もっと広まってほしい、ポンエペレと福司
ポンエペレは結構前からある商品らしいが、北海道ならどこでも手に入るわけではないらしく、今回は釧路に行って初めて出会えた。
最近は木彫り熊ブームが再来しているようだが、木彫り風のポンエペレもきっと喜んでもらえると思う。
北海道のお土産といえば海産物やスイーツなどが有名だが、なんだかいつも同じものばかり選んでしまうのでつまらない。
何か変わったものはないかなと思っていたら、釧路でおいしくてめちゃくちゃかわいい北海道土産に出会ったので、ご紹介したい。
時折北海道に帰省するのだが、いろいろ迷ってしまうのがお土産選びだ。
実家が帯広なので六花亭か柳月のお菓子を買うことが多いのだが、さすがにマンネリ化してきた。
だが今回、新たな北海道土産を発見したのだ。
釧路駅の売店で一目惚れした「ポンエペレ」という日本酒だ。
お値段は1700円。これはクマの陶器だけでも十分値があるんじゃないだろうか。
帰りのスーツケースのことを考えると、重くてかさばるのではないかと躊躇してしまったが、「絶対買った方がいい」と言う母に背中を押されて、意を決してお迎えすることにした。
木彫りの熊を思わせる、ジオメトリックなデザインがなんとも言えない。
「ポンエペレ」はアイヌ語で子グマだそうだが、かわいすぎず渋すぎず、なんともスタイリッシュだ。
久々に北海道土産でグッとくるものを見つけた気がする。これは中身が水であっても買う価値があると思う。
実はポンエペレは、1919年から休まず続く釧路唯一の由緒ある酒蔵「福司」が作っているお酒である。
福司の目玉商品には海底力(そこぢから)という、海底炭鉱の坑道で1年間熟成させた珍しいお酒がある。毎年限られた数しか作っていない人気商品なので、なかなか手に入らない希少なお酒だ。
日本酒には詳しくないが、まろやかでとても美味しかった記憶がある。
いやでも福司は知ってはいたが、こんなかわいらしい商品も出しているとは!もう買うしかないでしょう。
ポンエペレは、日本酒好きのドイツ人の夫にもウケた。
ポンエペレ、ちゃんとした酒蔵が作っているお酒なだけに味もしっかりおいしいので、めんこくてうまい最高の北海道土産である。
ポンエペレは結構前からある商品らしいが、北海道ならどこでも手に入るわけではないらしく、今回は釧路に行って初めて出会えた。
最近は木彫り熊ブームが再来しているようだが、木彫り風のポンエペレもきっと喜んでもらえると思う。
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