッターの刃を入れると、刃の数だけ切れ込みが入るのだ!

ちなみに力強くやればイカソーメンになるかなと思ったが、そこまでの切れ味はない。指を切らないように思い切ってイカを切ろう。
グイッっとやっても貫通はしない程よい切れ味!
グイッっとやっても貫通はしない程よい切れ味!
これでイカの下ごしらえは完了である。このひと手間で、噛みきれないままに飲み込んでウェーっとなる確率が低下!

炒めても、揚げても、茹でても、ウェーっとならない、ウェーっとレスなイカになった訳だ。なにいってんだ。
切れ込みの入ったイカをサッと茹でてみました。
切れ込みの入ったイカをサッと茹でてみました。

プロっぽい寿司もできる

一方向だけでなく縦横に刃を入れると、さらに切れ込みの数が増え、より食べやすさがアップ。

これを適当な大きさに切ってシャリに乗せれば、醤油の乗りが良くて、噛み切りやすいイカの寿司のできあがりである。
こんな面倒臭そうな切れ込みも、ネギカッターがあれば簡単に!
こんな面倒臭そうな切れ込みも、ネギカッターがあれば簡単に!
醤油がたっぷりすくい取れる!
醤油がたっぷりすくい取れる!
イカ用カッター、略してイカッター。

楽しくてイカッター。

白髪ネギが作れるだけなら包丁でいいんじゃないかと思って買わないネギカッターだが、イカ下ごしらえ用のイカッターにもなりますよとおすすめしたいのだが、やっぱり包丁でいいじゃんという気持ちを捨てきれない。

ただコンニャクの表面に切れ込みを大量に入れる必要がでたり、椎茸の十字の切れ込みの数を増やしてみたりしたくなる日もあろうだろう。今後もネギカッターという鋭利な刃物を心の引き出しに隠しつつ、静かに生きていきたいと思う。
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