花のある生活を!
花束が我々の生活に華やかさを与える。そういうことなのだ。同じことをしていても印象が全然違った。花束が我々の行動すら変えてしまう。そのような力を持っているのだ。問題は花束代5000円だけど、月に数回とか「華やかな日」を決めても良いかもしれない。

花束というものがある。花束をプレゼントするのはロマンチックだし、なんでもない日でも花束を買って部屋に飾れば、部屋が華やかになる。花の持つ力だ。それが束ねられているので、その力は倍の倍の倍、とどんどんと増す。華やかの権化なのだ。
つまり我々の生活を華やかにしようと思えば花束なのだ。花束なき華やかは考えられないのだ。ただ歩いているだけでは華やかではないけれど、花束を持てば華やか。世界を彩るには花束しかないのだ。
華やかな毎日と、そうではない毎日ならば、誰もが華やかな毎日を望むのではないだろうか。世界は色鮮やかで、自分自身も華やかで、幸せそうな感じが漂う。そのような毎日を求めているのだ。
上記の写真は私だ。ここに華やかさを感じるだろうか。私は感じない。自分で自分を華やかではないと書くのは複雑だけれど、事実として華やかではないのだ。彼は色を持ち合わせていない。華やかの真逆と言ってもいい。
人生を華やかにする方法はないかと考えた。私はとても考えた。事業に成功してタワマンに住むというのも華やかだろう。しかし、それは現実的ではない。私の能力ではそれは非現実的なのだ。でも、華やかにしたい。そこで辿り着いたのが「花束」でした。
花束を超える華やかにはなかなか出会えない。これを持つだけで人は華やかになれるのだ。ひまわりもあれば、ユリもある。華やかさがなかった私がこれを持つだけで、世界は彩られるのだ。写真を見れば一目瞭然だ。
写真を見たら誰もが花束がある方を華やかと思うはずだ。どちらも駅前の写真で寸分違わず同じ状況なのに、花束を持つだけで華やかになる。これが花の力。全てで通用する。花束で華やかになるのだ。
花束を持っている方がやはり華やかだ。何かドラマを感じる。これからロマンチックなことが起きるのではないか、と第三者が見ても思うはずだ。そう、花束を持っていればね。
水分を補給するという同じ状況なのに、花束がある方が圧倒的にオシャレである。華やかでありオシャレなのだ。花束の持つ力が持っている人にも伝わり、オシャレで華やかになるのだ。これを覚えてほしい。
花束を持っている方が幸せを感じる。ただ水分を補給するだけではなく、そこに幸せがあるのだ。涼しくすら感じる。あきらかに花束を持った写真の方が、「涼しいだろう」と第三者は思う、クーラーありそうだし。しかしほぼ同じ場所なのだ。これが花の力だ。パワーだ。
場所が微妙に違うんではないか、という意見がありそうだったので、ブランコという同じ状況で写真を撮った。結果はやはり変わらない。花束を持っている方がオシャレであり、幸せそうであり、華やかなのだ。これで花束の力を証明できたのではないだろうか。
花束の力がここまでで痛いくらいにわかったと思う。我々に足りなかったのは花束なのだ。服を着て、バッグを持って、花束を持つ。これが我々の正しい外出のファッション。花束がないから華やかにならなかったのだ。
花束を抱える際に腕が花束のビニール的な部分に触れるのだけれど、そこがあつい。そこだけ集中的に汗をかく気がする。華やかさがあるので、そのくらい些細な問題ではあるけれど、あえてあげれば欠点かもしれない。
爪先がとても汚かった。しかし、これは花束とは全く関係ない。花束を買う前に畑作業をしていたためだ。花束の欠点があまりにもないので苦し紛れに書いてみた。いや、この花束5000円した。5000円でこのボリュームは正直安いけれど、5000円は私には高い。それくらいだろうか。
ここまででほぼ花束に欠点はなく、ただただ華やかな毎日になるということがわかったと思う。引き続きそれを検証していきたい。同じ状況でも花束を持つだけで、我々の毎日は色鮮やかで華やかになるのだ。
同じように川にいるのだ。しかし、花束を持つと華やかだ。何より楽しそうに感じる。同じ川なのに花束を持つだけでこうも変わる。それをわかって欲しいのだ。違いは花束の有無だけなのだ。
場所は川だけれど、やっていることが違うではないか、という意見もあるだろう。それは無視しよう。その疑問は却下だ。しかし、あえて語るとすれば、花束が我々の行動を変えるということだ。つまり結局は花束の有無だけが違うということになる。
寝転がっているだけなのに、花束を持つと急にアイドルになった気がしてくる。花束があろうがなかろうが、寝転ぶという行為に変わりはないのに、花束があると華やかになる。花束こそ全てと言ってもいいかもしれない。
花束が我々の生活に華やかさを与える。そういうことなのだ。同じことをしていても印象が全然違った。花束が我々の行動すら変えてしまう。そのような力を持っているのだ。問題は花束代5000円だけど、月に数回とか「華やかな日」を決めても良いかもしれない。
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