特集 2018年12月30日

おもしろ×ビジネス~2018総集編「はたらく」

いま、インターネットではビジネス情報サイトが隆盛を誇っている(ビジネスなんとかというサイト多いですよね)。

みんなiPadやビジネス書を自腹で買ったりして、結局仕事が好きなのだ。

そんなビジネスブームのなか、デイリーポータルZはなにができるだろう?

「ビジネス×おもしろ」だ。

「ビジネス×効率化」「ビジネス×仲間づくり」などはあるが、「ビジネス×おもしろ」はなかった。そしてそれができるのは我々しかいない。

そう考えて2018年は「ビジネス×おもしろ」の記事を意識的に増やしてきた。

それらをざっくり箇条書きでまとめながら振り返りたい。

1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと新宿区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。

前の記事:ビジネスホテルのこだわり4

> 個人サイト webやぎの目

人の仕事の話はおもしろい

仕事はノウハウとセットである。当人がノウハウと思ってなくてもそれは他の人からしたら珍しい話だったりする。仕事の話はネタの宝庫だ。

カラオケ背景映像のひみつ(林雄司)

001karaoke.jpg
カラオケ背景映像の作り方をJOYSOUNDを運営する株式会社エクシングに聞いた記事
ざっくりまとめると
 
・カラオケ映像は10年使うので時代性を感じさせない映像にする
・具体的には電化製品をうつさない、女性の化粧は流行りに関係ないものにする(だからやぼったくなる)
・景色も地域を特定できないようにする

 


よく見かけるトイレのあいつ「サニタイザー」を知っているか?(榎並紀行)

002sani.jpg
男子トイレの便器の上にあるあの銀色の箱を作っているメーカーに話を聞いた。よく見るあれは何なのだろうか
ざっくりまとめると
 
・本体から薬液を出し、洗浄・脱臭・静菌・パイプのつまり防止・芳香・節水に効果がある。
・水圧を利用して薬液を希釈して流している。電気を使っていない
・50年前からあって、25万台設置されている

 

新書―テーマ・タイトルをどう決めるのか(西村まさゆき)

003shinsho.jpg
中央公論社の新書編集者にどのように企画されているかをインタビュー
ざっくりまとめると
 
・1冊に2~3年かかるのは普通、刊行までに30年かかった書籍もある(『吉田松陰』田中彰・中公新書)
・帯は3メートルはなれたところから見て「なんだ?」と思ってもらえるように作っている
・7つの種類に分けられる~ ①「入門書」②「名前ぐらい知っているけれどよく知らないもの」③「最前線の研究」④「今の話題」⑤「ハウツー」⑥「大家の思想」⑦「エッセイ的な読み物」

 

アメリカでカニカマを売る仕事(林雄司)

004kanikama.jpg
カニカマはアメリカでもポピュラーな食材である。石川県の練り物メーカー スギヨのアメリカ現地法人SugiyoUSAでローカライズと売り方について聞いた。
ざっくりまとめると
 
・アメリカでは旨味は好まれない。色は濃いほうが喜ばれる
・カクテルソースをつけて食べる
・冷凍の袋売りだけではなく、お店で解凍して他の海鮮と並べたら売れた

 

小学生の先生の字「先生フォント」はどこから生まれるのか(古賀及子)

005sensei.jpg
小学校の先生は先生らしい文字を書く。どうしてみな書けるのか、どこでマスターするのかを現役の先生に聞いた。
ざっくりまとめると
 
・小学一年生むけのお手本が先生にとってもお手本である
・行書のように繋げない
・「あ」「お」「か」は思い切って左側に書くとバランスが整う。「よ」とか「ま」の結び(丸くする部分)は楕円にする

 

なぜ明太子が博多名物なのか、ふくやの社長に聞いてみた(玉置標本)

006mentaiko.jpg
明太子の老舗 ふくやの社長にその歴史となぜ博多全体の名物になったのかを聞いた
ざっくりまとめると
 
・創業者がタラコで韓国料理「明卵漬(ミョンランジョ)」作ったのが明太子。10年かけて人気商品に
・近所の店が卸してくれと頼んできたが、創業者が「そんなこといわずに自分で作ったらいいじゃないか」と作り方やタラコの仕入れ先を教えた
・博多全体に広まる

 

でん六の鬼の面は「5月」から考えている(井上マサキ)

007oni.jpg
でん六は赤塚不二夫(フジオプロ)デザインによる鬼の面を毎年配っている。その裏にある苦労を聞いた。
ざっくりまとめると
 
・でん六が鬼の面の配布をはじめたのは1971年、翌72年から赤塚不二夫デザイン
・毎年のデザインを検討し始めるのは5月
・5月の段階で来年2月に流行っているものを予想しないといけない。「困ったら干支」

 

会社に届く胡蝶蘭はどこからやってくるのか(井上マサキ)

008kochoran.jpg
胡蝶蘭農家が埼玉県にあった。会社に届く胡蝶蘭はここで栽培していたのだ。
ざっくりまとめると
 
・繁忙期は「3月~4月」。異動、昇進、退職、新入学卒業と人が動くので。
・種から咲くまで5年ほどかかる
・贈答用として広まったのは、寄せ植えが考案され、宅配便が普及してから

 

骨付き肉の飾りのことが知りたい(べつやくれい)

009chap.jpg
七面鳥やチキンなど、いい肉についている紙製の飾り。あれを作っている会社が品川にあった。
ざっくりまとめると
 
・骨付き肉の骨についているのはチャップ花という名前
・職人さんと社長が手作りしている
・一番売れるのはクリスマス。梅雨明けからパーツを作り始めている

 

どこまで怖くするつもり?お化け屋敷プロデューサーに聞きました(安藤昌教)

010obake.jpg
お化け屋敷プロデューサー五味弘文さんに人を怖がらせるためのコツを聞いた
ざっくりまとめると
 
・暗い、曲がり角、ドアが多いはお化け屋敷の定石
・なにか出てくるに違いないというお客さんの想像力を逆手にとって怖さの部分を育てる
・五味さんは自分が作ったお化け屋敷は怖くないが、人が作ったのは怖い

 

365日サンダルをはく男が選んだ最強サンダル「ジャスタブル」!(北村ヂン)

011justable.jpg
ドン・キホーテでしか見かけないジャスタブルというサンダル。ドンキではずらりと並んでいるのにネットで全く情報を見ない。その謎を直接聞きに行った
ざっくりまとめると
 
・ジャスタブルはドン・キホーテで販売しているシューズのオリジナル(専売)ブランド
・サンダルの他にビジネスシューズ、スニーカーもある
・価格は3種類、サイズも3種類である
▽デイリーポータルZトップへ つぎへ>

デイリーポータルZを

 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ

↓↓↓ここからまたトップページです↓↓↓