そもそもマキタの18Vシリーズが好き
自然の多い場所に住んでいると、否が応でも刈払機やチェーンソーを扱う機会が多い。僕はもっぱらマキタの18Vバッテリーで動く工具を使っている。
ほら、エンジン式工具って大きな音が出て罪を犯しているような気分になるし、混合油の管理も大変じゃないですか。チョークとかいう謎の機構があって意味わかんなくて怖いしさ。
バッテリー式なら充電して取り付けるだけで動くのがいい。エンジン式と比べると力不足は否めないものの、本体が軽くて静かで扱いやすいのは素人にとって何よりありがたい。僕が田舎暮らしに馴染めているのはマキタのおかげである。
マキタの18Vバッテリーシリーズは公式HPで「圧倒的互換性」を謳っていて、なんと390モデル以上もの工具を動かすことができるらしい。
すでに紹介した刈払機やチェーンソーのほかに高圧洗浄機、保冷温庫、果てには小型テレビなどまさに圧倒的なラインナップである。
ちょっと褒めすぎたので難点をひとつ挙げよう。マキタのバッテリーは高いのだ。純正品は定価で2万5千円以上もする。明治時代なら一生遊んで暮らせる金額である。
高価なもんだから、工具を買い足すときにも必然的に「マキタの18Vシリーズにしとくか…」となる。もはや手遅れ。策略にハメられている。僕などはハマりすぎて本籍地をマキタ沼に移したくらいである。
コーヒーメーカーがよすぎる
工具シリーズからコーヒーメーカーが発売されるなんて冗談でしょと思ったが、現場作業の休憩中に使われることを想定しているようだ。一貫性があっていいじゃないか。
そういうわけで、僕が買ったコーヒーメーカーを見てほしい。いまどき珍しい純粋な自慢をします。
本体は軽くて持ち運びがしやすいサイズ感で、マキタの18Vシリーズだぜとアピールするかのような青色がたまらない(カラバリはある)。変に洒落ていない無骨な見た目がまたいい。
日常的にコーヒーを飲む方ではなかったのだけど、さいきんはコーヒーメーカーのボタンをただ押したいがために一日に何杯も飲んでいる。おれはまだ買い物で興奮できる。この先には希望しかない。
車の中にコーヒーメーカーを置いておけば、眠気でどうしようもなくなったときに淹れたてのコーヒーが飲めるのもいい。取り回しのよさには利点しかない。ひみつ道具じゃんこんなの。
カフェポッドの箱がよすぎる
ここからは私的なオススメポイントを少し挙げたい。まず、マキタ専用のカフェポッドなるものが発売されているのだが、これの外箱がとてもいいのだ。
バリバリの現場作業員が載っていて、彼は信念しかない目をしている。最高。
「マキタの珈琲」と臆さずアピールしているのもいい。マキタにコーヒーのイメージは一切ないのに、自信満々に宣言されると納得するしかないから不思議だ。
コーヒーメーカーに描かれたアイコン
工具をよくよく見ると小さくアイコンが描いてあることがある。
チェーンソーでいえば上図のようなもので、使用方法を補助的に示す役割を持っている。
これがコーヒーメーカーだとどうか。
カフェポッドをセットする場所にコーヒー豆のアイコンがあるのだ。
普段はオイルなり刃なり工具然としたものが描かれているところに、植物の種子である。この意外性はなんというか、ファンサービスだと思った。かわいすぎる。
そして外は雨
コーヒーメーカーを紹介するだけだとなんなので、マキタのチェーンソーで巨木を豪快に切り倒し、それを椅子にしてコーヒーを嗜む展開にする予定だった。
しかし外は数週間ぶりの雨だった。それもとんでもない雨だ。
よく考えると文章や写真で雨が降っていることを伝えるのはとても難しい。
「雨がざあざあ降っている」
ただそう書いたとして、信じてもらえるだろうか。信じるに値するだろうか。どうだろうな。これが成立するなら「数字の0を発見したのは僕です」も通るんじゃないか。車輪も醤油もブラクラも全部ぼくが考えました。
雨の動画を撮った。
顔が入ってなかった。なんで動画撮ろうと思ったんだっけ。これでいいか。
そうこうしているうちに雨はやんだのだけど、濡れて疲れてしまった。動きたくない。どうもネガティブ方向に無軌道なところがある。うす暗くなってきたし、やろうとしたことの再現写真だけを撮ることにした。
【マキタがあればなんでもできる物語・イメージ】
こちらですね
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